世間はゴールデンウィークとやらで、遊園地や観光地が大混雑だったらしい。
気ままな我が田舎暮らしは、1年365日がゴールデンイヤーみたいなもの。よってゴールデンウィークと聞いてもピンと来ない。
世間はゴールデンウィークと騒いでいたが、自分は家庭園芸にいそしんだ。
・・・薬剤散布の準備・・・・
「動力噴霧器(動噴)」を使って、果樹や庭木に殺虫剤を散布した。
いつもは電池式簡易噴霧器を使うが、この時季は落葉樹の葉っぱが生い茂り、庭木は背丈も高いしで、噴霧パワーが強い動噴を使うことにした。
家庭園芸なので年に1~2回使うか使わないかの動噴だけに、機器や道具を揃えるのにも「アレ忘れた・コレ忘れた」と何回も行ったり来たりして運んだ。
簡易物置からは、動噴、ホース類・撹拌機、タンクを軽トラ荷台まで運ぶこと3往復。
倉庫内からは、殺虫剤・殺菌剤、液体計量器・重量計量器、散水用の鉄砲、タンク排水口を開ける時の道具、カッパ、散布用手袋、散布用マスクを運ぶこと数回。
・・・やっと、道具類が揃った・・・
専業農家みたいに散布面積も広くないので、発動機と灌水器がセットになったコンパクトな動噴。散布口は2か所ついているが使うのは1か所。タンクの中の薬剤と水を常時撹拌してくれる器材は必須なので接続。
パワフルに噴霧でき高いところまで散布できる噴口の「鉄砲」も取り付けた。
地区の農耕者用灌水場で給水。
散布を開始するまでの準備に、約1時間かかった。散布終盤の「梅」の散布時には、殺虫剤に殺菌剤も加えた。
薬剤散布は約1時間半で終わった。
・・・散布を終えて・・・・
薬剤散布が終わってもエンジンは止めず、用意しておいた水で灌水器やホースの中に通水して洗浄。
洗浄が終わってもエンジンは止めない。
滅多に使わない動噴なので、次に使うときにエンジン始動しやすいようにと、発動機の給油コックを止めエンジン内の燃料がなくなり自動的にエンジンが止まるまで待った。
そんなこんなで片付けるのにも約30分はかかった。
1時間半の薬剤散布に、準備と片付けに1時間半。約3時間の薬剤散布作業だった。
簡易噴霧器と違い、動噴は葉っぱにもタップリと薬剤散布出来るし、高い枝でも楽々散布できるし、散布時間も短い。でも準備と片付けが手間な上に、薬剤もたくさん使うので農薬コストがかかる。
そんなことから、薬剤散布時、動噴を使うか簡易噴霧器を使うか、いつも躊躇する。