なんだりかんだり

電動車いすで街に繰り出して感じたことを気軽に書きます。

こんな夜更けにバナナかよ?

2018年12月19日 11時09分59秒 | 日記

13日は、大学前でのビラ配りの本年ラストでした。その日は冬にしては暖かいけど、途中雨に降られたりの何だかなぁの感じでした。でも「やりきった感」は持てましたね。んで、学生さんとのお茶会を兼ねたカフェで参加者を待つ間、本の話をしてたんですよね。その時出たのが


『こんな夜更けにバナナかよ』渡辺一史 著 文春文庫 刊のこと。筋ジストロフィーを患う主人公と地域生活を支えるボランティアとの交流を描いた実話。年末に大泉 洋 主演で映画化されるとのこと。

介護者がそれをすすめてくれたのは「ビラに役立つかも」との理由ですが、私は大泉洋さんの作品が好きで数々作品をこれまでも観ています。だから家に帰って、Kindleで原作を読んでみました。結果、ビラには役立ちそうになかつたですが、主人公のバイタリティに心打たれました。ワガママで傍若無人なのもいい。生きてく強さが素晴らしい。気に入ってしまい、続けてノベライズ版まで読みました。映画が楽しみ、必ず観に行こうと決めました。細かい感想を誰かと語り合いたいですね。今の私に足りないのは「命がけの覚悟」と「地域生活への執着」かなと反省しましたね。とにかく、ガッンと殴られた気分です。