1月12日ごろ、大阪湾で見つかった、迷子クジラは、2月18日ごろ、衰弱死したようです。
2月21日の、日経「春秋」で、クジラやイルカなど海洋生物が、陸に打ち上げられたり、漂着する
ことを指す、「ストランディング(Stranding)」を取り上げ、解説していました。
大阪湾の迷子クジラは、エサを追い求めて、大阪湾に迷い込んでしまったのか、エサも無く、ついに
衰弱死してしまい、悲しい結果になってしまいました。
「あの子の死を無駄にしない」と、死んだクジラの解析用サンプルを採って、調査研究されている、
研究者がいらっしゃることも教えて頂きました。
哺乳類のクジラは、人間とよく似た病気にかかるようです。乳がん、インフルエンザ、心臓病など。
研究者の皆様は、「クジラなどが、自然死なら仕方がないけれど、プラスチックなど、人間社会が
垂れ流している有機汚染物質を吸い込んでしまい、免疫力が弱り、ガンなど、人間と同じ病気に
かかって死ぬのは、避ける努力をするべき」と、活躍されているのです。
海の有機汚染が広がれば、クジラばかりではなく、私たちが食べている魚、海藻などが汚染され、
「天ツバ(天に向かって吐いたツバは、自分の顔に落ちる)」のように、人間は、免疫力低下が
進み病死が多くなり、行く行くは、人類の滅亡に繋がってしまうのです。
春秋氏は、「私たちは、(クジラの死に)無関心であってはならないと思う」と結んでいらっしゃい
ました。ホント、その通りだと思います。
「大阪湾の迷子クジラの死」を無駄にしないように、プラスチックのポイ捨てなど、出来ること
から、して行かなければ、と決め、実行する気持ちを新たにしました。
大阪湾で亡くなったクジラさんのご冥福をお祈りします。
2月25日、「今日は何の日カレンダー」より 夕刊紙の日
▲天武天皇が律令の制定を命ずる(681)▲菅原道真、59歳で病死(903)▲カトリック教会、エリザベス1世を
破門(1570)▲箱根用水、完成(1670)▲「旬刊朝日」が創刊される。後の「週刊朝日」 (1922)▲旧円と新円の
交換が始まる(1946)▲買い出しで満員の列車転覆。死者174人、負傷者800余人。 八高線列車転覆事件(1947)
▲歌人・斉藤茂吉、没。70歳(1953)▲タブロイド判、駅売り専門の「夕刊フジ」創刊。夕刊紙ブーム(1969)
▲フィリピンでアキノ新大統領の就任式。20年のマルコス政権崩壊。マルコス夫妻はアメリカへ亡命(1986)
▲湾岸戦争で、イラク軍が米軍兵舎にミサイル攻撃28人死亡(1991)▲金大中が韓国大統領に(1998)
▲緊急地震速報試験運用(2004)▲世界人口65億人に(2006)▲朴槿恵韓国18代大統領に(2013)▲平昌
五輪閉幕(2018)