あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

「夢追いかけて」(花堂純次監督)

2008-10-28 20:30:08 | 日記
盲目の中学生が

水泳をとおして成長していく物語。

河合純一青年の実話。

確か北京オリンピックに出場しているはず。

それまでもパラリンピックで金メダルに輝いているはず

中学生のときに発病

徐々に視力が落ちていき失明

そして筑波大学に進学

自分の道を切り開いていく

そこには苦労もあるし、周囲の偏見もある。

その姿は感動的だし、映画を学びの教材とすれば

十分に美しく感動的。

涙流したい自分にはかっこうの映画。

でも、この手の映画の底流にある

「体が不自由にも関らず・・・」と条件がつく。

しかし、それが、一般的な感じ方

何か健康でないものは可哀想

体の不自由な人は健常者にすがらなければ生きられない。

そのあたりもしっかり描いている。

時代の雰囲気をそれなりに描いている。

そこが面白い。

一歩ステップアップしている。

全盲の青年の学びについて参考になることいっぱい。

このような健全安全な映画もあっていいし

でき合いのきれいごと映画と批判することはたやすいが

案外この種の映画は少ない。

問題提起だけが映画ではあるまい。






夏服の人が減りました

2008-10-28 06:54:29 | 日記
秋らしい気配ですね。

夜明けが遅く

目覚めに外の空気を吸う愉しみが少なくなりました。

朝、街を歩くと冷たい風が吹き付けます。

高校生は冬服を着ています。

何となく夏の活気とか歓声が感じられません。

こんなときは

「いまのままでいい。」

「そこそこ健康であり、そこそこ食べられる」

それでけでも欲張りだし

それが叶えられるなら、それで十分だと思うものです。

楽しいことなど、欲しくはないものです。

楽しいことは向こうから来るとは考えないからです。

また、「・・・があったら・・・」という積み重ねはしないものでね。

「年寄りくさい」と言われそうですが

若いときには考えれならないものです。




「母べえ」

2008-10-27 18:11:59 | 日記
「母べえ」(山田洋次監督・吉永小百合主演)

戦争が始まる前の家族の物語です。

映画そのものは期待していませんでした。

というのは、

この映画には、劇的な要素が乏しく

脚本も思ったよりも起伏がありません。

ということは、戦争を素材にした静かなる戦争映画だからです。

第二次大戦前の学者とその妻

そして、子どもが時代に流され

悲しい日々になっていく

そんな内容です。

小さな家族に戦争の影が押し寄せてくる。

映画が悲しい内容なのに、セットが明るい雰囲気にしているので

涙が抑えられるのかもしれません。

組み合わせで言えば、

山田洋次監督と吉永小百合の資質とは馴染まないのです。

そんな気がします。

しかし、吉永小百合は大いなる女優ですね。

最後まで芯の強い女性をきめ細かく演じきります。

冨田勲の音楽はピアノをメインにしたものですが

情感たっぷりとはいえません。

意識して抑えているのだと思います。

浅野忠信演じる「やまちゃん」

その人柄がいいですね。

映画の中で魅力を感じることはあまりないのですが

「深い河」の大津以来です。

かなり泣きました。


かみ合っていません。


京都は人で溢れていました。

2008-10-27 06:08:35 | 日記
京都清水寺は人で溢れていました。

「これでも今日は少ないほうです」というタクシー運転手の話

お参りだけのために来ている人はいるのだろうか?

まあ、それはどうでもいいけど

人は「人が集まるところ」に集まる。

そんなことが分りました。

観光地には観光客を引き寄せる店がある。

商売の人もあれこれと工夫する。

そんな感じかな?

いつも京都に来ると人が少ない陶器を商う店が並ぶ坂を戻るのですが

漬物や土産を商う店が多い三年坂を下りていった。

転ばないように歩くのに懸命でした。

何を買い求めるのでしょうか

どの店も人がいっぱいです。

京都と言えば漬物

そんなことを坂を下りながら感じましたね。

ふだんの生活の中で、漬物はスーパーの片隅にあるものが

京都では町の真ん中であったり

清水の土産物を扱う商店街の中心にあります。

かなり元気のある店になっていました。

錦の市場でもそうでしたね。

漬物にさほどの関心がない自分には新鮮な風景でしたね。

ついでに漬物をメインにした店に入り

お茶漬けを食べました。

御飯がおいしくて三杯たべました。

やはり漬物がメインでした。

漬物だけでけっこう食べられるのですね。

意外な発見でした。

人生、旅すればあれこれある。

発見もある。

歩いてみようかな

そんな感想でした。

宿泊は苦手

2008-10-26 21:49:24 | 日記
旅行に出かけると

自己管理が全くできない。

仲間と一緒だとそのペースにあわせるのですが

仲間と別れホテルに戻ったり

自分の部屋に戻るとまったくだめ

夕食をどうするか・・・・

さっき食べたからいいじゃないか

いや京都に来たのだから京都らしいものを食べなくちゃ

いやダイエット中なのだから

どうでもいいから食っちゃえ!

