草むらでマダラバッタを見かけました。この地域ではあまりお目にかからないので,生息数は少ないと感じます。
いちばんの特徴は小さめのスマートなバッタで,後脚の脛節が赤色が入ってカラフルなことでしょう。腿節の内側もまたそうなっています。それで,一目見たら忘れられないはず。でも,あいにくながら子ども用図鑑にはほとんど紹介されていないバッタなのです。
動きがすばやいので接近するのがたいへん。チャンスを待つほかありません。
顔はバッタのなかまそのもの。小さいからだながら,顎の発達した大きな口元です。
顔写真が撮れた瞬間は,「やったー!」「ほっ!」という気持ちになります。