今年の2人といえば、もう決まり。
大谷翔平選手と藤井聡太八冠。
昭和の半ばなら、野球選手も棋士もどこか泥臭くやくざな稼業でもあったと思うのに、今は新聞も週刊誌もテレビもネタを追っかけて、速攻SNSだから、どんなに強くても悪っぽい人は出る幕無し。
性格、品格、人格、の格が常人とは違う。
育ちの良さがあの謙虚さと爽やかさににじみ出るんだろうね。
野球が楽しい、将棋が楽しい、ただただ強くなりたいというだけでなれるのが、やっぱり天才だ。
藤井さんが八冠になったとき、将棋ファンの高齢者が生きているうちに八冠を見られて良かったとコメントにあった。
これから十年、今の偉業をどんなふうに変えていくんだろう。
将棋も野球もよくわからんの私も、長生きして2人の十年をぜひ見てみたい。