ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

茶箱デス

2024-12-07 19:31:06 | ひでんかの「日々の徒然」

(昨日からの「お茶」つながり?)

「茶箱をさがしているんだけど」
と、夏頃でしたか、お友達から聞いていました。
少し前に通りがかったお茶屋さんの前に
「茶箱あります」
の張り紙があったので聞きに行こうと思っていたのですが、そう思うと、そこを通ることが無く、時間が経ってしまいました。
今日、通ったので、立ち寄ってみました。
「茶箱ありますっていう張り紙を見たのですが、まだありますか?」
と聞くと
「いくらでも、ありますよ」と。
「お値段はおいくらですか?」と聞くと
「タダです」
なんでも、こちらのお茶屋さん、お店を閉めることになってイロイロ処分しているとのこと。

元作業場(?)に案内されました。
そこには山積みになった「茶箱」が。
その中からご主人が、キレイそうなモノを選んでくださいました。
「お友達が生地を保存するのに探しているので」
と言うと
「茶箱、ピッタリですよ。
今、博物館とか大学から調査に来ていて、明治時代の茶箱を開けてみたら、衣類とか、昔のノートとか、全く痛んでない状態で出てきましたから」
と話してくださいました。

明治から続くお店だそうですが
「跡取りも居ないので年内に閉めることにしたんです」
とのこと。
建物も明治時代の文化財級(!?)ですが、維持するのもタイヘンなので壊すのだそうです。
ハタから見ると「もったいない」なのですけれど、実際に住むことを考えると...。

プチ社会科見学で、イロイロお話しを伺ったあとで茶箱を1つ頂いて帰りました。
(さすがに「明治時代」のものでは無いと)

これで、お役に立ちますかしら

コメント
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