あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

日差しさえ冬の角度にかわるころ  あきオジ

2011-12-18 05:49:10 | 日記
神代植物公園の入り口です。
冬らしい日差しですね。

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分別の底たたきけり年の暮  芭蕉

(いかにも芭蕉。分別臭い教養が気になる句ですね。)

石枯て水しぼめるや冬もなし  芭蕉

(この句に数行の解説文がありました。おかしな文芸ですね。)

蕎麦もみてけなりがらせよ野良の萩  芭蕉

蕎麦はまだ花でもてなす山路かな  芭蕉

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素人があれこれ言う筋合いではありませんが、芭蕉の句は言葉を選び、磨きぬいた美しさと技巧的になり過ぎて、素人を置き去りにしてしまう。
そんなことを感じます。

まあ、ぼちぼち、努力して理解しようとするのはもうやめましょう。

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愚痴をいう息白くなる駅の朝  あきオジ

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写経終え甘酒いただく老夫婦   あきオジ 

2011-12-18 05:40:41 | 日記
神代植物公園もすっかり冬景色ですね。
葉を落とした風景は寒い。

今日は神田の古書店めぐりをしましょうか。

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又隣のドラ声の夕べの真ツ白な月だ  碧梧桐

菊がだるいと言った堪えへないと言つた  碧梧桐

網元がやさ男であつて草餅盛られ  碧梧桐

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どうしても気がすすまないが大掃除  あきオジ

深大寺正月準備の寒さかな  あきオジ

2011-12-18 05:07:00 | 日記
晦日の深大寺門前は人も疎らですね。
でも、気もちよく歩けました。

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しみじみ食べる飯ばかりの飯である  山頭火

あるひは乞ふことをやめ山を観てゐる  山頭火

霜夜の寝床がどこにあろう  山頭火

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深大寺歩く姿も師走ぶり  あきオジ

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