あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

雪積もる駅舎の別れ言葉なし  あきオジ

2012-01-26 07:00:30 | 日記
キルトもいいですね。
ただ黙々と作業している。
それが想像もつかないような世界を縫いあげてしまう。
それが庶民力なのでしょうね。

日本人の生け花などもそうですね。

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月のあかるさ旅のめをとのさざめごと  山頭火

雪をよろこぶ児らにふる雪うつくしき  山頭火

枝さしのべてゐる冬木  山頭火

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名句などありはしないのですね。自分が好きな句、いつも気にしている。それが自分にとっての名句であって、世間の評価などたよりないものなのですね。
自分がよければそれでいい。それがど素人の強情さです。

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雪なればそれはそれの夜になり  あきオジ

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雪、駅舎
それだけで「駅」という映画を思い出します。
高倉健といしだあゆみが演じる夫婦の別れです。
赤いバッグが印象的でした。
言葉なく別れます。
お気に入りで
そのシーンだけ繰り返し見ています。

お気に入りの映画ですね。
それぞれの女優が演じるエピソードがいいですね。

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縁遠き娘が配る年賀状  あきオジ

2012-01-26 06:40:17 | 日記
どのようなジャンルか分かりませんが
クッションが出品されていました。

実用品としての枠組みからはみ出さない。
それが大きいですね。

時代は、いつどのように変わるか分かりません。
会場意識の作品のための作品への変質はどうなのでしょうかね。

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年賀状の返事を書かぬ間に正月が明けてしまいました。
まあ、いいか。

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此梅に牛も初音と鳴つべし  芭蕉

世ににほへ梅花一枝みぞさざい  芭蕉

葉にそむく椿や花のよそ心  芭蕉

(ど素人が気づいたことです。芭蕉にしても蕪村にしても全句を人とおりパソコンで書き写し(写経のようなものかな)二順目になれば、何となく輪郭が見えてくるような気がするのことです。専門家になるともりなどなく、研究家としての段取りなどさらさら興味がありませんが、素人の楽しみ方が見えて来るような気がします。これからが楽しみです。まあ、ぼちぼち。)

うぐいすの笠おとしたる椿哉  芭蕉

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焼き芋をほおばる子が読むアンデルセン  あきオジ

顔洗う手順とおなじ俳句かな   あきオジ

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雪つづきただただ昨日は遠くなり  あきオジ

2012-01-26 06:20:18 | 日記
キルト展に出かける人もけっこう根性ありますね。
毎日、転ばぬようにおっかなびっくりの通勤ですね。

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中央線は人身事故が多い路線です。
昨日はポイント事故も重なり
30分近く電車を待ちました。

その30分にイライラする。
そんなところなのですね。

時間さえ、地方によって流れかたが違うのですね。

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春雨や数珠落としたるにはたづみ  蕪村

(絵の素材を集めているような眼で作った句ですね。このような句は芭蕉にはありませんね。蕪村にはときどき、静止画面のような緊張がありますね。)

月光西にわたれば花影東に歩むかな  蕪村

花の香や嵯峨の燈火(ともしび)ゆきる時  蕪村

春雨やもの書ぬ身のあはれなる  蕪村

(冬に春の句を読むと爽快感があっていいですね。)

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雪道をひたすらあるく祈りこめ  あきオジ

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