昼間管理職のつぶやき

【英さん。の写真俳句プラスアルファの世界☆☆☆もっと・・・俳句オリティー】

ネタは探さない。ネタはそこにある。

今年また「おかいこ姫」のものがたり

2013-08-03 06:53:43 | アウターゾーン
遠景


やや接近


超接近、6種類の色の稲を使うそうな


〈アウターゾーン〉
毎年この時期に出すネタで恐縮。

田んぼアートの季節だ。
今の時期が一番美しいと言われる。
ここは山形県の白鷹町。
赤字ローカル線の長井線に「蚕桑(こぐわ)」という駅がある。
そこに程近い田んぼに、地味なアートがある。

蚕(かいこ)と桑(くわ)
蚕桑地区は、文字通り養蚕地帯であった。
しかし、採算が取れず、今は養蚕農家はほとんどない。

養蚕とは、単純に言えば蛾の幼虫を育てて、成虫になろうとして繭を作った瞬間、その繭をいただくという、いわば残酷な農法だ。
ある時、それを不憫に思った若者が一つの蚕を助けた。
蚕は成虫になり、やがて美しい娘になって若者の元に現れる。
それが「おかいこ姫」だ。
どこかで聞いたようなストーリー。
そして出来た愛の結晶も3才になった。
今年の田んぼアートのテーマは、その子が元気に育つようにと、村祭りのお獅子様にパッコンしてもらうシーンだ。

お暇な方は、赤字ローカル線のテコ入れを兼ねて、是非おいでいただきたい。
これから少しずつ秋の色になるが、刈り入れの9月中頃まで十分に楽しめる。

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コメント (16)
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