自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

2月早々,フタホシヒラタアブ

2019-02-05 | ヒラタアブ

2月に入ったばかりの日。節分の前。この日は晴れ。気持ちの良い日差しを感じました。最高気温は10℃。

公園のあちこちにちらほら咲くホシノヒトミで,タイミングよくフタホシヒラタアブを見かけました。越冬態は成虫なので,見かけるのは何らふしぎではありませんが,風が吹き抜ける場所で見かけるとは! 

 

警戒心が強いので,とても慎重に近寄って撮影。成功! 花弁の表面や葯を盛んに舐めていました。

 

しばらくして移動。目で追いながら行方を見届けました。葉の上に降りたり。

 

別の花に降り立ったり。

 

さらに別の花に移ったり。

 

こういうときは生態をしっかり記録しておきたいという気持ちが湧いてきます。見失うまで後を追いました。

 

こころに残る出合いになりました。

 


”虫の目”でとらえたガマの穂(続)

2019-02-05 | 植物

晴れ渡った青空。風が吹き抜けて,穂をほぐします。雨を吸ってかたまっていた穂も,ゆっくりほぐされます。

 

穂によってはこんなにふわふわになったものも。一瞬動きが止まるときを狙ってシャッターを切ります。 

 

以下は近くにある農家の人の話。「風が強い日は,綿毛がワァーッと舞い上がっていきます」「わたしの家にある,水の入った容器にもたくさん落ちます」「畑の水たまりに綿毛が落ちて,発芽するものがあります」。

 

ガマの生命力をしっかり感じとれたひとときでした。