紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

ひとり言 昨日の雨は癒しの雨 今日の雨は気力をそぐ雨 でも料理長が・・・

2015年11月09日 | 田舎暮らし&家族

雨に変わりはないのに、人それぞれで受け止め方が変わってしまう。

昨日の雨は、「珍しく朝から晩まで2日間も頑張ったんだから骨休みしたら」とか、「前日に植えた玉ねぎ苗、雨をあげておくからゆっくり休んでよ」とか、受け取れた。

今日の雨、予報では午前中までのはずだった。ところが午後も降り続き、深夜なのにまだ降っている。気になっていた野沢菜の漬物作りと大根の麹漬け作り、作業にかかればどちらも半日以上はかかる。作業がずれて暗くなるのは御免だから、やるなら朝から始めたい。でも、これだけ2日も降ると、明日は畑の土がぬかるみ大根や野沢菜の葉も濡れたままだと思うと、「朝から頑張るぞ」という気力が湧いてこない。

今日の昼食、なぜか昔ながらの田舎弁当が食べたくなった。「ご飯の間に鰹節をはさみ、上には梅干し・昆布・漬物をのせ、卵焼きと前夜の残った玉ねぎとブロッコリーの天ぷらを添えた弁当」を作った。食べるというので家内のも作った。「つわり」がひどくて静養に戻ってきた娘、食べられるかどうか分からないが、ついでに少量だけ作っておいた。嬉しかったのは、美味しいと言って娘が食べてくれたこと。天ぷらは残したが、ご飯を追加するほどだった。雨だから作ろうと思った弁当、それが家族に喜んでもらえるとは。明日も料理長で頑張ってみるか。降っている雨さん、それでいい?


遅まきながら 玉ねぎ苗を400本植えた やっぱり休憩・休憩・また休憩

2015年11月07日 | 家庭園芸&直売所

植える畝の準備が出来ていなかったので、予約時に遅い目にしてと頼んであった。途中、ホームセンターから問い合わせがあったので11/6入荷分でお願いし、昨日、苗を受取ってきた。

今朝、家内に「今日は玉ねぎ400本植える」といったところ、その数の多さにビックリし、作業の大変さと体を気遣い、自分は更年期障害でシンドイはずなのに「手伝おうか」とか、「休みだから息子にも手伝ってもらったら」と声をかけてくれた。「大丈夫、しんどくなったら止めるから」と気遣いを遠慮し、作業を始めることにした。

昨日の「さつま芋掘り」は、スコップを使った体力勝負だった。今日は、うずくまっての窮屈な姿勢での作業。20分を過ぎた頃から足が悲鳴を上げだした。痛みをごまかすため、作業姿勢に変化をつけようと、お尻をつけて座ってみたり、ヤンキー座りしてみたり、両膝をつけてみたり、片膝をつけてみたりと工夫しても、足の痛みが出ない姿勢は見つからなかった。いろんな姿勢をしつつ、足が耐えられなくなると休憩して痛みが和らぐのを待つしかなかった。足腰の弱さを痛感。前日同様、休憩・休憩・また休憩の繰り返しとなった。

途中、何度か「別に今日中に全部植えなければならないことはないし・・・」という思いがよぎることもあったが、「イヤ、やりきってしまわなアカン」という思いが打ち勝ち、極早生225本、晩生220本の計445本を植えきった。また、何度か小雨に見舞われたが、濡れながら頑張って作業を続けている自分がチョッピリ誇らしく思えてきた。

写真は、植付・散水が完了した玉ねぎ苗。さつま芋跡を整地して2畝を作った。1畝15mで3筋植えにした。マルチはさつま芋で使ったものを再利用し加工。

例年、ご近所さんから「立派な玉ねぎ」と称賛され、その都度、植えるときに「おまじないしておく」からなどと冗談を飛ばしていた。真面目な方から尋ねられたので、その「おまじない」を説明した。

「長期間効果のある野菜の土」をミニスコップに1/3ぐらい入れながら苗を植える方法をゼスチャーまじりで説明。使っている野菜の土の購入先も伝えた。これで根張りがよく立派になるみたいと。「今年、教えてもらったとおり植えてみた」と聞くと、なぜか嬉しくなってきた。


