自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

'24春 虫の目レンズは友 ~ハクモクレン(続々)~

2024-04-01 | 

ハクモクレンが一気に開花。二日前は蕾だったのですが。咲きたくてうずうずしていたのでしょう。

電車が右から左へ。

 

よく見ると,ずうっと家の屋根が見えます。午後だったので,電車の車体が黒っぽく写っています。今度は午前中にチャレンジ! ヘッドライトも入れたい!

 

翌朝。晴れ渡りました。木の高さを入れたくて,縦方向で撮りました。ただ,この時点では花は閉じたまま。それが残念。

 

何度か通ってやっと撮れたように思います。ハクモクレンに感謝。

 


'24春 虫の目レンズは友 ~ハクモクレン(続)~

2024-03-31 | 

3月27日(水)。公園のハクモクレンは,部分的には開花していますが下の枝はまだです。日当たりが関係しているのでしょうか。犬を連れたご夫婦が歩いて向こうへ。

 

メタセコイヤの影がきれいに地表に描かれています。冬から春への衣替えが地面にも表れています。

 

わたしの撮影は一枝主義です。定点撮影です。ここだと決めたらとことんこだわります。この枝はある程度の高さにあります。じつはそのために脚立を持って行って,それを使いながら撮影しました。

3月29日(金)。二日後。蕾は確かに膨らんでいます。

 

遠景は山なみと白い雲。

 

今度は花が大きく開いたときに撮るつもりです。あと数日です。

 


'24春 虫の目レンズは友 ~ハクモクレン~

2024-03-29 | 

いろんな花の便りが届きます。春になったんだなあとうれしくなります。

ハクモクレンも便りの一つです。この花はわたしには特別の意味があります。毎年,近くの公園で観察・撮影を続けているからなのです。白い,大きな花はさすがといってよいほどに優雅さを感じさせます。春がどっと一気にやってきたという感じにさせてくれます。

久しぶりに晴れたこの日。電車を待ってシャッターを切りました。この風景は一年ぶりです。花はまだ開いていません。まもなく開きかけるでしょう。中央と右の蕾は,どうやら野鳥につつかれたようで,側面に穴が開いています。

 

電車が通過後,青空に飛行機雲が!

 

写真の中央に来て消えかかりました。

 

向こうの橋の上を,高校生の集団が歩いてやってきました。合宿中のようです。ほどほどに雲が浮かんで,青空を引き立てています。

 

青空と白い花弁。この組み合わせはすがすがしいと感じます。大きく花が開いたとき,花の中を電車が通り過ぎる構図を描いているのですが,さて。

 


'24春 虫の目レンズは友 ~リュウキンカ~

2024-03-26 | 

山里のあちこちで見かけたのがリュウキンカ。黄色い花弁が目を引き付けます。ミツバチが何匹も来ていました。惜しいかな,その場面は画像無しです。

里のすぐ裏。斜面が段々畑になって,果樹が植えられているその根元辺りです。花弁のように見える黄色い部分は萼片だそうです。この花は花弁を持たないとか。

 

里方面を見ると屋根が重なっています。ここにミツバチでもいればいうことなしなのですが。

 

場所を変えて進んで行くと,道路脇でも見かけました。

 

リュウキンカは春にふさわしい姿をしているように見えます。

 


'24春 虫の目レンズは友 ~ユキワリイチゲ~

2024-03-25 | 

晴れた日,大きく開花しているはずのユキワリイチゲを撮りに行ってきました。

着いて敷地の持ち主さんに声をかけ,群落のある斜面に向かいました。風は多少あるものの,よく晴れているので撮影条件としてはすこぶるよし。群落に着くと,花は満開。人影無し。うれしいですね。

 

さっそくミツバチを目撃。

 

ヒラタタブも来ていました。

 

ハナバチも。

 

浅春の風景はすがすがしいと感じます。色だって,風だって。

 

地元の方に別の群落を教えていただきました。ここは日陰です。

 

枯れ葉の間にまばらに生えています。

 

慌ただしくないのが何よりでした。人が訪れないこうした撮影地を見つけていきたいなあと思います。

 


