平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1229 「核の傘」は「破れ傘」 

2018-08-08 10:12:53 | 日記
       平和への希い1229 戦後73年  
    「核の傘」は「破れ傘」  2018.8.8.

73年前の、8月6日広島に、明日8月9日長崎に、原爆が投下された。
その後、世界各地で戦争はあったが、核爆弾は、戦争で使われていない。でも、世界に15000発もある。
安倍政権は、昨年の「核兵器使用禁止条約」国連決議に、「アメリカの核の傘」に入れてもらっているので、
反対したのです

「アメリカの核の傘」って、世界の大辞典やマスメディアの解説によると、
「アメリカは、北大西洋条約(NAТO)加盟の欧州各国や安保同盟国である日本や韓国等に、『核攻撃』を
加えられたら、アメリカが攻撃されたものとみなして、『核攻撃で報復する』ことを保障する」

ということ。
「核攻撃した国に、核攻撃で報復するぞ」と脅かすことで、相手国の「核攻撃」を抑止できるという論理。
ケネディ・フルシチョフのキューバ危機の頃は、東西冷戦の真只中。
第3次世界戦争で「核爆弾」が飛び交う可能性が、現実味を帯びていた。
その様な世界情勢の中で、核を持たない国は、核保有国に頼って、核攻撃から自国を守りたい、ということと、
これ以上核保有国が増え、核戦争の危険が拡大することを避けたい、ことから「核の傘」論理が登場した。

しかし、核爆弾とミサイルが結びついた「核攻撃」で、「核の傘」は効果あるのか?
一旦、核兵器が飛び交ったら、核攻撃の報復合戦で、地球上は火の海になる。「傘」なんて無いのと同じ。
「核の傘」にしがみついている安倍政権は、「風車に槍を」のドン・キホーテなのです。
唯一戦争核被爆国の日本は、「核の傘」を大事にするより、地球滅亡に繋がる「核戦争」にならないように、
まず、「戦争では『核爆弾』を使わない」という核禁止条約を徹底し、次に、「使わない『核爆弾』を作ったり、
保有してもしょうがない」と言う状況を作り、核廃絶に持って行くことこそ、取るべき行動なのです。

安倍総理、「核の傘」で、飛び交う「核爆弾」から国民の安全を守れますか?
それは「破れ傘」なのです。

ウォーキング中に出会った花々です。

8月8日「今日は何の日カレンダー」より
そろばんの日(全国珠算教育連盟 1968)、ひょうたんの日、屋根の日・瓦の日、ヒゲの日、パパイヤの日、
白玉の日、親孝行の日、地球歌の日、発酵食品の日、笑いの日、タコの日、米の日(毎月)
▲世阿弥、没(1443)▲雪舟、没(1506)▲キリスト教禁教令(1616)▲天明の飢饉、江戸市中に米価抑制(1786)
▲アメリカズ・カップの第1回レース(1870) ▲鶴田義行、オリンピック200m平泳ぎで優勝(1928)▲米潜水艦
ノーチラス号、北極潜行に成功(1958)▲札幌医大の和田教授が日本初の心臓移植手術(1968)▲金大中氏、東京の
ホテルから拉致される。金大中事件(1973)▲ニクソン大統領、ウォーターゲート事件で辞任(1974)