当たり前のことだけど、この災害で私がわかったこと。
◇こんなに大きな津波がやってくるなんて…
津波で家や車が流されていくのは他所の国のことだと思っていた。
警鐘はずーっと鳴らされていても、いなくても、自分のことととして考えなくなってしまうのやね。
◇原子力発電は莫大な電力を作ってくれるが、それを動かすためには膨大な電力を使っうんだって。
原発事故、これからいったいどうなるんやろか。
台風だって事故だって、最悪の場合は首都圏直撃…などとしつこく報道されるのに、原発事故の最悪のシナリオは不安をあおるからか書かれていない。
冷却できなくなって現場の作業員が全て引き上げてしまったら…
最悪は大量の放射能が放出されるというだけで、そうなったらどうなるか具体的なことが書かれない。
今すぐ、健康被害はないといっても、継続だとどうなるの。
なんだか、テレビや新聞の解説は楽観ばっかりに思えたり。
情報を知るすべは報道しかないけれど、どこまで頼ったらええものやら。
けれど、インターネットという情報手段のおかげで、不明だった大船渡市の人工内耳の方を、市内の避難所の避難者名簿で確認できたことは、とてもうれしかった。