'24春 虫の目レンズは友 ~サクラ(またまた)~

2024-03-23 | 

鉄道沿いに咲く早咲きのサクラのことでは,ほんとうに何度も出かけました。天気のよい日がすくなく,よい日であっても風が強かったり先客が場所を占めていたり。先客については何度も! わたしは花に接近して撮影するので,先客には迷惑な存在になります。それで,後から行ったときは引き下がるほかありません。そんなわけで好機がなかなか得られないまま,天気予報で「晴れ間のあるひはこれはが最後」と判断した日の昼,撮影に出かけました。さいわい風はあってもなんとかカバーできる程度,先客なし。

時間をかけて準備を進めました。どの花を中心にすえるか,電車をどこに写し込むか,……,いろいろ試します。なにしろ,今季,このサクラの木では最後の撮影機会になりますから。枝はできるだけ少なめに整理します。

構図が決まりました。主役はサクラ。電車を待ちます。電車通過10分前。「遠景に雲が入ってほしい」。と思ったとき花にメジロの群れが訪れ,吸蜜を始めました。それも写したかったー!

 

「来た!」。フラッシュを使って単写。後で見ると,電車のヘッドライトとカラーがわかるのでやれやれ。ただ,雲がわずかなのが残念。

 

直後,雲が現れました。

 

それでもやっと納得のゆく一枚が撮れました。「ほっ」。

次のサクラはソメイヨシノです。

 


'24春 虫の目レンズは友 ~サクラ(また)~

2024-03-22 | 

雪の日,時間をずらして鉄道沿いのサクラを撮影に。

日陰なので,幸い雪がまだ残っていました。線路の脇にもうっすらと雪が。日陰なので全体は薄暗い感じです。こういう風景を撮るのはわたしには苦労です。花が主役なので,これまもうフラッシュを使うほかありません。

フラッシュを使うと連写では効果が出ません。電車が見え始めたとき,シャッターを切りました。したがって,このコマだけという貴重な画像になります。電車はヘッドライトでかろうじて確認できる程度です。

 

枝が多いと構図が整理しきれません。この場所ではしかたなし,そう思うほかありません。このチャンスに恵まれたことでは雪にはほんとうに感謝!

 


'24春 虫の目レンズは友 ~サクラ(続々)~

2024-03-21 | 

今朝起きたら,外は薄っすらと雪が積もっていました。その瞬間,雪桜の風景が浮かんできました。急いで支度をして撮影に。ポイントは遠くの風景がしっかり入る,奥行きの感じられるところ。「それなら,今だったらここしかないな」と思いついたのが市内の池畔。

期待どおり,早咲きのサクラに雪が! いわゆる“雪帽子”です。多くはないものの,雪桜にふさわしい風景かと思われました。さっそく撮影開始。

左奥に雪景色が見えています。

 

遠景がもっと写り込むところに移動。

 

ジェット機が飛んでいたらなあと思いつつ,見上げて撮りました。

 

静かな,つるつるとした水面です。

 

蕊と池と,そして遠くの木々・山が同居。このレンズの特徴が出ているように思うのですが。じつは,雪桜の写真を撮ったのは今回が初めてです。雪とサクラに感謝。

 


'24春 虫の目レンズは友 ~サクラ(続)~

2024-03-17 | 

あいにくの曇り空。しかし,風が弱いので,撮影のウォーミングアップのつもりで再び出かけました。幸い人影無し。

ヘッドライトを灯した電車が近づいてきました。

 

今度は反対側にレンズを向けます。「この花を主役にしよう」と決め,他の花はできるだけ写り込まないように構図を描きました。

 

わずかな樹間にヘッドライトが見えかけました。

 

「よし,今度は晴れた日にチャレンジ!」。青空を背景に撮りたいですね。しかし,そのとき,花の状態はどうでしょうか。なんとか撮影できますように。

 


'24春 虫の目レンズは友 ~サクラ~

2024-03-12 | 

サクラが咲きかけました。いつもの場所に行ってみると,先客あり。次の電車時刻に行くと,また! わたしは接写型なので,そうした撮影者には邪魔な対象物になります。それで引き上げました。午後,三度目に行ってみました。そうしたら先客なし。ところが全逆光なので,電車の車体色が浮かび上がらない環境です。そこが惜しい!

この花をポイントにすることにしました。ストロボ使用です。風で枝が揺れるのでちょっと苦労。

 

電車が来る時刻を迎えました。やっぱり! ヘッドライトは入りましたが,車体の色がよくわかりません。

 

撮り直しに後日訪れることにしました。市内なので度々行ってみます。ただし,撮影環境としては午前中でないといけません。