平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1227 73年目の原爆ドーム  

2018-08-06 09:58:32 | 日記
       平和への希い1227 戦後73年  
    73年目の原爆ドーム  2018.8.6.

73年前、原爆が原爆ドーム真上で炸裂した。今日、広島の原爆死没者が31万人を超えた。
世界遺産の原爆ドーム、取り壊しか保存かで、戦後、広島市民の間で、
「戦争のこわさを伝えるために保存しようという」意見と、
「悲しみや憎しみを思い出させるから壊そうという」意見がありました

爆心地から1.5キロ離れたところで被爆した1歳の楮山ヒロ子さん。16歳で白血病のため亡くなった。
高校生の楮山ヒロ子さんが、綴った日記の中で、
「あの痛々しい産業奨励館(原爆ドームのこと)だけが、いつまでも、恐るべき原爆を世に訴えてくれる
だろうか」という一文が、

地元の子どもたちの団体「広島折鶴の会」に、原爆ドームの保存運動のための活動を始めるキッカケを与えた
とのことです。
保存への機運は高まり、広島市議会は66年に永久保存を決定。96年には世界遺産に登録されたのです。

昨年7月、国連で「核兵器禁止条約」が国連加盟国193ヶ国中、約3分の2にあたる122ヶ国の賛成で決
まった。そして、この条約に貢献したICANがノーベル平和賞を受賞。
アメリカの「核の傘」の中にある日本は、核保有の常任理事国などと同じように、条約に参加しなかった。
人類を何度も滅亡できる核兵器は、世界に1万5000発以上あるのです。

核兵器による惨劇は、戦争で負けた国だけのものではなく、戦争に勝った国にも必ず及ぶのです。
兎に角、「戦争」を無くすことこそが最重要なのですが、先ずは、「戦争で核兵器を使えない」ようにして、
「使えない核兵器を作る、保有する」意味が無くなる、この方が核廃絶に繋がるのです

日本は、唯一戦争での核被爆国。
日本は、楮山ヒロ子さんの思いを世界に訴え、「武力によらない」世界平和実現と核廃絶実現を、国連を舞台に、
積極的に努力する責任があるのです。どうも、安倍政権は、逆走しているようで怒り心頭です。

ウォーキング中に出会ったこの花、カラスウリの花、今年も咲いています。(去年撮影したもの)

8月6日「今日は何の日カレンダー」より
広島平和記念日、国立公園クリーンデー、ハムの日、太陽熱発電の日
●仙台七夕(~8日、仙台市)
▲伯父である平良兼、将門を破る(937)▲幕府、煙草禁制(1612)▲神聖ローマ帝国滅亡(1806)
▲ロンドンのサボイホテル、オープン。電灯とエレベーターを初めて備えた、世界一贅沢なホテル(1889)
▲日本放送協会(NHK)設立(1926)▲世界初の原爆、広島に落とされる(1945)
▲古橋広之進、世界新(1500m自由形)(1948)▲『アサヒグラフ』原爆被爆写真公開。即日売切れ(1952)
▲広島で第1回原水爆禁止世界大会(1955)▲マッターホルン北壁に日本人初登頂(1965)
▲ニチボー貝塚バレーボールチーム、連勝記録258でストップ。ヤシカが連勝を阻止(1966)
▲衆議院議長に土井たか子(1993) ▲中日・岩瀬投手登板数新記録(2017)