最近、山崎豊子氏原作の「運命の人」を読みました。

ドラマが始まるので、まず原作を読んでからと一気に読んだのですが(私のヘンなこだわりです)、やはり山崎豊子氏の作品はいいですね。
「この作品は事実を取材し、小説的に構築したフィクションである」と冒頭に記載されているように、実際にあった西山事件(沖縄密約事件、外務省機密漏洩事件とも言われている)を題材に書かれたそうです。
西山事件とは…1971年の沖縄返還協定にからみ、取材上知り得た機密情報を国会議員に漏洩した毎日新聞社政治部の西山記者らが国家公務員法違反で有罪となった事件で、沖縄問題から男女問題のスキャンダルに発展し、当時の新聞やテレビ、週刊誌を賑わした事件だそうですが…。私の記憶には全くなく…^^;
小説「運命の人」では、事件の経緯、裁判でのやりとり、それらにかかわった人たちの人間模様、後半には沖縄戦で戦争に巻き込まれた沖縄の人々や戦後の悲惨な出来事などが描かれています。
女性問題なども絡み、主人公である弓成亮太にすべて共感という訳にはいかないところが…
ドラマでは主人公の新聞記者・弓成亮太を本木雅弘、妻・由里子を松たか子、外務審議官付き事務官・三木昭子を真木よう子が演じています。
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ドラマが始まるので、まず原作を読んでからと一気に読んだのですが(私のヘンなこだわりです)、やはり山崎豊子氏の作品はいいですね。
「この作品は事実を取材し、小説的に構築したフィクションである」と冒頭に記載されているように、実際にあった西山事件(沖縄密約事件、外務省機密漏洩事件とも言われている)を題材に書かれたそうです。
西山事件とは…1971年の沖縄返還協定にからみ、取材上知り得た機密情報を国会議員に漏洩した毎日新聞社政治部の西山記者らが国家公務員法違反で有罪となった事件で、沖縄問題から男女問題のスキャンダルに発展し、当時の新聞やテレビ、週刊誌を賑わした事件だそうですが…。私の記憶には全くなく…^^;
小説「運命の人」では、事件の経緯、裁判でのやりとり、それらにかかわった人たちの人間模様、後半には沖縄戦で戦争に巻き込まれた沖縄の人々や戦後の悲惨な出来事などが描かれています。
女性問題なども絡み、主人公である弓成亮太にすべて共感という訳にはいかないところが…
ドラマでは主人公の新聞記者・弓成亮太を本木雅弘、妻・由里子を松たか子、外務審議官付き事務官・三木昭子を真木よう子が演じています。





ただ、一部の作品の中で「盗作では」という疑問が出されたことは残念です。
この本が出版されたのは、山崎さん85歳の時、そのエネルギッシュな創作意欲には感服です!