潰れるの会社じゃなくて日本だろ

〈アウターゾーン〉
あきれた！
今回の原発の人災（あえて人災と言う）にあたっての総理の行動。
東京電力のホウレンソウ（報告・連絡・相談）の不手際に、総理が電話で怒鳴りつけたという。
「会社が潰れるぞ！」
と言ったらしい。
オイオイ違うだろう。
あんたは１つの会社ではなく、１億数千万人の命を守る立場ではないのか。
「日本が潰れるぞ！」
と怒鳴って欲しかった。
そして今こそ現地に赴き、自ら防護服を着て、背中で指揮を執って欲しい。
茨城のホウレン草もそう語っている。
頼むよ伊達直人！いや菅直人！
雪に埋もれている場合ではない。
今掘り出してやるから。
それにしても、看板のフレーズはこの日を予言していたかのようだ。

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温かい言葉と毛布だけでいい

〈アウターゾーン〉
我が町も、県外からの避難の方をたくさん受け入れ始めている。
とりあえず何が必要か。
「まず毛布！」
町の広報誌の号外に書いてあったので、昨日は公民館に毛布を持って行った。
押入れや物置で眠っている引き出物や快気祝いがたくさんある。
他にもいろんな物を差し入れたいし、人手も出したいのだけれども、やたら持って来られても困るようだ。
まずは毛布、ということだった。
南相馬市から来たという人と、チラッと話すことができた。
すごく喜んでくれた。
見知らぬ土地に来て不安ばかりなので、方言で言葉をかけられることだけでも嬉しいようだ。
その言葉も「頑張れ。」よりも「大変でしたね。」がいいと思った。
物や金はもちろん必要だが、言葉をかけることが第一だと感じた。
小さな田舎町なので、不安そうな格好で歩いている人はすぐに避難者の方だとわかる。
まずは声をかけること。
それが、とりあえずできるボランティアだと確信した。

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トンネルは入口あれば出口ある

〈アウターゾーン〉
東北が、関東が、いや日本列島がトンネルに入った。
長くて暗いトンネルだ。
しかし、出口はきっとある。
途中が埋まっていれば掘り返せばいい。
みんなの力で。
とりあえず自分の出来ることをしよう。
それは、余計なコンセントを抜く。
それだけでもいい。
自分が、家族が生きている。
それだけで十分有り難いことだ。
流されて行方不明者にカウントさえされない人を思えば、我慢できないことはない。
明けない夜はない。
止まない雨はない。
アウターゾーンからの脱出の道はきっとある。

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地デジカは出る幕じゃない春彼岸

〈アウターゾーン〉
昨日帰宅途中の山岳道の下り坂。
大きなカーブが続く難所。
なぜか前車がハザード点灯。
見れば対向車の大型トラックが上り切れずにコケている。
突然の大雪。
燃料不足でグレーダーが入れずボコボコの凍結路だ。
ラジオを聞きながらじっと待つ。
そのうちに腹が立ってきた。
それはデジサポのコマーシャル。
興味があれば次をご覧あれ。

http://8239.teacup.com/popdragon/bbs

今は地デジ移行を語る時ではないと思うのだが。

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三重苦地震津波に放射能

〈アウターゾーン〉
「三重苦」・・・南相馬市長の言葉だ。
こちらはそのうちの一つだけ。
それも決定的なダメージは受けていない。
しかしである。
明け方から、もさもさと雪が降ってきた。
１時間で１０センチ以上。
とっくに除雪車の来ていい時間と降雪量なのだが、まだ来ない。
来ないのではなくて、除雪車の燃料が無いので十分な活動ができないらしい。
まずい！
このままでは雪国は陸の孤島になる。
アウターゾーンから白い悪魔が降って来る。
しかし、見えない悪魔（放射能）に怯えながら寒さに耐える人よりマシだ。
白い悪魔は見えるから戦える。
頑張ろう！

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「３１１」「９１１」も彼岸前

〈アウターゾーン〉
米坂線の駅の張り紙。
米坂線は、山形県の米沢から、新潟県の日本海近くの坂町までの鉄道。
山、川、谷を縫って走る、四季を通じて美しいコースだ。
カメラ小僧も多い。
しかし、この線も当分ストップだ。
それでも春はきっと来る。
そういえば「３月１１日」あの「９月１１日」と不気味な符合。
しかも、ちょうど半年差の彼岸前だ。
「１１」は日米の大転換の日か。
カメレス御容赦。

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ガソリンが無けりゃ車もただの箱

〈アウターゾーン〉
大渋滞？
いやいや、これはガソリンを求める車の行列だ。
普段は目立たない田舎のスタンドだが、開店前の早朝から長蛇の列。
ざっと５００メートルを超える。
１台2000円分（13.33リットル）までとのこと。
灯油も一人18リットル（１缶）までだ。
昨日で山形県内のスタンドも完売らしい。
次はいつ入荷するか不明。
ガソリンが無けりゃ、車もただの箱だ。
いや、クソの役にもたたないガラクタだ。
いや、雨をしのぐ小屋にはなるか。
レス返御容赦。

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とりあえず命があればそれでいい

〈アウターゾーン〉
連絡が取れなかった仙台の兄。
高台なので津波は免れ命は無事だった。
倒れてはいないが家の内外は悲惨。
しかし有るだけでいい。
まずは神に感謝。
レス返御容赦。

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I Saw The Light No More Darkness No More Night

〈アウターゾーン〉
ロウソクをじっと見ていたら「I Saw The Light」という曲を思い出した。
カントリー・ウエスタンの大御所「ハンク・ウィリアムス・Sr」の名曲である。
絶望的な暗闇の中、私は一筋の光りを見た。神よありがとう。もう暗闇はない。夜は来ない。と言った内容である。
タイトルは、大分前にアップしたカタカナ俳句。
少し光りが見えた。
甚大な被災地の皆様には申し訳ないが、当地はようやく電気が通った。
幸い断水にもならなかった。
しかし、下水処理場が稼働不可のため、節水と節電を呼び掛ける役場の車が走っている。
普段余りにも身近過ぎるため、その有り難みに気が付かない。
ぐうじさんのお言葉だが「フツウにイキテイル」のがいかに幸せなことなのか。

「幸せに不の字つくまで気付かない」

今日はこれから連絡の取れない近親者の確認のため、レス返御容赦。

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あらためて人の無力を知る地震

〈アウターゾーン〉
東北地方を襲った、というより日本を襲った（襲っている）大地震。
我が家はとりあえず無事だった。
ロウソクの有り難さを知る。
人間同士で争っている場合ではない。
大自然の怒り。
地球の怒り。
アウターゾーンからの警告。

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