紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

田舎から東京へ行くと・・・ その6 歩く街 & 勘違いされる街だった 

2015年11月04日 | 旅行・街歩き・お店・写真

・都会人は、驚くほど歩く。

田舎から出ていくと、履き慣れていない革靴なので足腰の負担がハンパない上に、せっかく来たのだからと頑張ってアチコチを散策する。2日間の一人散策、携帯電話の簡易歩数計でみると距離で20km超、時間で延べ6時間超となっていた。実質7割としてもすごい距離と時間。田舎でこんなに歩くことはない。足腰も家庭園芸とは異質の疲れ方をする。散策は別にしても駅の乗り降りや目的地までの歩きだけでもハンパないほど歩く。田舎は車社会、都会は公共交通&歩き社会だと痛感。人の流れがあるので速歩と遅歩を交互にする短時間で効果があるというウォーキングは無理としても、電車通勤している人は工夫次第で足腰を鍛錬できる環境にあると思った。

・風貌で勘違いされる街。

原宿では店の黒人男性から「ニーハオ」と挨拶された。残念ながら、彼等みたいに爆買いできるほどお金を持っていないのに。欧米人からすると、「アジア人は、みな同じような人相に見える」と聞いたことがあるので、彼等も勘違いしたのだろうと思いつつも、日本国内で中国人に間違われるとイヤな気分になる。

駅前のスモーキングエリアで生垣の縁に座り、タバコをくゆらしていたときのこと。二人の中年女性が近寄ってきて「〇〇線の乗り場は、どっちへ行ったらいいんですか」と聞かれた。聞いたこともない路線名だった。今度は東京の住人と勘違いされたみたい。「こちらも田舎から出てきたので・・・ でも、通りの向かいのビルに書いてある〇〇線乗り場、あそこと違いますか」 たまたま、目に入った看板がドンピシャだったようで、お礼まで言ってもらった。なぜか、誇らしげな気分になった。


田舎から東京へ行くと・・・ その5 上野のパンダをあきらめたおかげで・・・・・ 

2015年11月04日 | 旅行・街歩き・お店・写真

一人散策の続編。

白浜のパンダは知っているし、いつでも行ける。でも、上野のパンダは見たことがないし「時間もあるし、行ってみるか」と思いついた。

まずは「西郷さん」にお会いした後、「スカイツリー」が見えたので写真をパチリ。途中、大道芸をみたりしながらブラブラと動物園に向け木々の間を歩いていると、急に秋風の冷たさが身に染みてきた。この服装では、このまま歩けば風邪をひくかもとパンダをあきらめ引き返した。

以前に来たときから変わらず、西郷さんは威風堂々と立っていた

上野公園からみたスカイツリー

戻った上野駅構内は暖かかった。構内では、岩手の「宮古」から来られたという方々により、笛や小太鼓などに合わせた郷土の伝統文化であろう舞が始まろうとしていたので、しばし鑑賞。パンダには失礼だが行かなかったおかげで、一生、出会えなかったはずの「宮古」の貴重な伝統の舞をみることができた。ご縁があったとしか言いようがない。