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昨日2/6見た映画
米国のユダヤ人のジェイミーとベンジーは従兄弟同士。
ホロコーストのため祖国を追われ、前年に亡くなった祖母の遺言でかつて住んでいたポーランドの家を訪れようと。
今どきの旅、ポーランド迫害の歴史遺産を廻る現地の旅行ツアーに申し込んで最終日だけ2人でタクシーに乗って家を訪ねる。
気分の浮き沈み激しく、時に馴れ馴れしいベンジー、真面目過ぎて神経か細いジェイミー。それぞれ現代人らしい葛藤も抱えている。
集まったツアー客はルワンダ内戦体験者など、それぞれのルーツがあり、英国人のツアーコンダクターは口舌滑らかに案内していく。
戦争記念碑の前で皆んなでポーズ取ってはスマホ撮影、ツアー旅行あるあるですね。
強制収容所で言葉無くすシーン。
ポーランド最古?の墓の前でベンジーはこの墓に眠る人をもっと心に残そうと提案する。
祖母が住んでいた家はふつうに人が暮らしていて、特に感動的でもない。
ほぼ何の変哲もないストーリー。
映画的にはもっとドラマティックなほうがおもしろいだろうに、現代のツアー旅行にありそうな雰囲気で、全体的に淡々と流れていく。
どこがおもしろいのん?みたいな映画であるが、なんかしら、余韻がじわっと心に残る映画だった。
平日でも観客はわりと多く、レビュー評価は良い。
7日夕刊にも紹介されてたが、7日からはもう夜しか上映してないやん。
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