故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

チャンスもピンチ

2019-01-16 18:07:07 | プロジェクトエンジニアー

寒空の下、懸命に緑を保つネギです。
寒いから甘くなる。


昨日は、ゴルフをしました。
やった、グリーンに直接オンしました。
コンコンカラカラ、グリーンから落ちてしまいました。
冬のグリーンは鉄板のようです。
行ったり来たりが無くなるのは、霜が融け始めてからでした。

ミート率アップを心がけました。
飛距離じゃないと何度も自分に言い聞かせながら打ちました。
面白いように、フェアウェーに落ちるのです。
飛距離が落ちた分、二打目も頑張らなければならない。
あれれ、こんなはずじゃなかったとピンチです。

今日のタイトルは、「チャンスもピンチ」です。
コップに半分だけ水が残っています。
半分じゃ不安だ。いや半分もある。
私がよく引用するフレーズです。
半分あるのは、その水で生き残れるからチャンスです。
半分無いのは、将来的には不安だからピンチです。

逆説的に、半分あるからチャンスと思っていました。
そうじゃない、半分あると思う油断からピンチになりました。
フェアウェーはよいこと。でも、長い距離を打たなければならない。
常にピンチは付きまといます。
人は、欲張りなのです。

待てよ。
水をお金に例えるとよくわかる。
余分なお金はある方がよいが、きりがない。
人の不安にもきりがない。

有り余るほどの水は、重たくて持ち歩けない。
お金を持てば、盗まれるんじゃないかとか、騙されるんじゃないかと不安になります。
一年も使わないものは、不要なものでゴミの可能性が高いと言える。

2018年1月10日投稿記事「ピンチはチャンス」では、

しがみつかなくて良かったと、思える時が来るかもしれない。
そんなことを考えながら、チャンス到来を待っています。
今がその時かもしれません。
しようと思えばできるのです。
(抜粋)

2018年2月8日投稿記事「ピンチはチャンス(Part2)」では、

そのチャンスは、思わぬ形でやってきました。
妻が得意とするところを学ばなければならないと、常に思っていました。
妻が骨折し、得意なことができなくなりました。
私が代わりを勤めることになりました。
昨日一日やって、音をあげたくなるように大変なことでした。
始まったばかりのチャンスです。
ものにします。
(抜粋)
ピンチであっても、卑屈にならないで堂々としていればよい。
日頃やってこないピンチを、千載一遇のチャンスとして楽しむことです。
と書いています。

フェアウェーキープは、チャンスです。
少なくともOBじゃないし、距離が短いと言ってもあと2打で届く距離です。
チャンスを広げようと思わないで、
少し長い距離のピンチを楽しもうと割り切りました。

手の重み 嬉し恥ずかし 今もなお

2019年1月16日

金婚式をお祝いした老夫婦が手をつないで現れました。
何にもいらない、この温もりだけで十分だと言ってるように見えました。
(筆者)
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心に汗をかく

2019-01-15 03:30:26 | プロジェクトエンジニアー

「あんさん、なんや」と松ぼっくりの会話です。
忙しくなくても忙しいの。
小難しいこと、聞くんじゃないよ。


有名なロックンローラーの著書の言葉です。
えいちゃんかな。
和菓子屋の親父とは違います。

今日のタイトルは、「心に汗をかく」です。
わかるようなわからない言葉です。
でも、勢いがある。

汗をかくのは良いことですが、心に汗をかくとはどういうこと。
それは、冷や汗でしょうか。たぎる汗のことでしょうか。
いずれにしても汗をかく。

たぶん熱くなることではないでしょうか。
熱量がないと汗は出てこない。
それが、身体ではなく、心です。

心がどこか、見たことがありません。
でも、なんとなくわかる。
泣いたり、怒ったり、笑ったりするところです。
喜んだり、悲しんだり、いつも突然すぎて戸惑ってしまいます。

本人は、いたってクールです。
燃えていたって、ちゃんと分析ができています。
他人からみれば、阿呆のちょっと手前です。
「Good」じゃ済まさない、「Great」です。
Goodはたまたま、Greatにはきりがない。
「心に汗をかく」とは、学ぶことでしょうか。
先人の教えではない、自分だけができることです。
汗をかかないと、すっきりしないし腹も減らない。
どうやら、汗をかくのは身体だけとは限らないようです。
心も汗をかく。

