![タイムの花とアオスジアゲハ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/80/ed1c58de2edf0c9e4aa9a5b29f2b4630.jpg)
アオスジアゲハ kissデジN EF70-300mmIS(記事とは関係なし)
![江戸の誘惑 チケット半券](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d1/72a1f2d8dd4cea9368b6ba02c8f9f88c.jpg)
なのに、なのに、ぜんぜん、惑わされへんかった。
浮世絵美人画に興味も知識もないのも悪いんだろうけど、どこが江戸の誘惑なん?
しょせん、ミーハー的な審美眼で底がしれる。
要は、誰でもご存知の名画を見るなら、ホンモノをこの目で見たという達成感と満足感が味わえるのだ。
今までボストン美術館で眠っていた絵を見せられても、はー、これが喜多川歌麿か、鈴木春信か…というくらいのもんで、有名な絵があるわけじゃない。
唯一葛飾北斎の迫力ある絵をこの目でかいま見られたというくらいのもんかも。
わざわざ遠い所まで行くほどのものではなかったなぁ、と友だちと言い合いしながら、空腹を抱えて帰宅したのだった。それにしても寒い。
車中、半袖お腹出しの若い娘の隣にウールの半オーバー姿の女性が立っていた。
なんぼなんでも、これはあんまりだけど、それくらいに寒々。