自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

春節祭前

2024-02-08 | 日記

2月8日(木)。

神戸のまちを訪ねました。目的は安井仲治の写真展に行くことでした。とにかく,写真という表現をとおしてタマシイを凝縮していくというか,どこまでも自分というカタマリを作品に結晶化していくというか,カメラマンの琴線に触れられたような気がします。途切れない一途な思想が作品群に息づいていました。わたしのこれからのスタンスとして,単に技法を求めるに走ってはならないと強く思った次第です。

まちを歩きました。ファッションのまちだけあって,目を引き付けるポイントがあちこちに。恋人同士が歩いていたらなおよかったのですが。

 

街路では,まちの景観を演出する木々が大事にされています。木のある区画は建物のある私有地です。ここにさえ樹木が! いちばん手前の木の根もと付近には樹名の書かれたプレートが下がっていました。この風景を眺める人には自ずと美意識が醸成されるのではないでしょうか。

 

南京町にて。10日からは春節祭。その直前とあって雰囲気が盛り上がっていました。

 

行列の出来ている店頭です。右の青い服の人は整理中。写真左半分の人たちはこの店に続く行列。

 

いかにも中華料理。食材が炭火で焼かれていきます。そのなれの果てを手にして,この人はなにを感じているのでしょう。この人のつぶやきを耳にして,店のマスターが微笑んでいます。

 

訪れる人への依頼事項の第一はハト対策。

 

通りにはハトがあちこちに。

 

ハトはすっかり人に慣れています。わたしの足元にもやって来ました。

 

楽に食べ物が口に入るようです。

 

神戸のまちはほんとうに久しぶり。こうして帰路に。

 

時には都会の匂いを嗅ぐと気分が若返ります。ほんとうにすっきりとした感じ。

 


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