お師匠様が入院されていたということで、お見舞いに行って来ました。
また少し痩せられたようですが、とてもお元気でひと安心。
談話室で、入院時のことを詳しく伺いました。
入院した日の朝、朝食の支度をしようとキッチンに立ったところ、左の手がやけに白くて冷たいと。
お湯に入れて暖めてみてもいっこうに改善せず、
「これはおかしい」
と思い、ご家族に電話したところ
「ちょっと話し方がおかしい(ろれつがアヤシイ?)」
と言われて、とりあえず地元の医院に行ってみたそうです。
そちらの先生の診断で、かかりつけの大学病院に行くことを勧められたのですが、ご家族が大学病院に電話をすると
「予約が入っているのなら、明日来てください」
という回答。
それを聞いたお師匠様は
「もう一回電話して!」
再度電話をかけると、電話の相手はまた同じように
「明日来てください」
と。
が、ここからが我がお師匠様!?!
その日は主治医の外来診察日だということを知っていて
「先生に電話を繋いで!」
「今、外来診察中ですから」
「とにかく繋いで!」
「お時間がかかるかもしれませんけれど」
「構いません!何時間待っても」
暫く待って主治医が電話口に出て、症状を話すと
「すぐに来てください」
タクシーで飛んで行き、そちらの先生(循環器)の診察を受けたところで、救急に回され、緊急入院となりました。
診断は「脳梗塞」
幸いなことに一過性のもの。
入院したときは、左手がうまく動かなかったそうですが、点滴治療だけで後遺症も全く無く、今までと変わらぬお師匠様でした。
それにしても、
自分の体の状態をきちんと観察していたとか、電話に出た受付の方へのゴリ押し(?)のお話しや、次の日曜日に予定されているお茶会に行くための計画(?)等々、ただ、大人しく病院のベッドで寝ている訳では無いお師匠様はさすがというか...。
何度か撮ったMRIやCTでも、全く異常は見当たらないとのことで、本当に早期対応が出来たことが良かったようです。
過去に何度も、アブナイ目(?ご病気)を超えているお師匠様。
やはり何か「持って」いらっしゃいます。