あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

菜の花によばれて飛び立つひばりかな  あきオジ

2012-01-12 05:27:31 | 日記
昭和記念公園の寒なのはなです。
桜の季節がもうすぐそこまできましたね。

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うつりきてお彼岸花の花ざかり  山頭火

朝焼雨ふる大根まかう  山頭火

ひとりの火の燃えさかりゆくを  山頭火

茶の木も庵らしくひらいてはちり  山頭火

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生まれきて梅より早く春になり  あきオジ

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もう二度と戻ることなき春こいし  あきオジ

2012-01-12 05:17:46 | 日記
昭和記念公園の水仙です。
年年歳歳ですね。

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恋い焦がれ桜を待ちしとき長し  あきオジ

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我汝を待つこと久し時鳥  一茶

生て居るばかりぞ我とけしの花  一茶

桑の木は坊主にされてかんこ鳥  一茶

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一茶の句をたどると一茶の人生をそばから見ているような生々しさを感じますね。芭蕉の到達した境地とは違った魅力がありますね。俳句のレベルなどどうでもよくて、興味持てるかどうかだけです。どこかで落ち付いてしまう句が多い中で、ときに不安定で頼りなさが一茶の魅力ですね。

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なぜからしら夕暮れどきの豆腐売り  あきオジ

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俳句作るそれもそれで冬景色  あきオジ

2012-01-12 04:56:18 | 日記
昭和記念公園です。
東山魁夷の絵のような風景ですね。

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雪の朝独り干鮭を噛み得たり  芭蕉

かぴたんもつくばはせり君が春  芭蕉

(芭蕉もこのような句を作るのですね。なるほど。)

うたがうな潮の花も浦の春  芭蕉

いざ行む雪見にころぶ所まで  芭蕉

(江戸時代、時間がいっぱいあって、齷齪していない生活を感じますね。移動にしてもゆったりしていたし、忙しさをテーマにした句とか和歌にであったことがありません。そんなことは素材にならなかったのでしょうかね。)

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鏡見て終りの近き朝と知る  あきオジ

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