心が汗をかく時って、感動が引き金のような気がします。
感動は、待つものではありません。
「心に汗をかく」は、気づくための準備のような気もします。

ちょっと、暑っ苦しい。
しっとりと汗をかきたいものです。
説明がつかない恋のようなものです。

はにかんで ことりと落つる 汗のおと

2019年1月15日
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桜伐る馬鹿梅伐らぬ馬鹿

2019-01-14 08:52:07 | よもやま話

遠くアフリカまで出張された先輩に送った一枚です。


今日のタイトルは、「桜伐る馬鹿梅伐らぬ馬鹿」です。

桜は枝を切るとそこから腐りやすくなるので切らないほうがよく、
梅は枝を切らないとむだな枝がついてしまうので切ったほうがよいとされることから。
(ことわざ辞典より)

カフェの裏に畑があり、大家さんの了解をいただいて管理しています。
一年目は、畑一面に生えていた篠だけを伐りました。
二年目は、さらに奥の竹を伐り、新たに芽を出した篠だけを刈りました。
三年目にして、畑の端に植えられていた梅の木にかかることができました。
幹の太さ30cmの老木が三本あります。
手入れされないまま、伸び放題の枝が、隣地まで伸びていました。
隣地に落とす梅の実を、隣のばあちゃんが拾われているのを見ました。

畑に近い方の枝から切り落とし、徐々に隣地の方へ移っていきました。
7ー8mの高さまで伸びた枝が、切ることにより隣地のビニールハウスの上に落ちることが
心配でした。手が届く枝を伐り伸びた枝を軽くしました。
それから、伸びた枝にのこぎりで隣地側から切り傷を入れて、畑側に折り倒す作戦でした。
梅の枝には、手に刺さるほどの棘があります。
一昨日一本を片づけ、昨日二本を仕上げました。
ビニールハウスには、切った枝を一度も落としませんでした。
それだけ神経を使い、疲れる作業でした。

切った枝を、チェーンソーで細かく仕分けしました。
枯れた篠竹と共に梅の枝もクリーンセンターに運びます。
畑をどうするか。
こごみを植え、ワラビを自生させようと考えています。
地域の方が自由に採り、都会から来られた方がお土産にできればとよいと思います。

我が家の南に森があり、陽が当たらない分だけ霜柱は融けることがありません。
森の持ち主に了解をいただいて、高木を切る計画です。
直径30cmの桑の木があります。20mを越える高さです。
この辺りでは、桑の木を床柱にされるそうです。
知り合いの大工さんに打診し、欲しいと言われました。
素人では伐れないので、木こりのプロに依頼しました。
桑の木を伐るときに邪魔をする木の伐採も、燐家の方から許可を得ました。
今月中には、伐ってくれることでしょう。
春には、もう少し日光が届く畑と家になることでしょう。

日が当たる当たらないは、この地では大事なことなのです。
森には、山道がありました。
今は、どこが道だったのかわからないほど荒れています。
熊野古道とはいかぬまでも、森を抜ける散策道になればよい。
かつて、山の上にある桜の元で花見をしたそうです。

こうだったら良いなを、少しずつやらせていただいています。
私、暇人かしら。

できぬから やるのであって 夢届け

2019年1月14日
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アプローチ

2019-01-13 07:30:18 | よもやま話

「朝のお勤め」です。
福岡櫛田神社の朝の風景です。


今日のタイトルは、「アプローチ」です。
アプローチ(Approach)とは、
接近すること。働きかけること。
学問、研究で、対象への接近のしかた。研究法。
門から玄関までの間。また、その通路。
陸上競技・スキーのジャンプの助走路。
ゴルフで、グリーンに近い地点から打つ打ち方。アプローチ・ショット。
(広辞苑より)

アプローチを教えてください。
ゴルフをしない俺に、なんで聞く。
いやそれじゃない。夜、妻に近づく話です。
私は、いつも直接玄関に行って断られ、ダメ出しをされます。
妊娠請負人のあなたなら、熟知されてることでしょう。

