平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2236 思いやり予算

2021-06-05 11:40:05 | 日記

日本が、在日米軍の駐留経費の一部を負担している「おカネ」が、「思いやり予算」。21年度約2千億円。
トラさん時代、中国・北朝鮮の脅威をチラつかせ、脅かし半分に、日本に、米軍駐留経費の負担増を求めた。
トラさんほどではないが、バイさんも、中国が台湾を武力で併合し兼ねない状況で、台湾海峡がきな臭く
なってきたので、「尖閣」を守って上げることもあるし、日本にある米軍基地を強化するために、
「思いやり予算」の増額を、求めることは必至。
日本にとって、米軍基地はどういう必要があるのか、考えてみる時かも
太平洋戦争の対日連合国は、無条件降伏した日本を、米軍に占領統治させ、二度と戦争出来ない国にしようと、
軍隊を持たせないために憲法9条を押し付けた。
米軍は、戦後の混乱の中で日本の治安を維持するためと、ソ連を中心とした共産1党独裁国家の影響力に対する
防衛のために、日本各地に基地を造った。
唯一地上戦になった「沖縄」は、アメリカの施政権下におかれ、1972年に施政権が返還されるまで30年
近く占領されていた。その後も日米安全保障条約に基づいて、沖縄中心に、日本各地に米軍基地が存続。
第二次世界大戦後の世界情勢は、ソ連を中心とした共産1党独裁国家と米を中心とした民主主義国家が睨み合う、
東西冷戦が続き、沖縄は、朝鮮戦争やベトナム戦争など、米国とソ・中の代理戦争のための前線基地となった。
アメリカは、韓国や日本を守るためと言いながら、ソ連共産主義の脅威からアメリカを守るために、地勢学上、
水際で止めるため、韓国・日本を防波堤にしようと、膨大な兵力とカネを投入した。
ケネディ・フルシチョフのキューバ危機を頂点に、東西冷戦の象徴ベルリンの壁が崩壊して、冷戦は終わった。
ソ連に代り、中国が台頭、米国内の厭戦ムード、世界警察の役割で「軍経費」負担増大が米財政を圧迫。
中国は軍事大国になり、ソ連に代わる、米など民主主義国家の対抗馬になり、核兵器も核弾道ミサイルも多く
保有し、また、北朝鮮も核・ミサイル開発で米本土を狙える

日本にある米軍基地があるからと言って、米国や日本の安全が守れるのだろうか
核・ミサイルが飛び交う戦争になったら、先ず、日本にある米軍基地狙って核・ミサイルが飛んでくる。
基地があるところ中心に、火の海になるだけ。
日本に米軍の基地があることで、国民の安全を守るどころか、国民の安全をぶち壊すのだ

二度と悲惨な世界戦争を起こさないために、国際連合ができ、世界中の国々が加盟している。
無駄な基地や軍拡を止め、国連中心の話し合いによる、協調に徹するべきなのだ。
日本の役割は、国連外交中心に徹した「基地も軍備も」必要としない世界実現を目指し、力を尽すことなのだ

ウォーキング中に出会った花。

6月5日、「今日は何の日カレンダー」より 世界環境デー(国連)
▲藤原広嗣の乱で廃された太宰府を復活(745)▲北条時頼が三浦一族を滅ぼす。宇治合戦(1247)▲後醍醐天皇が
京都に凱旋(1333)▲井原西鶴、2万3500句の新記録を樹立(1684)▲フランスのモンゴルフィエ兄弟が世界初の
熱気球(1783)▲新選組池田屋襲撃(1864)▲気象庁毎日定時観測を開始(1875)▲春分の日、秋分の日決定(1878)
▲嘉納治五郎が下谷永昌寺に講道館の前身となる柔道場開設(1882)▲日本が万国赤十字条約に加入(1886)
▲東郷平八郎海軍元帥が87歳で死亡。初の国葬に(1934)▲ミッドウェー海戦で、日本が4空母を失う(1942)
▲国立国会図書館開館(1948)▲アメリカ大統領候補のロバート・ケネディが銃撃され翌日死亡。42歳(1968)
▲新宿副都心の超高層ビル第一号・京王プラザホテル開業(1971) ▲6/4天安門事件の翌日、鎮圧のための戦車
の前に立ちふさがる無名の反逆者が報道される(1989)▲日本長期信用銀行が新生銀行に改称(2000)
▲パキスタンで51℃の熱波、死者26人(2003)▲フランスで、初めて同性結婚を承認(2004)▲村上ファ
ンド代表が証券取引法違反で逮捕される(2006)▲金星、太陽面通過(2012)▲サウジがカタールに国交断絶
宣言。 サウジが敵対するイランに接近したなどで。(2017)