京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2025 3/15の拝観報告2(龍安寺 蔵六庵 京の冬の旅)

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写真は、蔵六庵の火灯口。
仁和寺を出て、車できぬかけの道を北上します。
10:30頃にやって来たのが、龍安寺。
こちらも3/18に迫った京の冬の旅です。
いや龍安寺の京の冬の旅、1度来ましたよねってw
そうです。
雪の金閣寺と一緒に2/9に来ました。
しかしその際の公開は西の庭と仏殿。
3/10~3/18は蔵六庵に代わりました。
まあつまり今回の蔵六庵もその前の西の庭と仏殿も、事前の計画通りってことですw
きぬかけの道沿い3寺の仁和寺 経蔵・五重塔+龍安寺 蔵六庵+金閣寺 方丈は3/10~3/18の間に。
1/10~3/9の降雪時に、雪の金閣寺と龍安寺 西の庭・仏殿に行ければと思っていました。
方丈に入って、特別公開の受付をします。
龍安寺に入るのに600円+特別公開400円です。
こちらも今回の説明書きを別で作ってくれていました。
まずは本物の知足の蹲踞がある書院で説明。
そして茶室 蔵六庵へ。
中には入れませんが、茶道口と火灯口から拝見出来、ここまでは写真撮影も可能です。
最後に展示室。
ここは写真NG。
こちらには狩野益信の「龍頭龍尾図」や古地図などが展示されていました。
11:00頃にこちらを出て、次へと向かいました。
まあどこに行ったかは、もう自明ですよねw
ちなみにまた資料を保存ファイルに入れる際に、下の半券を見つけました(過去の由緒書きはもちろん、半券もすべて保存してますw)。

左が過去の、右が今回の。
過去にも同じような企画をしているのがわかりますねw
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カトリック西陣教会

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写真は、外観。
カトリック西陣教会はウィリアム・ニーリーの設計で昭和24年に建築されました。
アクセス
地下鉄烏丸線の今出川駅で下車し、6番出口から地上に出て右折します。
烏丸通を約70m進み、最初の交差点を右折し武者小路通を進みます。
途中の右手に武者小路千家官休庵を通過し、約300m進むと2車線の新町通に出ます。
これを左折し、約120m進んだ右手にカトリック西陣教会があります。
カトリック西陣教会は当初明治40年に二条新町に創設され、昭和14年に現地に来ました。
表門を入ると左手に礼拝堂、左手奥に納骨堂、正面をずっと進んだ左手奥に和館の望洋庵があります。
2024年京都モダン建築祭のガイドツアーで内部を見学しました。
まず礼拝堂の外観。
ロマネスク風のファサードで、ドリス式オーダーを模した擬石柱、左右に飾り格子、玄関の上にはクロス型の窓が2×4つあります。
内部です。
席は単廊式バシリカ形式、左右の窓は2連のアーチ状。
正面奥の内陣はアルコープです。
天井には合板を貼りトラス全体は隠れていますが、頬杖部分だけが三角形に出ています。
手前の側の2階には母子礼拝室がつくられています。
礼拝堂を出て右手奥の望洋庵へ。
こちらは元々尊攘派の旧鳥取藩士 河田景福宅で、明治43年からは後に京都市長から警視総監になる川上親晴の邸宅でした。
そして昭和13年から教会の所有となり、今は教会のイベントスペースとして使われています。
望洋庵の玄関を入ると正と左手に広間があります。
左手の広間は奥が10畳ほど、手前が6畳ほどで共に床の間と床脇があります。
正面の広間は板の間ですが床の間が残っており、礼拝堂のように十字架が掛かっています。
この部屋の右側に階段があり2階へ。
階段は踊り場でターンし、上がった左手に8畳間、右手に6畳間。
共に床の間と床脇がありますが、6畳間の方には付書院もありました。
2階は後補のようです。
また望洋庵の裏にはルルドの泉の庭園があります。
この一角に古い待合があります。
これは河原町教会の場所が元々加賀藩邸で、そこにあった待合を移築したものだそうです。
礼拝堂の左手奥の納骨堂は木像を模した鉄筋コンクリート造です。
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2025 3/15の拝観報告1(仁和寺 経蔵・五重塔 京の冬の旅)

