あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

何もないそれでいいのだ大晦日  あきオジ

2012-01-10 05:55:33 | 日記
お茶の水の駅から見えるビルです。
お茶ノ水駅近くの聖橋からの景色は「ごちそうのてんこ盛り」ですね。
楽しいですね。
神田川、中央線、東西線、地下鉄が立体的に交差し
楽しいです。

・・・・・・

このブログ
自分の好き勝手、わがまま放題に作っています。
いったいどのような人が開いているのでしょうか。
楽しんでくださっているのなら
ありがたいことです。

・・・・・・・

幾霜に心ばせをの松飾り  芭蕉

蓬莱に聞かばや伊勢の初便り  芭蕉

金屏の松の降るさよ冬籠り  芭蕉

・・・・・・・

柚子湯のむ夕暮れどきの北帰行  あきオジ

・・・・・



繰り返す桜の里のものがたり  あきオジ

2012-01-10 05:31:47 | 日記
神田明神です。

・・・・・・

あたたかなれば木かげ人かげ  山頭火

ひとり住めばあをあをとして  山頭火

夕焼朝焼食べるものがない  山頭火

どこでも死ねるからだで春風  山頭火

死んでしまえば雑草雨ふる  山頭火

(俳句は面白いもので、なるほどと思える日もあれば、まったく受け付けない日もあるのです。そこが面白いですね。今日は、身に沁みるように入ってきました。それが面白いですね。山頭火は距離はありますが、懐かしさを感じます。まだ、それだけですがね。)

・・・・・・・・

手を広げず、限られた俳人を丁寧に読み続けたいですね。

・・・・・・

ありがたい話もありて花の寺  あきオジ

・・・・・・




門くぐり絵馬新しき堂に入る  あきオジ

2012-01-10 05:15:01 | 日記
神田明神の幕です。
毎年の風景ですが
人は年々変わっているのですね。

・・・・・・

うしろから秋風ふくやもどり足  一茶

梅干と皺くらべせんはつ時雨  一茶

(時代の雰囲気でしょうか、一茶の句などを読むと、あれこれあったにしても過剰ではないですね。今の俳句は素人の扱う素材は歳時記でパターン化し、とらえ方も似たりよったり、そして俳人とかそれらしいプロは過剰で技巧の限りをつくす。そして、ひねりが多すぎる。そんな閉塞状態ではないでしょうか。どうでもいいことですが、もっと野暮ったくて、そしておおらかで、野卑でもいいじゃないかと思うのですが、どうなのでしょうか。あれこれあるのでしょうね。そんな面倒なことはどうでもよく、日記代わり、メモ代わり、そこでとどまっています。それ以上の事に興味ないし、できないですね。)

五十にして冬籠さえならぬ也  一茶

春の風垣の雑巾かはく也  一茶

・・・・・・

もう少し生きてみようか初詣  あきオジ

水仙がまた咲き始め年重ね   あきオジ

・・・・・・・