1週間ぶりの家庭園芸 心身のリズムが・・・

2015年11月07日 | 家庭園芸&直売所

所用で東京に行ったり、青春クラブで国華園の菊花展2015に行ったり、義母のお伴で花問屋に仕入れに行ったりなどで1週間ぶりの畑仕事をした。昨日は、2番苗で遅く植えた約70株のさつま芋掘り。蔓を切り、マルチをはがし、スコップで掘り、1つ1つ大きさや傷をみて仕訳し、水洗いし、新聞紙を敷いたコンテナに移し替えて保存という作業行程、1日で終えるはずだった。

体がきつくて少しスコップを使えば息が上がって休憩。長雨の影響か、出来の良くない芋ばかりが出てくると気力も萎え、ため息まじりで休憩してしまう。かすかに残っている「途中でやめる訳には行かない」という心の叫びで、気力を奮い立たせ作業を再開する。この繰り返しが続いた。

途中、遅くにとお願いしていた「玉ねぎ苗」が入荷したとホームセンターからの連絡があり引取に行って来たり、ご近所のみかん農家が収穫が始まった「早生みかんのS・2Sサイズ」をコンテナに入れて持ってきてくれり、雑談したりで作業が中断。

薄暗くなった畑で、1つ1つ大きさや傷をみて仕訳してコンテナに収納する作業が続いた。道行く車のヘッドライトがあたったりすると、頑張っている自分が誇らしくなってくる。土のついたまま、倉庫にコンテナを運んだ時は真っ暗だった。作業は完了しなかったが暗くまで作業をすると、休憩ばかりだったことを忘れ「1日頑張った」という充実感に浸ってしまった。

今日も頑張ろう!


国華園の菊花展2015 すごい! 見事!

2015年11月06日 | 家庭園芸&直売所

11/3、今年も菊花展全国大会をみに和泉市の国華園に行ってきた。青春クラブ・旅サークルで先月に行く予定だったが、花が蕾と聞き11/3に延期した。早生みかんの収穫が始まった農家は参加できなくなったので気の毒だったが・・・

昨年は審査会後に行ったので、どうしても「日本一」「〇〇大臣賞」「〇〇大使館賞」などが目に入ってしまった。そこで、今年は11/5の審査会前に行き、先入観なしに自分達で作品を評価する楽しさを味わってきた。

審査日の直前だったので、出展者達が「菊の花びらを一枚一枚直したり、花が開ききらないようにタオルをかけたり」と入念な作業を垣間見ることができた。審査が終わっていれば、こんな作業はみれなかった。

祭日で混雑が予想されたので8時半に着くよう出発した。お蔭で一等地の駐車場に入れた。帰り際、案の定、駐車待ちの車が数珠つなぎになっていた。ただ、昼食にとララポートに案内したが、どこも行列だらけだったのであきらめた。平日に来ればよかったかもと思いつつ、休日は高速料金が割安だから「まあ、いいか」と自問自答。

11/5の審査会までに花が開ききってしまわないようにとタオルをかけた菊がアチコチに。

 せっかくなので園内を物色し、「太秋柿」と「甲州小梅」の苗を買ってきた。

太秋柿は、「富有柿」をベースに「次郎」と「興津15号」を掛け合わせて出来た品種とのこと。特徴は大玉で果肉が梨のようにさくさくとして軟らかく果汁が大変多く糖度も17~18度程あるとか。これで、富有柿2本、禅寺丸1本と併せ、柿が4本となった。

甲州小梅は関東地方でよく作られているとか。我が家には、南高梅1本、小梅1本、昔からの大梅1本(切り花利用が主)がある。家族や親戚が昔ながらの酸っぱい梅が大好き。みんなが遠慮なく1年中食べるには、年によって不足気味となってきたので、孫達も食べやすい小梅の苗を植えることにした。これで、梅が4本となった。