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写真は、茶所と五重塔。
雨の土曜日です。
この日はランチの予定がありました。
その前に10:00から拝観します。
9:30頃に車で自宅を出て、10:00前にやって来たのが仁和寺。
3/18までに迫った京の冬の旅です。
久しぶりに公開の経蔵と五重塔です。
どちらも過去に拝観したことはありますが、仁和寺の伽藍の中でも拝観の機会が少ない2つがセットでしたので来てみました。
金堂前の納経所で特別公開の拝観受付をして、右手奥の経蔵へ。
こちらはこちら専用の経蔵と五重塔の説明書きを作ってくれていましたね。
ツアーの団体さんも来たので、9:55頃には拝観開始になりました。
経蔵には北側から内部に入ります。
経蔵なので回転式の輪蔵があります。
そういえば昔プライベートツアーで、これ回しましたねw
輪蔵を回したのはこちらだけです。
慣性がつけば軽かったです。
そして五重塔へ。
五重塔は4面の扉が開扉されるものの透明のプラスティック板があり、それ越しに内部を見るので中には入れません。
また遠くから覗いたり写真が撮られないように、扉に面した基壇の外側は目隠しされていました。
五智如来の像と真言八祖像などが描かれているのを拝見します。
10:20頃に終了し、次へと向かいました。
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カトリック高野教会

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写真は、教会の外観。
カトリック高野教会の司祭館は昭和15年に、聖堂と伝道館はウィリアム・ニーリーの設計で昭和23年に建設されました。
アクセス
大まかには東大路通と北大路通の交差点が高野で、この西側の北小路通沿いにあります。
市バスでは高木町が最寄で、バス停の約80m東の南側にあります。
北大路通沿いの表門を入ると、正面奥に司祭館。
右手前に聖堂、右手の奥に平屋の伝道館があります。
司祭館と伝道館は腰にタイルを貼り外壁をスタッコ仕上げのスパニッシュ風の建物です。
聖堂の外観は木造、外壁をスタッコ仕上げでスペイン瓦で屋根を葺いたスパニッシュ風。
北西側には尖塔状の鐘楼がありロマネスク風。
東側のファサードはエントランスにドリス式オーダーの円柱を2本立て、左右対称です。
聖堂内部は通常から17:00までは開いています。
広い空間に会衆席、奥に内陣(祭壇)が配されています。
逆に入口側の2階は本来は楽廊(楽奏席)でしたが、今は畳を敷き母子礼拝室になっているそうです。
天井はトラス構造がむき出しで、頬杖部分に装飾が施されています。
左右の窓にはクロスの配色をしたステンドグラスが入っています。
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2025 3/12のおでかけ報告(エディオンアリーナ大阪 大相撲三月場所 4日目)

