平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1245 ベネズエラ難民とコスタリカ憲法

2018-08-24 09:49:05 | 日記
    平和への希い1245 戦後74年 
   ベネズエラ難民とコスタリカ憲法  2018.8.24.

昨年の今頃、「逃げ出す国民」というブログをアップしましました。
ベネズエラ難民が発生している原因。(昨年のブログ)

石油の原油埋蔵量が世界一、美人コンテストでの美人で有名なベネズエラ。
社会主義体制で、原油価格が高かった頃には、大盤ふるまいの社会福祉政策で国民は豊かな生活を送ることが
出来たようです。
ところが、原油価格が急落した現在、大盤ふるまいが出来なくなったことで、国民は困窮。
生活必需品など不足し、高騰。政府に対する抗議デモが頻発、治安当局との激突で市民が命を失うことも多く、
政治も混乱。生活物資不足に加え、デング熱・じか熱・マラリアなど保健衛生でも大変のようです。
マドゥロ大統領は、議会を否定、自分に都合よい新しい議会をつくり、司法も掌握して独裁政権で乗り切ろうと
武力でデモを制圧しようとしているため、ますます、抗議行動が激しくなっているようだ。
ベネズエラ原油の最大の輸入国であるアメリカにとって、「反米」の独裁政権が、アメリカ経済を大きく揺る
がすことになるので、トランプ政権は「軍事介入も辞せず」と威嚇している。混乱に拍車。
国民が、国を捨て、近隣諸国へ逃げ出していると言うのです
大盤ふるまいの社会福祉政策の方向転換を、国民との対話ではなく、強権と武力で乗り切ろうとなってしまう。
強権と武力で「ことを治めようとすれば」泥沼の紛争になること、あちこちで起こっているのに。


最近の報道では、ベネズエラ難民急増で、近隣諸国は苦慮。難民流入規制に躍起になっているようだ。
軍隊があるから、圧政が国民の悲劇を大きくする。圧政には軍隊が必要絶対条件なのだ。
中米・コスタリカの憲法、「軍隊があれば政治家が利用する、だから軍隊を持たない」ことの意義は大きい。
ウォーキング中に出会った花々です。

8月24日「今日は何の日カレンダー」より
▲ヴェスビアス火山大噴火ポンペイ埋没(79)▲源頼朝石橋山で敗れる(1180)▲石川五右衛門釜ゆでに(1594)
▲イギリス、ワシントンを攻め落とす(1814)▲イギリス人船長ウェッブ、ドーバー海峡初横断。直線距離33km
21時間45分で横断(1875)▲三宅島大噴火(1962)▲フランス水爆実験成功(1968)▲参議員選挙に比例代表制が
導入される(1982)