元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

24(トエンティー・フォー)

2005年09月12日 | 映画レビュー
本日のBGM
エリック・クラプトン、ノラ・ジョーンズ、クイーン

 「毎日が面白くない」「刺激が足りない」
「映画でドキドキしてないなー」「暇つぶしに何かやりたい」
って方に朗報です。是非レンタルビデオで『24』を観てみて
はいかがですか?

シーズン1の24話しか観ていないけど夢中になれます。
大統領予備選当日に大統領就任を有力視されたパーマー
議員暗殺計画から話が始まります。
主人公のジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)
はアメリカの連邦機関テロ対策ユニットCTUのエージェントで、
パーマー議員の暗殺計画の捜査が長い一日の始まりです。
次々と事件やトラブルが勃発し複雑で波乱に満ちています。
圧倒的な臨場感で次々と観るものの予測を裏切る先が読めない
ストーリーです。スリルと興奮がノンストップで襲い掛かり、
すぐに感情移入し、ジャックの怒りや悲しみや苦しさを
共感でき一瞬も目が離せなくなると思います。絶体絶命の
極限状態で、心理的にも訴えてくるものがあります。
 ネタばれしたらいけないからストーリーは話さないけど、
CTU内の裏切り者(テロリストに情報を流している)や、
ジャックの家族が誘拐及び監禁などなど1話1話の密度が濃い。
後半に進むにつれ非情で予測不能な内容になってきます。


この『24』にまつわる裏話を紹介します。

①出演者が後のストーリーも考慮した演技などしないように、
ギリギリまで台本を渡さないらしいです。わざと嘘台本を
渡し撮影当日に本物の台本を渡したり、演技を超えた緊迫感
自然さを出すようにしているらしい。

②ストーリーに沿って撮影する為、映画みたいな同ロケ地での
違う場面撮りはしないらしい。映画はバラバラの順番で撮影し
編集でパズルみたいに組み合わせるみたいですが、『24』は
先の話が未完成で撮影に入る為、スタッフも全員内容を把握
しながら仕事に全力を注げるらしい。

③1日の出来事を24話にしているので、主な主人公の服装は
変わりません。そのため、全く同じ服を15着スタンバイしている
らしいです。

④1シーズンの撮影は半年で俳優への規制も多いらしいです。
24時間の出来事を半年に渡り撮影するため、体系や顔が変わったら
駄目で、髭や髪も半年間全く一緒じゃないといけない。

⑤撮影現場で次々とストーリーやロケ地が変わるため、大道具や
ロケ現場手配班は相当泣かされたみたいです。(必死に撮影許可や
道路封鎖許可を取ってもそのシーンをボツにしたり)

シーズン2では100万人の命を脅かしている爆弾テロとジャックが
戦う。このドラマはアクション要素もあるけど、サスペンスです。
早くシーズン4まで観たいです。