今朝の、NHKラジオ深夜便「明日へのことば」で、女優の「市毛良枝」さんが、お話されていました。
明るい笑顔が、浮かんでくるようなお話ぶりに、感動の数十分でした。
「山なんて嫌いだった」という市毛さんは、日本の高い山や、ヒマラヤやキリマンジャロなど海外の高い山にも
挑戦する、プロの「やまガール」で、日本トレッキング協会の理事に就任されていらっしゃるようです。
お母さんの介護で大変だった頃、山に行けなくなり、運動不足を補うために、社交ダンスに熱中されたとのこと。
お話しされている間に、「まっ、イイか」という言葉が、良く出ていました。
山に登っても、頂上まで、あと100mのところで、「雨で頂上まで行っても、何も見えないなら」と、テントで
雨をしのぎながら、「まっ、イイか」とおしゃべりして、頂上まで行かなかった。
登山家は、頂上を目指し、登頂記録を大事にすると思っていたら、市毛さんは、登頂にこだわらない、ムリしない
「まっ、イイか」の、自然体の「山登り」なのです。
お母さんの介護でも、「まっ、イイか」精神で、自分で何もかもというのではなく、周りの人に助けてもらって
乗り切ってこられたとのこと。
市毛さんの、「まっ、イイか」で、母の口癖の一つ、「たいがいにしとけ」を思い出した。
草取りや掃除など、手伝わされた頃、「完璧にやりなさい」ではなく「たいがいにしとけ=大体できれば十分」と、
笑っていました。
サラリーマン時代、帰省して、「今、こんなことで、一生懸命やっているよ」なんて話すと、母は、「たいがいに
しとけよ」でした。「余りムキになって、完璧を目指そうなんてことするな」ということなのです。
「余りの完璧主義は、人間関係を、ギスギスさせるよ」ということでした。
市毛さんの「まっ、イイか」は、母の、「たいがいにしとけ=大体できれば十分」みたいで、私の料理、「イイカ
ゲンが、いい加減」も同じようなものだ、と、布団の中で、笑いがこみあげて来ました。
市毛さんの「まっ、イイか」で、母のことを思い出させて頂きました。
お盆が近い。今年は母の7回忌。市毛さんのお蔭で、一足早く、母に会えた気がしています。
市毛さんに、感謝、感謝です。ありがとうございました。
7月28日「今日は何の日カレンダー」より 菜っ葉の日、乱歩の日(乱歩忌)、にわとりの日(毎月)
▲モスクワの大火(1493)▲ペルーがスペインから独立(1821)▲熊本地震、死者20人(1889)
▲オーストリアがセルビアに宣戦布告し第一次世界大戦勃発(1914)▲日本人がアムステルダムオリンピックで初の
金メダル獲得(1928)▲江戸川乱歩、死去(1965)▲ラジオ受信料廃止決定(1967)▲「免田事件」の無罪確定(1983)
▲ロサンゼルス五輪、ソ連不参加(1984)▲ペルー、フジモリ大統領就任(1990) ▲長谷川町子に国民栄誉賞(1992)
▲民主党政権で、初の死刑執行2人(2010)▲松井秀樹、ヤンキーススタジアムで引退式(2013)▲島根・山口で
大雨死者不明4人(2013)▲中日谷繁選手、3018の最多出場達成(2015)▲ヨーロッパに熱波、仏・ガール県で、
45.9℃(2019)▲安倍晋三首相が体調不良で辞任表明(2020)▲新型コロナ、感染者数全国で、約21万人と
最高記録更新(2022)