平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1232 気に食わない筋書き

2018-08-11 08:05:39 | 日記
    平和への希い1232 戦後73年 
   気に食わない筋書き 2018.8.11.

8月9日、NHKの深夜便「明日への言葉」で、「不死身の特攻兵」の作家鴻上尚史さんが、
「9回特攻に出撃して、9回生還した」佐々木友二さんのことについてお話しされていた続き。
大本営作戦本部が、「特攻隊は、爆弾抱えた戦闘機が米海軍の艦隊に突っ込んで、名誉の戦死を遂げること
が任務」と勝手に決めた。

佐々木さんは、爆弾を敵艦に落として、生還した
特攻隊を考案した、作戦本部の官僚にとっては、「特攻隊員が生還」しては、筋書きが違う。
大本営官僚は、佐々木さんが特攻攻撃に出撃した時に、「生きて帰らない」ことを前提に、見事お国のために
戦って散った英霊の一員として、天皇に報告してしまった。後には引けない。

ところが、佐々木さんとしては、抱いていた爆弾を投下して、敵に損害を与えて来たのだから、「よくやった」
とホメてもらえると思っていたに違いありません。
だって、海軍は、敵に損害を与え、自国に有利にすることが仕事と、苛酷な訓練を積んできたのだから。
特攻隊で、1度で死んでしまうよりは、出来るだけ何回も敵にダメージを与える方が、お国のためになる、と
考える佐々木さん、9回出撃したが生還した。生きて帰ったことで、肩身が狭い思いをしていた不思議。

生きていてもらっては困る大本営は、2回も葬式を出させ、親族や親しい人の中には2回も香典を出さされたと、
苦笑いしている人もいた。更に、筋書きのために、生きていてはマズイと、フィリピン
で殺そうとしたのです
厚生省女性局長を筋書き通り罪に陥れるために、文書をデッチ上げた大阪地検検事、森友疑惑で安倍昭恵夫人に
関する文書は「筋書きにはずれる」と文書改ざんした財務官僚、「自分が描いた筋書き」のためにだけ働く
官僚、税金泥棒が昔も今もいることに、怒り心頭。許せない。

ウォーキング中に出会った花々です。

8月11日「今日は何の日カレンダー」より
▲藤原道長、金峯山に写経を奉納(1007)▲足利尊氏、征夷大将軍となる(1338)▲1457年太田道灌に築かれ、
1590年以降、徳川家の居城になっていた江戸城本丸、全焼(1639)▲徳川5代将軍綱吉「生類憐みの令」、
鳥や魚の食糧用飼育・売買を禁止(1707)▲ハワイ移民者から、初手紙(1868)▲アメリカ海軍天文台が、火星の
衛星を発見(1877)▲前畑秀子ベルリンオリンピック、200m平泳ぎで金メダル。わが国では女性初の金(1936)
▲日本初のミニスカート(マリー・クワントデザイン)、発売(1965) ▲川内原発再稼働(2015)