田舎から東京へ行くと・・・ その7 モスバーガー・マクドナルド・コンビニ 有難みを痛感

2015年11月05日 | 旅行・街歩き・お店・写真

田舎ではモスバーガーやマクドナルドは国道沿いに多くドライブスルーもある。車社会を前提にしている。でも、車で店の前は通っても、ハンバーガーは好きでないので殆ど寄ったことがない。足が疲れたり喉が渇いたりタバコが吸いたくなったりしても、お店を探す必要もない。足が疲れれば道端に座ればよい。タバコを吸いたくなったら車でも畑でも道端でも吸える。喉がかわけば自動販売機がアチコチにある。だから、休憩場所を探す必要もない。

都会だとそうはいかない。街中を1時間も散策すれば、足が疲れたり喉が渇いたりタバコが吸いたくなったりの症状が出てくる。ところ構わずに休憩もできない。そんな時、お世話になったのがモスバーガーやマクドナルドだった。しかも、モスやマクドは駅前だと必ずみつかるので探しまわる苦労もなかった。ホント、有難かった。

間食や夜食にサンドイッチやおにぎりの軽食が食べたくなったり、お茶やビールも欲しくなる。そんな時、いたるところにあるコンビニのお世話になった。田舎ではコンビニに行くのも車が必要だが、都会では歩いて数分のところばかり。ホント、有難かった。

モスバーガー・マクドナルド・コンビニさん、おかげで不自由なく東京を楽しめました。サポートしてくれて有難う!


田舎から東京へ行くと・・・ その6 歩く街 & 勘違いされる街だった 

2015年11月04日 | 旅行・街歩き・お店・写真

・都会人は、驚くほど歩く。

田舎から出ていくと、履き慣れていない革靴なので足腰の負担がハンパない上に、せっかく来たのだからと頑張ってアチコチを散策する。2日間の一人散策、携帯電話の簡易歩数計でみると距離で20km超、時間で延べ6時間超となっていた。実質7割としてもすごい距離と時間。田舎でこんなに歩くことはない。足腰も家庭園芸とは異質の疲れ方をする。散策は別にしても駅の乗り降りや目的地までの歩きだけでもハンパないほど歩く。田舎は車社会、都会は公共交通&歩き社会だと痛感。人の流れがあるので速歩と遅歩を交互にする短時間で効果があるというウォーキングは無理としても、電車通勤している人は工夫次第で足腰を鍛錬できる環境にあると思った。

・風貌で勘違いされる街。

原宿では店の黒人男性から「ニーハオ」と挨拶された。残念ながら、彼等みたいに爆買いできるほどお金を持っていないのに。欧米人からすると、「アジア人は、みな同じような人相に見える」と聞いたことがあるので、彼等も勘違いしたのだろうと思いつつも、日本国内で中国人に間違われるとイヤな気分になる。

駅前のスモーキングエリアで生垣の縁に座り、タバコをくゆらしていたときのこと。二人の中年女性が近寄ってきて「〇〇線の乗り場は、どっちへ行ったらいいんですか」と聞かれた。聞いたこともない路線名だった。今度は東京の住人と勘違いされたみたい。「こちらも田舎から出てきたので・・・ でも、通りの向かいのビルに書いてある〇〇線乗り場、あそこと違いますか」 たまたま、目に入った看板がドンピシャだったようで、お礼まで言ってもらった。なぜか、誇らしげな気分になった。


田舎から東京へ行くと・・・ その5 上野のパンダをあきらめたおかげで・・・・・ 

2015年11月04日 | 旅行・街歩き・お店・写真

一人散策の続編。

白浜のパンダは知っているし、いつでも行ける。でも、上野のパンダは見たことがないし「時間もあるし、行ってみるか」と思いついた。

まずは「西郷さん」にお会いした後、「スカイツリー」が見えたので写真をパチリ。途中、大道芸をみたりしながらブラブラと動物園に向け木々の間を歩いていると、急に秋風の冷たさが身に染みてきた。この服装では、このまま歩けば風邪をひくかもとパンダをあきらめ引き返した。

以前に来たときから変わらず、西郷さんは威風堂々と立っていた

上野公園からみたスカイツリー

戻った上野駅構内は暖かかった。構内では、岩手の「宮古」から来られたという方々により、笛や小太鼓などに合わせた郷土の伝統文化であろう舞が始まろうとしていたので、しばし鑑賞。パンダには失礼だが行かなかったおかげで、一生、出会えなかったはずの「宮古」の貴重な伝統の舞をみることができた。ご縁があったとしか言いようがない。


田舎から東京へ行くと・・・ その4 家内の楽しみは、激安衣料店「のとや」・・・?

