
大国の思惑で左右され続けてきたアフガン、悲劇は続いている。
南アジアに位置するアフガニスタン(アフガン)は、古くは、メソポタミヤ文明とインダス文明の影響を受
以後、東ローマ帝国やモンゴル帝国など、興廃の渦にモミクチャにされてきたが、イスラム教を信ずる国家
として、第二次世界大戦後独立した。
アフガン人、タジク人など多数の遊牧民の混成国家で、統一国家としての運営が難しい。
そこに、付け込んで、大国は、自分の都合良い民族やグループを支援して、実質支配し、利益を得ようとする。
日英同盟(1902年)の頃には、ロシア帝国が不凍港求めて南下、アフガンを支配下に置きたいと、武力制圧を
目指したが、アフガを実質支配していた、大英植民地帝国に阻止された。
第二次世界大戦後にイスラム教を信奉する国として独立したが、多民族国家の上、イスラム教の各派の教えが、
複雑に入り乱れ、ついには、イスラム教過激派タリバンの一大拠点となった。
1970年代、東西冷戦の最中、ソ連は、アフガンの過激派がソ連のイスラム教徒に対する影響力を無くすこと
を口実に、ロシア帝国時代からの念願、アフガンを手中に収め、不凍港獲得のチャンスにしようと、武力制圧に
乗り出した。10年以上掛っても、結局アフガン制圧に失敗、過大な軍事費用が、ソ連崩壊の一因とも言われて
いる。
2002年9.11には、アメリカの同時多発テロを起こした、アルカイダを応援、かくまっていたタリバンを、
アメリカが、壊滅作戦を展開、ほぼ20年。米の若い沢山の兵士の死、膨大な軍事費用。モッタイナイ。
昨年、トラさんは、アメリカのタメにならない、大統領再選のための手柄にしようと、不毛の戦争から手を引くと、
話し合いを始め、米軍撤退の道筋を作った。バイさんも、米軍撤退を進めている。
しかし、米軍撤退が進む中、アフガン政府とタリバンの和平協議が滞り、和平協議の主導権を取ろうと、政府軍と
反政府武装勢力タリバンが、国土の7割で戦闘を繰り広げているのだそうだ。
結果、国民が悲惨な目に会うのだ。何で、話し合いで決着しようとしないのだろうか?
何万年も、戦争し続けているのに、和平が成らない。戦争では、和平が成らないと、目を覚まして欲しい。
ブロガーnokoさんに教えて頂いた、スイセンノウ別名リクニス・コロナリア、フランネルソウ、ヒトリムスメなど。
花言葉は、ウィット、機智

ブロガー「サクラ母」さんに教えて頂いた、スモークツリー、花言葉は、賢明、煙に巻く、にぎやかな家庭、など。

その他



6月11日、「今日は何の日カレンダー」より 入梅(雑節の一つ。露に入ること)
▲平清盛、法華経10巻を奉納(1172)▲江戸城で初上覧相撲(1791)▲日本初の銀行、第一国立銀行設立(1873)
▲パリ~ボルドー初自動車レース(1895)▲榎本健一(エノケン)、日劇に初進出(1938)▲日本初の海底トンネル、
関門トンネル下り線が開通(1942)▲田中角栄の「日本列島改造論」出版(1972) ▲イランでM6.7の地震で、
死者3000人(1981)▲ソ連の金星・ハレーすい星探査機「ベガ1号」の降下船が金星着陸。(1985)
▲FIFA ワールドカップ南アフリカ大会開催(2010)▲プロ野球機構、飛ぶように調整していた統一球、
調整事実を隠ぺい(2013)▲イラクにあるトルコ領事館にいた49人を、イスラム国過激派が拉致(2014)