推しの「活動休止」以降、あまり歌番組を観なくなり.3年目になります。それでも年末年始のお祭り騒ぎ番組で、聴くともなく聴いてる昨今のヒット曲は、心に刺さるものがありません。極論を言わせて貰えばうるさいだけです。音楽を聴く道具も、ラジカセからCDプレイヤーになり、iPodになり、パソコンから曲をとってくる形になり、今はiPhoneで聴く形へと変わりました。サブスクだとすごく便利なのだけれど、曲を1ヵ月も聞かないじきがあるとその料金がもったいないと言うふうに感じてしまいます。パソコンのソフトもなぜかあまり調子良くありません。なので私は「昔のカセット」が聞きたくなりました。テープの大体は破棄してしまったのですが、郷ひろみの初期の曲が入っているテープやさだまさし、中森明菜のが奇跡的に残っていました。現在はプレイヤーがないので聴けず、なんだか惜しいような気分になっていたのです。
先日、今年はじめての買い物に行き、初売り価格で売っていた昔、懐かしいラジカセを見かけました。そして衝動買いしてしまいました。それが上の写真なんですけど。やっぱり私は昭和の人間で、70年代位が青春時代、新御三家、花の中3トリオ、さだまさしなどをリアルタイムで聴いてました。その曲を小音で流しながら過ごしていると一人暮らしの寂しさが紛れるような気がします。加えて、加齢のせいか、若い頃は絶対聴かなかった「演歌」が染みるようになりました。北島三郎さんの『祭』や『風雪流れ旅』なんか最高ですね。紅白は演歌を排除して、若者に媚びてかえって視聴率下げてるように思いますよ。
懐かしい昭和。新しいものだけが良いと言うわけではありません。古いものにも価値があるのです。そう思えるようになった自分を褒めたいと思います。