2015年11月03日 | 旅行・街歩き・お店・写真

夕方、所用が終わった頃合いに家内を迎えに行くと、これから、以前に行ったこともある下赤塚の激安衣料店「のとや」へ行こうという。日中の一人散策で足が棒になっていたが、家内の楽しみに頑張って付き合った。

激安店で掘り出し物を探し、「このジャケット385円って、すごい!」などとご満悦。これが楽しいらしい。帰ってから「これ、いくらやったと思う?」と家族や周囲に問いかけ、「えー、ウソみたいな値段やな。すごい!」と驚かせるのも楽しいらしい。でも、ホテルから足をのばして下赤塚まで買物に行ったのだから、往復の電車賃も上乗しないと・・・と思うのだが・・・

 


田舎から東京へ行くと・・・ その3 アメ横のエネルギーを味わいに行ったが・・・

2015年11月02日 | 旅行・街歩き・お店・写真

1人散策の続編。店先からの威勢よい声、すごい数の店、人の波、田舎とは異質のエネルギーを味わいたくて行ってみた。やっぱり予想どおりすごかった。でも、以前と違ったのはアジア系の観光客らしき人の異常なほどの多さ。欧米人も目についた。どうも地元の買い物客や日本人観光客が少ない街になったみたい。

やや人通りが少なく、外国人観光客もたむろしていないお店に立ち寄り、欲しいと思っていた裏表が牛革のベルトを自分のおみやげに購入。今までの1000円ベルトとは大違いにチョッピリご満悦。勿論、「まけてくれるやろ」という関西人特有の一言も忘れない。大阪のオバチャンみたいに「値切り倒す」ことはできないが、それでも軽い一言で消費税分を引いてくれた。店員さんの話では、アジア系だけでなく欧米人の外国人観光客も増えているとか。アメヤ横丁、10年後はどんな街になっているのやろ。


田舎から東京へ行くと・・・ その2 原宿ってどんなとこやろ

2015年11月02日 | 旅行・街歩き・お店・写真

1人散策の続編。テレビでしかみたことのない原宿・竹下通り。ギャルの街とかコスプレが集う街とか言われているので自分とは縁遠い世界。その見知らぬ世界、「どんなとこやろ?」「どんな風情やろ?」と場違いを覚悟して途中下車してみた。

修学旅行生やコスプレ衣装で歩く人をみかけたりで半分は評判通り。でも半分は違った。どこの観光地でもそうだがアジアからの観光客らしき人が多かった。また、アフリカ系の男性が店のアチコチに立って声をかけている風情は、一瞬、異国に来たのかと錯覚させるほど。まして「ニーハオ」なんて声をかけられると・・・。早々に退散した。


田舎から東京へ行くと・・・ その1 やっぱり東京タワー

2015年11月01日 | 旅行・街歩き・お店・写真

交通機関を乗り継いだりするのが苦手だし、見知らぬ街だと右往左往する驚くほどの方向音痴な家内、その家内の所用に付き添って東京へ行ってきた。でも、所用先に着けば自分は夕方までフリータイム。

そこで時間つぶしにと思いついたのが、スカイツリーではなく愛着のある東京タワー。東京タワーは、1回目は中学校の修学旅行だったが記憶が残っていないし、2回目の家内と義母で一緒に回った「はとバス観光」では足早に回ったしで、今までゆっくりと見て回った記憶がない。今回は、150mの大展望台と250mの特別展望台で思う存分に景色を眺め、レストランでゆっくりと食事も頂いた。東京タワーに登るのもこれが人生最後の機会かと思うと、感慨深かった。

スカイツリーもみえた

歩いてきた赤羽橋駅付近もみえた

地下鉄・赤羽橋駅で恐る恐る座ってみたスケスケの椅子。背もたれもスケスケ。なぜか、くつろいだ気分になれなかった。