風呂にいつ入ろうか

食事の前にしようか終えてからにしようか

このボディシャンプーの使い方がわらない。

気楽に聞ける人もいないし。

一人でいることが落ち着かない。

電池剃刀を忘れた。

ホテルの剃刀だと

皮膚を切ってしまう。

いつも同じ失敗をしている。

今日はどうしよう・・・・

家にいれば段取りどおりにしないと許されない緊張感があるけれど

それがなくなると、まったく段取りがおかしい。

風呂に入る段取りもかなり違ってしまう。

そして、テレビの番組を見て12時過ぎまで起きていた。

ふだんならありえない。

だから、翌日

食べ過ぎの後遺症がでたり

寝不足

ベッドの回りが散らかし放題

その非日常性が旅行の面白さなのだ

そんな言い方もあるけれど

自分は疲れるだけ。

だから、年に一二回しか泊りがけの旅行はしない。

また、お付き合いも控えている。

気を使いすぎて、疲れ果ててしまうからだ。

同窓会から戻りました。

2008-10-26 21:31:50 | 日記
同窓会というか昔の知り合いが集まりました。

楽しいし、懐かしい。

親子とは違った関係・・・・

そんなことかな?

横並びの関係は面白い。

多少の年齢の凸凹があるけれど

そんなことお構いナシのつきあい。

もう40年以上になる。

この自由さはなんだろう。

でも、参加したくてもできない人の

体力、気力だけでなはく

こだわりもある。

参加する人は

どうしてこないのだろうかね?

と心配する。

でも、参加しない人の思いは

そう簡単ではない。

京都に出かけます

2008-10-25 04:52:56 | 日記
同窓会があり京都に向かいます。

毎回場所を変えているのです。

今年は京都ですね。

年々参加者が少なくなります。

体が動かなかったり

一人では移動できる状態ではなくなっているのです。

それでいいのです。

誰かがやめましょうという限り、続けましょう。

京都は10年近く足を向けていません。

興味の対象になっていなかったのです。

それと不精になってしまいました。

今度は、「街並み」「細道」というテーマで写真を撮ってみようと

思います。

川越、青梅、浅草、鎌倉の続きです。

少しずつ広げていこうと思っていたので

遠距離第一号ということになります。

なんとなく思いついたことで

さしたる目的もありませんが、それでいいのです。

次の日にしたいこと

ときにはしなければならないことがあることは

そこそこ気持ちがいいものです。

でも、その日のうちに終わらせたいですね。

体力も気持ちもそれでいっぱいです。

それでいいのだ。

明日は京都

2008-10-24 20:20:19 | 日記
京都で同窓会がある。

そんなことで出かけます。

一泊つきの旅行は今年は二度目です。

泊りがけの旅行は好きではありません。

仲間と一緒の行動が好きならそれなりに楽しいでしょう。

飲めるようだったら居酒屋めぐり

食べるのが好きならグルメもいいのですが

どうも、そのどちらも苦手となると

泊る理由もありません。

ということでねらい目は

街並み、路地ということで写真を撮ることです。

三年坂のいかにもという雰囲気もいいかもしれません。

そこだけ撮ってきます。

京都に行けば素材に困らないような気がしますが

どこもかしこも撮影禁止なのです。

ですから庭であろうと建物であろうと

なかなか難しいのです。

もっとも、守備範囲はそこまで広げていないので

同窓会を楽しみたいと思います。

天気が悪かったらごめんなさい。

絵葉書にならないように工夫します。

忘れられない日

2008-10-24 05:55:29 | 日記
この家族にとって思い出の一こまなのか

忘れられない日になるのか

公園に来るとそんなことが頭に浮かぶ

これからの人生いろいろなことがある。

平凡な風景だけれど

恋人同士の誓いの日だったり

親子の絆を再確認できた日だったり

母の唯一の笑顔の日だったる

家族の再生の思い出になったり

何かを覚悟し、親に背中を押される日になったり

そんなことがあるのだろうなと思う。

でも、諍いの場であったり

憎悪のぶつけ合いであったり

そんなことはごくごく稀だと思う。

だって、こんな高い空の下

パステルカラーの広がりの中で

心を頑なにすることなんてできない。

Dr,コトー診療所

2008-10-23 20:43:08 | 日記
写真は昭和記念公園で写真を撮っていたら

突然東のほうで落下傘が下りてきた。

確かにヘリコプターが轟音で飛び立っていった。

しかし、落下傘が舞い降りてくるとは思わなかった。

そういえば昭和記念公園の隣は自衛隊の基地だった。

・・・・・・・・・・・・・

「Dr、診療所」をBSで再放送していました。

ついつい見てしまいました。

何度も見ているしDVDももっているのですが

テレビで放映されると義務感のようにしてみてしまうのです。

このドラマは

孤島そして美しい景色、絶対失敗しない手術、独身の医者

決して過ちを犯さない

それだけで、絶対安全、そして涙いっぱいの条件が整っている。

そして、気の利いた音楽をかぶせれば

オジさん涙モード全開!

のせられたいし、はまりたい。

今日見たのは、祭に浮かれている留守にしている間に

妻が脳卒中で倒れたエピソードです。

このドラマでは手術の失敗による死はありません。

それがお約束なのです。

だから見るのですね。

しかも、何度見ても涙するのです。

このエピソードは最も密度が濃い内容です。

ずるずる泣いてしまいました。

中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」もいいですね。