
明日はハロウィン 比叡山ガーデン(カボチャは焼き物)
昨日、図書館で少し本を借りた。
みをつくし料理帖シリーズの高田郁の「銀二貫」、さっそく、寝床で読み始めたら止まらない。2時40分までかかって読了。今朝、起きたら10時半だった。
読み過ぎが寝過ぎか、なんだか1日中、目の奥から少し頭痛気味。
『銀二貫』
目の前で父親を仇討ちで殺された侍の子が、ひょんなことで大坂天満の寒天問屋の主に銀二貫で救われ、松吉の名で丁稚となり寒天商売を極めていく。
江戸時代の浪速の町の様子、商人の心意気、たびたび起こる大火、大阪言葉の柔らかさ、想い人との行き違い、イッキに読めてしまった。
タイトルの銀二貫の意味がわかって、最後はジーンとくる。
松吉が高槻から大坂へ渡るとき、淀川の三十石船に乗り、枚方のくらわんか舟から羊羹を買う様子が出てくる。地元民にとってはうれしい場面だった。