地区で管理する「薬師寺」の法要でお世話になっている「お坊さん」が、知人の「真言宗のお坊さん」を連れて薬師寺を拝観したいと連絡があった。
事前に「お坊さん」から、『いろいろ話が聞けると思うので、ご都合が良かったら、ご一緒にどうぞ』と連絡を頂いていた。
今日、薬師責任者とともに案内した。はじめてお目にかかった真言宗のお坊さんは、四国から来られた宗教の歴史に博学な方だった。
・・・いろんなことが、わかった・・・
記録も文献も残されていない「お寺」だけに、起源も経緯も不明だらけ。今日、いろんなことを知った。
『平安時代、薬師寺を全国に広めるように勅令が出たので、薬師寺が一気に広まった』
『明治時代の神仏分離令以降、宗派や所属が定かでない多くのお寺が焼き払われた。お寺を残そうと、全国各地で宗派入りして庇護を求めた』
『祀られている薬師如来は立派だがアチコチ傷んでいる。修復が必要。専門家に依頼すると莫大な費用がかかる』
「大きなお寺は、入口に大門(前門)、続いて中門、そして本堂がある。ここにある木部立像は、その中門に祀られる像なので相当に大きなお寺から移されてきたはず」
『境内に尼僧のお墓がある。戒名から浄土宗の僧侶が住職だった証。明治4年没だが、調べればわかるかも知れない』
その他、たくさんのことも教えてくれた。
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この10月にとりまとめ、「お世話になっているお坊さん」や「自治会区長」や「薬師責任者」に渡した『薬師寺って どんなお寺』の資料、追加・修正しなければならなくなってきた。
・・・が、宗教の歴史や仏像や各宗派の教義などに全く知識のない自分には、どう書き直すかは厄介すぎる。
脳トレどころか、脳パニックになりそう!