9月5日に仙台市の若林区に引っ越してきました。なんだかんだで1週間。完全とは言わないまでも、日常生活を送れる程度には荷物の整理がつき、手伝ってくれた皆様には大変感謝申し上げております。でも、人の記憶って本当にあてにならないものです。ちゃんと書いているつもりでも、段ボールに入っている物が違っていたりして、中をかき回して「ないない!」と叫んだり、冷蔵庫が空っぽなので、食料を買い足したり、てんやわんやの日々でした。
5日の引っ越し当日、32年間暮らした。部屋の鍵を最後に閉める時、そしてお世話になった管理人さんに見送られ、マンションを出て行く時、もっと感傷にひたるかと思いましたが、引越先のことが気になり慌ててしく出発したので、泣いてる暇などありません。段ボールに囲まれた新居に到着、身動き取れない部屋の中で、ぼっねんとしているのがやっとです。引っ越し作業を他の人にも任せて、私は役所に手続きに行くことにしました。この手続きとても重要、これを急がないと、今日からのヘルパーさんのケアを継続して受けることが、叶わなくなります。そのために事前に準備、相談員さんのレクチャーを受けていました。役所の受付に言われるままにあっちこっちを移動し、汗だくになって3時間の手続きを終えました。それから三日間、怒涛の毎日でした。そして今、日常が戻ってきているんですけど、ちょっと寂しい感じです。この寂しさは当たり前になっていくんですけどね。
そして、方向音痴の私には、とても苦手なのが、街の道順を覚えること。どの辺が通りにくいとか、ここは1人では来れないとか、コンビニではこんな感じだとか。これから暮らして行くのに街になれるよう努力が必要かなと気を引き締めています。
また様々な方たちに引っ越し祝いをいただきました。段差を乗り越えるための「簡易スロープ」手作りの「水引きの髪飾り「鏡」「お茶」「バック」「お花」「ケーキ」などなど。本当にありがたくて大変感謝していました。皆様ありがとうございました。引っ越しが終わっても、私の闘いはさらに続きます。日常を支障なく、平穏に暮らして行くために頑張りたいと思います。これからも皆様、応援よろしくお願いいたします。