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写真は、マスA 向正面7列21の席から新横綱 豊昇龍 土俵入り。
午前中だけ仕事をして、午後は有休で大阪へ。
梅田にある阪急デパートのエシレでホワイトデーのお返しのガレットとサブレ。
梅田にある阪急デパートのエシレでホワイトデーのお返しのガレットとサブレ。
さらに今日のおやつも購入w
13:30頃になんばのエディオンアリーナへ。
今回は同年代の相撲友達、Hさんとご一緒。
Hさんとは昨年の名古屋場所のタマリ席で偶然お隣になりました。
そこで意気投合し、今回一緒に行くことにしましたw
昨年9月までは小結会員(年会費6,600円)でしたが、今回は関脇会員(年会費33,000円)になったので1次抽選から参入できました。
しかし平日、前半戦のタマリ席2席は取れず。
マスS席もハズレ、マスA席でした。
向正面7列目でしたが、思っていたより近くてよかったです。
イスSS席はマスB席ぐらいの距離ですね。
マスA席は本来4人分ですが、大人4人だとキチキチです。
これをゆっくり2人で使用するので金額は倍になりますが(1人約26,000円)、足を延ばして座れるので楽です。
2人だとこれが出来るので助かります。
1人だとタマリ席がハズレると、イス席(1次抽選ならイスSSは取れる)になっちゃいます。
やっぱりイス席は「相撲に来た感」が弱いのと、イスSS席は東西のため力士が縦並びになるのでちょっと観にくいです。
やっぱりイス席は「相撲に来た感」が弱いのと、イスSS席は東西のため力士が縦並びになるのでちょっと観にくいです。
一応、今後観戦を考慮されている方のために、
タマリ席、マス席、イス席のメリット、デメリットをまとめておきます。
メリット
・とにかく近くて臨場感がある。
・1人でも来れる(むしろ1人が多い)
・タマリエリアに入れる特別感
デメリット
・高い(2万円)。
・取りにくい(昨今なら、ファンクラブ1次抽選が最低条件か)。
・飲食ができない。
・土俵際が見えにくい(視線より上になるので)。
マス席(1マス販売 最大4人使用)
メリット
・相撲に来た感が強い
・マスS、マスAなら結構近い(ただし取りにくい)
・マスB、マスCなら取りやすい(ただし遠い)
・飲食ができる
デメリット
・4人だとかなり狭い(1人10,000円~15,000円)
・2人だと高い(前述の倍で、同行者の理解が必要)。
・比較的安価で取りやすい(11,000円~3,500円)。
・1人でも来れる
・飲食ができる
デメリット
・遠いので、臨場感が弱い
・相撲に来た感が弱い

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写真は、現地購入のランチ 松栄軒 大相撲幕の内 1,100円。
この日は4日目。
以前から言っているように、いつも平日の序盤戦に来ます。
理由は2つ。
・いい席のチケットが取りやすい
・休場者が少ないので、番数をたくさん見れる
からです。
そしたらですよ、言わんこっちゃない「十日目から横綱 豊昇龍休場」ですもんねw
到着してすぐにお昼。
現地で購入したお弁当を戴きます。
正直お弁当の種類は国技館の方が圧倒的です。
次にお土産も買いに行きます。
このあたりを14:20頃の十両土俵入りの前までに終わらせておきます。
そして十両の取り組み。
新十両の草野、強いですね。
応援している若碇、琴栄峰に勝ててよかったです。
15:40頃から幕内土俵入り。
次いて横綱土俵入り。
豊昇龍の土俵入りを初観覧w
ここから15分ほど休憩になります。

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写真は、おやつのエシレ オムレット・ブール 740円(要予約)。
ここで往路に阪急デパートで購入したおやつのエシレ オムレット・ブール。
これは7日前に予約しておかないと購入できません。
なので3/5にちゃんとオンライン購入しておきましたw
クリームのバターの風味がスゴイです。
これはメッチャ美味しいですね~~
14:10頃から幕内の取り組み。
不調が心配な琴櫻はなんとか勝ちましたが。
なんかモタモタするんですよね。
相手を見過ぎのようで一気に出て行かない。
圧力がないように見えます。
先場所好調だった王鵬は今場所はイマイチかな。
先場所のような圧倒的な強さを感じないです。
万全だった大の里が初黒星。
安定感はあるので、この後はなんとかするでしょう。
もう何度も観戦に来ており、段取りも理解していることもあるからでしょう、
現地は4時間居てもあっという間でした。
帰りに同行のHさんとだるま なんば本店で夕食の串カツを戴き、20:00頃に帰宅しました。
追伸:本日の幕内の向正面は長らく審判部にいた朝日山親方(琴錦)でしたが解説が理論的かつ鋭い視点で非常に面白かったです。
ちゃんと「なぜ負けたのか」、「どうすべきだったのか」を語ってくれています。
頭がいいんでしょうね~~
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京都府立鳥羽高等学校

