なんだりかんだり

ごく私的な日常雑記です。

母、永眠

2022年05月11日 06時45分00秒 | 日記
5月5日に母は「永眠」しました。享年91歳でした。死因は「うっ血性心不全」です。息を引き取った瞬間は、コロナ感染対策の病院側の意向で、側にいることはできませんでしたが、数時間前に「今がお話出来る最後になるから来てください」と看護師さんたちの厚意で面会が許されました。1回15分との決まりがある中、50分居ても文句は言われませんでした。

車椅子使用の私は呼び出されても、介護タクシーとかが来てくれなかったら行けません。本来なら予約制です。でも「母が危ないから、病院に行かねばならない」と言ったら、すぐ駆けつけて下さいました。母もこのタクシーの常連でしたし、日頃の付き合いが功を称しての素早い対応でした。感謝いたします。ありがとうございました。

さらに母の臨終時間は、日付が変わってすぐでしたがこちらも、遠出の時に利用している個人の介護タクシーさんが、夕方から待機してくれまして、母を病院に迎えに行くことが出来ました。異例の対応に感謝いたします。ありがとうございました。

というわけで、普段なら不可能なことを皆さまのご厚意により、障害者の私でも健常者と同じくやれたことはせめてもの救いになりました。

大山 宣、享年91歳. 岩手県釜石市生まれ、生涯を夫と娘に捧げ尽くした「昭和の女」でした。
 生前私たち親子に賜りました、皆様のご厚情に御礼申し上げます。