ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

節分考

2007-02-03 20:10:01 | 社会&世相
川辺のススキ
銀色に揺れていたススキもほうきになってしまい、川面に春のきらめき。
季節の分かれ目の節分、明日は立春。

朝によそのブログを見て、あ、今日は節分なんや。
ごく、ふつうに鰯と巻き寿司を買ってきた。
スーパーの巻き寿司コーナーはすごい人だかりで、私の子どもの頃は巻き寿司の丸かぶりなどなかったで。(1977年に大阪海苔問屋協同組合が節分の日に道頓堀で実施したのが今の形で定着したとか←akoさん)
今じゃ日本の風習としてバレンタインデー並に人気になった。
なんでもみんなといっせいに同じことをやりたがるのが日本人だけど、なかなか上手くいかないのもある。
たとえばハロウィン。ショッピングデコレーションとしては見かけるけど、物量消費の面ではたいしたことはないような。
食べ物とセットになると商業的に力を入れるので成功するんだろうね。
クリスマスとケーキ、バレンタインデーとチョコ、節分と巻き寿司。
土用ののウナギ、冬至のカボチャが今ひとつ、盛り上がりに欠けるのは、子どもや若い子に人気が無いのと、バリエーションがきかないので宣伝しにくいというのもあるかもしれない。
右へ倣えで、芸がないけど、たまに鰯を食べるのも悪くない。

子どもの頃から豆まきは苦手で「鬼はー外、福はー内」って大声だすのが恥ずかしいて、父の豆の数を数えてあげたりするほうが楽しかった。
私も年の数だけ豆を食べるのもしんどい年になってしまい、その代わりにパックの「ちりめん大豆」をぱくついている。