体長が5mm。花の中を窺うタネバエ。頭部先や脚に花粉が付着しているのがわかります。受粉に大いに貢献しているすがたです。
気温が低いので動きは緩慢です。接写しようとしてレンズを寄せて行っても逃げません。ありがたい,ありがたい。
そのまま歩いて枯れ葉に。そこで掃除を始めました。ハエのなかまに共通した行動です。葉が揺れたら,なんと落下してしまいました。よほど寒いのでからだの自由が利かないようです。
体長が5mm。花の中を窺うタネバエ。頭部先や脚に花粉が付着しているのがわかります。受粉に大いに貢献しているすがたです。
気温が低いので動きは緩慢です。接写しようとしてレンズを寄せて行っても逃げません。ありがたい,ありがたい。
そのまま歩いて枯れ葉に。そこで掃除を始めました。ハエのなかまに共通した行動です。葉が揺れたら,なんと落下してしまいました。よほど寒いのでからだの自由が利かないようです。
2月4日(金)。今日も新たな発芽を確認。下写真は発芽第一号の今です。
このように,あちこちで背を伸ばします。
今日現在の発芽数は以下の表のとおりです。
2月9日(水)。順調に発芽が続いています。これまでの発芽状況を表にしておきます。
やはりC箱が圧倒的に多いです。
比較的大きなハエが花にとまっていました。クロバエのなかまか,イエバエのなかまではないでしょうか。それで,タイトルでは不明としておきました。
ねらいはもちろん花にあり,とでもいいたそう。
寒かったので,動きはほとんどなし。
歩いてもわずか。飛ぶ気配はありません。
歩いて葉に移動。そこでしばらくじっとしていました。
お陰で真正面からも撮れました。
摂餌行動をしていたら最高なのですが……。
ユスリカのなかまはマンサクの花を訪れる常連です。目立たないのですが、よくよく見て行くと、どこかしらにいるといった感じなのです。
ふしぎなのですが、とても敏感です。下写真を撮ったときに指が枝に触れたためわずかに揺れました。その揺れで、パッとどこかに行ってしまいました。唯一の写真です。
数日後、同じ種のユスリカと思われるものを見つけました。今度はうんと慎重に迫りました。
また何日か経ちました。ユスリカは寒くてもとても活動的な昆虫です。冷え込みかけた夕方なのにこんなふうに花にいました。からだに付いた花粉らしきものが確認できます。
別の花に二匹。
今度は和綿の靭皮繊維を取り出します。
とことんきれいに水洗いして表皮を取り除きました。
表皮はほとんど見えません。
ミキサーに入れて離解・叩解。そのあと水で洗います。
取り出した紙料です。これで洋綿・和綿の紙料が揃いました。
あとは漉くだけ。そのために粘剤をつくりました。
漢字名は鵯,白頭鳥。スズメ目ヒヨドリ科。
我が家の西側には山が迫っています。その山麓には野鳥がたくさんすんでいます。ヒヨドリはもっともありふれた鳥です。
そこから人家周辺に寄って来ます。もちろん,食べ物があちこちにあるからです。隣家の庭ではナンテンが実を付けています。その実を食べるのもくらしの一部のよう。
お陰で実がどんどん減っていきます。
このナンテンの枝には実はまったくありません。すべて食べられたのです。
また別の隣家の庭。サザンカが花を付けています。電線にとまっていたヒヨドリが突然花弁を口にしました。もちろん食べているのです。
ヒヨドリの餌は多岐にわたっているようです。
今季,ツチイナゴをよく見かけます。真冬に見られるとは感謝,感謝。遠望すると,ずっと向こうの山々,空の雲があります。ツチイナゴとこれらの風景が同居。
こうした写りは虫の目レンズならではです。
動きがある姿です。ゆっくり動きました。
春が待ち遠しいです。
今季,マンサクで見かけた昆虫第一号はこのケブカカスミガメです。この花では何度も観察してきました。
受粉にどれだけ貢献しているのかわかりませんが,わずかであれ花は感謝していることでしょう。
吻を伸ばしては花汁を吸います。そのときの姿勢でからだの一部が蕊に触れるようなのです。
「今年もやって来たね」。そんな気持ちで撮影しました。しかし,花の中には入っていきませんでした。花から出たばかりなのかもしれません。
漢字名は鳶。タカ目タカ科。
むらの農道を歩いていると,トラクターによる田起こし作業が目に留まりました。近くに行くと,耕した後にできた畝に2羽のカラスとトビがいました。これは作業によって地中から現れるミミズなどの餌を捕食しようとしているのです。
ときとして,トラクターの周辺にとんでもないほどのカラスが群れをなして捕食している風景があります。この日はそれと比べると,ずいぶん静かな雰囲気です。
トビは気を緩めません。しきりに辺りを見回して警戒します。これはトリミングし写真です。それにしても,猛禽類の嘴はなんとも鋭い!
トラクターのように規則正しく動くものは安心,と心得ているのでしょう。わたしからは50mほど離れているでしょうか。
ときどき舞い上がってはまた降りて来ました。この画像は舞い上がる瞬間を写したものです。晴れていれば明瞭度がはるかに違ってきたでしょう。
もっと迫れる望遠レンズがあればなあ。
漢字名は相思鳥。スズメ目ソウシチョウ科。特定外来生物に指定。
N公園でソウシチョウに会いました。これまでわたしは鳥にはほとんど目が向いていなかったので,名前を覚えるのを手始めにしようと思い撮影を始めたばかりです。
じつは,勤務するミュージアムギャラリーへの今月の出展者が野鳥を中心に作品を出されており,それもN公園で撮ったものばかり。その中にソウシチョウの写真があるのです。ミュージアムがある公園なのに,わたしはこれまでこの野鳥を知りませんでした。これでは情けないと感じ,探したというわけです。
たまたま,探し始めた初日に目撃できました。とてもラッキー!
向きを変えました。小さなからだにカラフルな色調,この組み合わせがこころに刻み付けられます。
数羽いました。たまたま手摺りに舞い降りました。
「こっちを向いてほしい!」
飛び立つ瞬間とか,餌をくわえているとか,物語が浮かぶ画像をぜひ残したいですね。
ところで,ソウシチョウはもともと我が国には生息していなかった鳥で,野生化して増えているもの。それが特定外来生物に指定された経緯を紐解くと,「ほっ,ほーっ」とびっくりしてしまう物語に出会います。小鳥のいのちをもてあそぶ人間の身勝手さが見えて来ます。