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写真は、昭和6年建築の本館(管理棟)。
京都府立鳥羽高校は東寺の近くにある公立高校で、戦前の鉄筋コンクリート造校舎が残っている数少ない学校です。
なお筆者の母校です。
アクセス
近鉄東寺駅で下車し、改札を出て九条通を右へ。
約300mで東寺の五重塔がある九条大宮の交差点で、さらに直進します。
東寺の前を通過し、約250m先の歩道橋を上ります。
交差点の対角の階段を下りて、九条通をさらに約200m進んだ左手の奥に校門があります。
明治33年に京都府第二中学校が設立されます。
昭和9年に今の管理棟(本館)が建設。
昭和22年新制京都市立洛南中学校、のち京都府立洛南高等学校を経て、
昭和59年現在の京都府立鳥羽高校になりました。
筆者の母校なので内部はある程度知っていましたが、2025/2/7の朝日カルチャー 「関西建築遺産を訪ねる」で主な部分を参観しました。
表門を入ると正面に昭和6年築の管理棟(本館)、その左手に連続して三棟、三棟に並行した奥に四棟、管理棟の右手奥に体育館。
その3つが本来は昭和11年築でしたが、体育館だけは建て替えられています。
三棟の奥手前には2階建ての二棟がありますが、これはさらに後年のものです。
管理棟(本館)はスクラッチタイル張り。
敢えて色の違うものを混ぜてアクセントをつけています。
屋根には三角形の突起物が全周にわたってつけられています。
また三棟、四棟も共通して、窓が平行線を強調しています。
管理棟に入ります。
左手に2階への階段、右手に建築記念のプレートがあり設計は十河安雄と書かれています。
正面の廊下を進むと、右手は職員室。
左手中央あたりに校長室と応接間があります。
応接間には大きな奉安庫があります。
戦前の学校には二宮金次郎像と共に設置された、教育勅語や天皇皇后両陛下の御真影を奉安する場所です。
非常に大きく真っ白で、和洋取り交ぜた意匠です。
これだけ大きく立派な奉安庫はなかなかないそうです。
階段を上ると2階は進路相談室など教室がたくさんありますが、3階は講堂です。
講堂は白い梁の部分が緩やかなアーチを描き、その間の天井には半円と直線の幾何学的なライトカバーがあります。
また舞台上の正面には大きな漆喰で火頭窓のようなアーチが施されていました。
講堂裏の階段から屋上にも上がれました。
三棟へ。
三棟の1階廊下から奥へ。
三棟奥の門からは四棟の向かって廊下が横断しますが、廊下は2段ほど低く左右が半円の階段になっています。
また2階への階段も左右にあり、踊り場で折れて中央の階段1つになります。
三棟の最奥は特別教室(1階化学室、2階生物室、3階物理室)です。
こちらは建物の柱の外側に出窓のように窓があり、さらに上方には折り上げて明かり取りの小窓があります。
これは蛍光灯がない時代の採光を増す工夫だったそうです。
四棟の同場所には図書館があり、入ってすぐにアーチ状の下がり壁、梁の両端が2段折れになっています。
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2025 3/9の拝観報告2 最終(ホテル バンヤンツリー・東山 京都 岡林院の特別拝観と日本初上陸のラグジュアリーホテル バンヤンツリー・東山 京都でランチを楽しむ niwacoツアー)

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写真は、105号室。
岡林院を出て、維新の道の坂を登ります。
11:45頃にバンヤンツリーに到着。
個人的にはクリスマス アフタヌーンティー以来2回目です。
ロビーに一旦入って、2班に分かれます(各10名ずつ)。
まずは館内ツアーです。
南側に別棟の105号室。
1番リーズナブルな部屋だそうです。
1番の特徴はお部屋に入ってすぐ左手にお風呂がありますw
ちゃんと仕切って隠れるようにはできますが。
そしてエレベーターで4階の405号室へ。
こちらは逆にスイートルーム。
食事をするりょうぜんの上。
数室ある天然温泉が出るお部屋です。
1階に戻り、お庭に出ます。
階段で3階へ上ると能舞台があり、その奥に竹林の散歩道もあります。
そしてこの能舞台に面してレストランのりょうぜんがあります。

