寿老人～七福神めぐり４

３日午後２時ごろに家を出、天御酒（あまみき）神社に初詣をしてから夢前七福神の恵比寿さん、弁天さん、布袋さんを巡り、４ヶ寺目の正覚寺にたどり着いたのは４時ごろでした。日没までに全部まわれるでしょうか。
『寿老人』（じゅろうじん）
寿老人は長頭の老人で杖をたずさえ、杖の頭に巻物をつけ、うちわを持ち、鹿をつれていたという…七福神の中ではちょっと地味な神様ですが…長寿の神様です。

第二番 寿老人
（莇野山正覚寺・阿弥陀如来・天台宗・夢前町戸倉419）
当寺は長保4年に性空上人により創建されたお寺です。おみくじの創始者元三大師もお祀りいたしてあるそうです。ご利益=延命長寿を授かります。


本堂


本堂の前の寿老人が祀られているお堂

正覚寺は集落のはずれにある本堂と寿老人のお堂だけの小さなお寺でした。参拝客は近所の方が一人二人…他のお寺で出会った七福神めぐりの方たちはいったいどこに？もっと早い時間にまわられたでしょうか。


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布袋さん（ほていさん）～七福神めぐり３

次に行ったのは弥勒寺の布袋さん。
ここは夢前町の初詣で賑わうところで、私も何度か来たことがあります。露店や大根炊きなどもあり、たくさんの参拝客が訪れていました。
『布袋尊』
布袋様は弥勒菩薩の化身と云われ、七福神の中で只一人実在の人物で、そのルーツは唐の時代の高名な禅僧だそうです。丸い頭にふくよかなお顔、布袋腹と呼ばれる大きなお腹の神さまとして皆から親しまれ、和合の神様と言われているそうです。

第一番 布袋尊
（通宝山弥勒寺・弥勒菩薩・天台宗・夢前町寺1051）
当寺は書写山円教寺の奥の院と呼ばれ、長保2年に性空上人により創建されたお寺です。本堂にある弥勒菩薩は一本造りの結跏趺坐という座像で円満な相を表しているといわれています。国の重要文化財。ご利益=福運大量を授かる。


参道にはたくさんの赤いのぼりが…


弥勒寺配置図。書写山円教寺の奥ノ院と呼ばれている…


山門は素朴ですが趣があります…


本堂の前には参拝客のためにテントが設けられていて…写真は撮れませんでした^^;


本堂の裏手へまわると、びっくりするほど大きな布袋さまが…

境内では大根炊き（500円）串こんにゃく（100円）甘酒（無料）などがふるまわれていて、いい匂いがしていました。私も大根炊きをいただこうと思ったのですが、まずはお詣りをしてからと…帰りに立ち寄ると、もう売り切れで…残念！　わずかに残っていた串こんにゃくをいただきました。とても美味しかったです。


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弁天さん～七福神めぐり2

蓮花寺から少し南下して山間に入ったところに弁財天の祀られている性海寺があります。時々通る道ですが、こんなところにお寺があるなんて知りませんでした。

『弁財天さま』
弁財天さまは七福神の中の紅一点、女の神様です。天女のようなお姿で、琵琶を奏でていらっしゃる美しい神様で、知恵の神様とも言われています。、

第七番 弁財天
（冨田山性海寺・千手観音・天台宗・夢前町宮置812）
当寺は霊亀二年に徳道上人により創建され1440年に赤松氏・三木氏により再建されたお寺です。ご利益=豊貴、名誉を守っていただけます