いやあ、聞くに堪えない、役に立つ話が続きました。

私は、努力しています。
利き手の右手ではなく、左手を使うようにしています。
そのたどたどしさが、もぞもぞを生むんじゃないかと。
まどろっこしいと叱られます。

乗ってきたアドバイザー、放送コード圏外のオンパレードとなりました。

自らの恋の遍歴の数は、私のゴルフと同じ。
大事なグリーン周りを行ったり来たりです。
なんと、頓馬なことよ。

外資系の営業職のころ、
8時間かけてたどり着き、5分のあいさつで帰ってきたことがありました。
去る者は追わず、来るものは拒まず。
聞く耳持たぬものに、役に立つ話は届きません。
あいさつしたその人は、何かの不測の事態で忙しかったのです。
少しは、大人になりました。

少しでも 近づくことが なぜできぬ

2019年1月13日
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選ばれしこと

2019-01-12 06:38:16 | プロジェクトエンジニアー

「ぼくにちょうだい」
可愛いから、気に入られたいから、つい気が緩む。


今日のテーマは、「選ばれしこと」です。

ある日のこと、ある一組の夫婦を前に、私はしたたかに酔っぱらっていました。
「あんたが、選んだんじゃない、奥様にあなたが選ばれたのです」
何度も、問答を繰り返す。
旦那はついに、俺が結婚しようと申し込んだんだよ。と言った。
その後も、なれそめをうだうだと言ってたように思う。
覚えていないし、興味もなかった。

俺が結婚してやったんだ。
いっぱいいたけど、泣きそうなくらい懇願するあんたが可哀そうで、嫁になってやったんだ。
数多いる異性の中から、一人を選ぶ。奇跡的な出会いです。
奇跡的な出会いのはずが、結婚後もっとよさそうに見える人に出会う。
一時期夢中になるが、あることを境に急に熱が冷めていく。
別れないで、今でも腐れ縁を続けている。

ベストじゃないけど、ベターかな。

職業は、こうこうですと、名刺を交換する。
ちょっぴり自慢の「課長」の肩書。
この仕事に就いたのは、ひょんなことからだった。
食うのに困っていたから、選んだ。
給料が良いわけでもない、好きな仕事でもなかった。
家族のために、会社のために、自分のために一生懸命仕事に精を出した。
今でも、やりたい仕事ではなかったと言える。
でも選んだのだから、やってきた。

子どもも手を離れ、永年の夢だった仕事を始めた。
こんなはずじゃなかったと、数年後に見事にこけた。
ベストな選択のはずが、最悪な結果になった。

よくある話です。

できることをやる。それが仕事です。
始めたときは、得意なことや好きなことではなかった。
肩書がとれて、妻が君臨する家庭に入るとよくわかる。
炊事、洗濯や掃除をやらざるをえない。
妻に指導を受け、やっているうちに少しましになっていく。
こんなはずじゃなかったが、時々妻に褒められる。
やればできるじゃない。

続けるからには、何か面白いことがある。
得意ではないが、知恵を絞り身体を使い、工夫を重ねるうちになくてはならぬ人になっていた。
あんたは凄いと認められても、まだ忸怩たるものがある。
世間でいう3K(汚い、危険、きつい)や4K(+嫌い)の仕事だけど、自分にあっていた。

第一、自分が好きなことや得意なことって、本当のところはわからない。
これしかないと気づく。これが実情です。
好きな人だって、突き詰めればよくわからない。

美人で、スタイルがよくて気立てがよい。
経年変化の将来の姿(おかめで、でぶでヒステリック)なんて想像もできない。
妻のおっぱいに、いつできたか穴がある。ばーかそれはへそだよ。
うーん、腹も胸も高低差なし。

破れ鍋にどじぶた。
なにしろ、馬が合うんです。
あんたでよかった。
あるとしたら、今度の人生は別の人がいいな。
かもしれない。

「選ばれしこと」は、曖昧です。
少しだけで良い、歓びがあればよい。
歓びを見つけられるから続けられる。
てな、もんか。

暇寒い 猫ちゃんいつか すり寄って

2019年1月12日
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