紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

一汁二菜 新型コロナ・クラスター対策班

2020年03月23日 | 田舎暮らし&家族

料理研究家・土井善晴さんが書いた『一汁一菜でよいという提案』の本が、忙しい奥様方をホッとさせたという。

「ごはん」と「具だくさんのみそ汁」で充分。それが「一汁一菜」だという。

今日、我が家のお昼は「一汁二菜」だった。今まで質素だと思っていた食事が、豪華に思えてきた。

 

・・・・・お昼前のこと・・・・・

家内から、「お昼、肉じゃが作るけど、お味噌汁作ってくれる?」と頼まれた。最近は、総料理長から「まかないコック」が指名されることもチョクチョク。

腕が認められたのか、自分で作るのが面倒なのかはわからないが、頼りにされているのは間違いない。

自分が作る味噌汁は気分によって変わる。手早く作りたいときは、具材は「乾燥わかめ」と細かく切った「麩」を入れるだけ。

大体は具だくさんの味噌汁が多い。今日は総料理長に指示した。「玉ねぎ」「大根」「キャベツ」を切っといてと。

豚肉を入れて豚汁をと思ったが、解凍したり肉を切ったりの手間が煩わしく思えてきた。代わりに「ベーコン」を適当な大きさに切って入れることにした。

初めての試みだった。あるものは何でも使ってみるのが、我流の「まかないコック」の本領。傍らで家内が、「エー、そんなん入れるん?」とあきれていた。

味見をした。野菜だけの味噌汁では味わえない風味がした。豚汁より上品な味がした。家内にも味見してもらった。「ウン、エエ味やなあ」と。「ベーコン」のレパートリーが広がった。

家にある食材を使うのが「まかないコック」。ただ、使う「お味噌」だけは、こだわっている。

隣では、家内が肉じゃがを煮ていた。

・・・・・社協へ行ってきた・・・・・

先日、青春クラブの監査をしてもらった。社協提出書類もチェックしてもらった。

午後、今年度の活動明細・入手金明細・決算書、来年度の計画書・予算書・役員体制・会員異動名簿など8種類の書類、および添付の領収書を社協へ提出してきた。

ただ、新型コロナウイルスの終息を見極めるまで活動を休止することにしているので、しばらくはクラブ活動のお世話もお休み。

今は、正確なコロナ情報を収集するだけ。

 

・・・・・クラスター対策班(厚生省)では・・・・・

情報収集のため、録画しておいたNHKの「パンデミックとの闘い(感染拡大は封じ込めるのか)」をみた。

厚生省に設置された「クラスター対策班」で指揮をとる東北大学の「押谷仁」教授への取材が中心だった。

全国の感染状況・感染経路・世界の感染状況など、最新情報にもとづき分析した結果や注視しているポイントについて説明してくれた。

番組では、ウイルスの飛沫が換気の悪い室内で漂う映像が流れた。せき・くしゃみだけでなく、大声での会話でも飛沫が空中を20分間ほどさまようこともわかった。

印象に残ったのは、「このウイルスは、他のウイルスと違って生き抜く賢さを備えている」と。忍者のように見つからないように潜伏し、人から人へ感染させる特異性を持ったウイルスという意味だった。

感染者が爆発的に増加するオーバーシュート現象が起これば、諸外国のような地域封鎖・外出規制は避けられないし、医療も崩壊する。家にこもるしかなくなる。

それがいつ起きてもおかしくないと彼らはみている。感染者数が増えている大都市ほどリスクは高い。

感染経路をたどれない感染者が増えてくれば、事態は緊迫してくると覚悟しなければならない。

それを心配しながら、彼らは情報収集と分析と対策に日夜奮闘してくれている。

オーバーシュートになるかならないかは、緩やかな規制で収まっている我が国では、国民一人一人の認識度・協力度如何だと受け止めた。

 



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