階段を上ると左手に本堂があります。（なぜか本堂の写真がないっ^^;ちゃんとお詣りはしたんだけれど・・・）


ここにも美しい六地蔵がありました。


境内には樹齢350年余の五葉松がありました。天然記念樹に指定されています。

本堂の右手、この橋の奥に弁財天さまが・・・


弁天堂。格子の中は暗くて弁天様のお顔は見られませんでした。


弁天堂から駐車場方面へと下る道には七福神を祀った祠が七つ・・・ここだけで七福神が巡れます。

山中の鬱蒼とした森の中にあるお寺にもかかわらず、たくさんの人が詣でていらっしゃいました。家から近いので、また遊びにきてもいいかなぁ～

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恵比寿さん（えべっさん）～七福神めぐり１

七福神は…福の神として信仰されてゐる七人の招福の神様のことで、「恵比須、大黒天、毘沙門天、弁財天、布袋尊、寿老人、福禄寿」の七人の神様です。


今回の七福神めぐりはまず、自宅から近い、第六番・蓮花寺の恵比寿さまから巡ることにしました。ここは以前にも立ち寄ったことがあるので、すぐに分かりました。
『恵比寿さま』
恵比寿さまは福々しい体格に釣り竿と鯛を小脇に抱えているお姿で親しまれている神様で、律義の神様です。

第六番 恵比寿
（一乗山蓮花寺・地蔵菩薩・天台宗・夢前町杉之内291）
当寺は天長年間に慈覚上人により創建され床下3メートルの組床の美しいお寺です。ご利益は大魚・商売繁盛を授かります。


この赤いのぼりが目印です。


真新しいエプロンの六地蔵と本堂の脇に設置された恵比寿さま。


本堂は開放され、誰でも自由に参拝できます。

ふだんは静かなお寺ですが、この日は地元の参拝者に加え、七福神めぐりをされている人たちにも出会いました。


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七福神めぐり・・・

いつもは正月には室津の大漁旗を撮りに行って、賀茂神社にお詣りするのですが、今年はちょっと趣向を変えて・・・３日に七福神めぐりをしてきました。

七福神めぐり・・・って、全国各地にたくさんあるのですね～。兵庫だけでも「淡路七福神」「夢前七福神」「神戸七福神」「丹波七福神」「伊丹七福神」「兵庫七福神」「播磨七福神」など、ちょっと調べただけでも１３か所も・・・知らなかった～！

で、手っ取り早く行けるところ…近場で「夢前七福神」をまわることにしました。

もちろん！ゆうたんも一緒です。




第一番 布袋尊（通宝山弥勒寺・弥勒菩薩・天台宗・夢前町寺）
第二番 寿老人（莇野山正覚寺・阿弥陀如来・天台宗・夢前町戸倉）
第三番 福禄寿（金林山真楽寺・大日如来・高野山真言宗・夢前町山之内乙）
第四番 毘沙門天（八正山生福寺・地蔵菩薩・高野山真言宗・夢前町山之内甲）
第五番 大黒天（百丈山臨斉寺・白磁観音・臨済宗・夢前町新庄）
第六番 恵比寿（一乗山蓮花寺・地蔵菩薩・天台宗・夢前町杉之内）
第七番 弁財天（冨田山性海寺・千手観音・天台宗・夢前町宮置）

「夢前七福神」は兵庫県姫路市夢前町にある七ヶ寺に安置されている七福神を巡る名所のひとつです。南北約２４ｋｍの細長い町内７ヶ所に分散していて、全てを巡礼すると夢前町を一周するような形になっています。近年、正月にこの七福神巡りをするのが静かなブームになっているそうです。華やかな賑わいはありませんが、山あいの森林や田園を背景にした素朴なたたずまいが何よりの魅力です。



・・・・・・・・・・・・つづく


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初詣・・・

今年も初詣はまず地元の氏神さんへごあいさつに…

ゆうたんと行ってきました～

祭りのとき以外はいつもひっそりしている小さなお社です。
それでも正月には地元の人たちが初詣に訪れていて、ひとりやふたり、参拝する人に会うのですが…正月３日の初詣はもう遅すぎるのでしょうか、この日はさらにひっそりとしていました。


狛犬さんの前の門松で「お正月！」って気分に…


小さなお社ですが、木立は鬱蒼として…

しずかなしずかなお正月でした～


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新年のごあいさつ

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


　　　　　　　　　　　2011年　元旦
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　hime


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