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写真は、この日のランチコース。
12:30頃から食事です。
この3月ぐらいから外来ランチを始められたようです。
昨年12月はアフタヌーンティーまででしたので。
この日程付近でNHKでもランチーツアーをしていますね。
1のウェルカムドリンクから始まり、5品。
予想通りぐらい感じで、美味しかったです。
14:10頃に食事が終わりました。
皆さんまだお話もあるようでしたが、予定の14時も過ぎており大相撲の初日でもありましたので僕はここで失礼しましたw
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元成徳中学校

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写真は、春めき桜が咲く外観。
元成徳中学校は昭和6年 現地に成徳尋常小学校として創立し、昭和23年から中学校を併設。
のち中学校だけになり、統廃合で2005年に閉校しました。
ちなみに筆者(昭和49生)と亡父(昭和20年生)の母校です。
アクセス
地下鉄烏丸線の四条駅の南改札を出て、5番出口から地上に出て左折します。
烏丸通を約120m南下し京都銀行本店が角にある高辻通へ右折します。
そこから約200m進んだ左手に元成徳中学校があります。
玄関は黄色い大谷石を使ったアーチ状。
細かな装飾もなされています。
ここからさらに約60m先には西門があり、こちらにはロートアイアンを思わせる大きな青い鉄扉があります。
そしてこの扉の間には3月中旬ぐらいに満開を迎える春めき桜が植樹されています。
また校舎の窓もアーチ状のアルミサッシ。
交通量が多く窓を開けるとうるさいので、少なくとも1980年代には冷房完備でした。
玄関を入るとエントランスホールがあります。
床はタイル張り、天井は漆喰で細かな装飾施されています。
右手に廊下を進むと一般教室が5室並び、左手奥には校長室と相談室。
左手前には東階段があります。
なお今は取り壊されましたが、校長室の向こう側には大教室の棟があり、1階は職員室、2階は理科室、3階は技術室でした。
東階段は欅の1枚板、手すりには大理石が使われています。
2階へ上がると踊り場から正面奥(1階校長室の上)に、作法室があります。
通常は施錠されていますが、2024年の京都モダン建築祭のガイドツアーで公開されました。
天井が折り上げ格天井で、欄間は三日月に霞が掛かった様子を意匠的にしたものです。
2階と3階の廊下沿いにも一般教室が5室ずつあります。
廊下と腰板が木、側面から天井は白い漆喰です。
ちなみに
3階の西側から、1-1、1-2、1-3、2-1、2-2。
2階の西側から、3-1、3-2、3-3,2-3、視聴覚室だったので、
「2-3は避けたい」が合言葉でしたw(筆者は1-1、2-2、3-3で、3年間一緒だったのは3名)。
また教室の教壇の幅が30㎝ぐらいと非常に狭いです。
これは団塊の世代(亡父以降)は生徒数が多く、教室にぎっしり机が入っていたからだそうです。
廊下を西の端まで進むと西階段があります。
この突き当りにも取り壊された大教室の棟があり、1階は音楽室、2階は美術室、3階は家庭科室でした。
西階段の手すり壁には鋳鉄製の細かな意匠のオーナメントが埋め込まれています。
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2025 3/9の拝観報告1(高台寺 岡林院 岡林院の特別拝観と日本初上陸のラグジュアリーホテル バンヤンツリー・東山 京都でランチを楽しむ niwacoツアー)

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写真は、岡林院の仏間。
朝7時の新幹線で東京駅を出て、9時過ぎに京都に到着。
一旦帰宅して、荷物を交換。
市バスで東山安井へ。
10:20頃にやって来たのが、高台寺の塔頭 岡林院です。
この日は10:30からniwacoツアーで「岡林院の特別拝観と日本初上陸のラグジュアリーホテル バンヤンツリー・東山 京都でランチを楽しむ」でした。
参加者は20名、参加費は18,000円でした。
アマ会からはUさんが参加しておられました。
まずは岡林院から。
御住職が急用で最初は我々だけで拝観。
烏賀陽さんの解説で方丈、お庭から茶室を外から。
そのうち御住職も帰って来られ、法話をして頂いたのち仏間も開けて下さいました。
円窓から覗いたことはありましたが、横を開けて拝見したのは初めてでした。
それと岡林院の由緒書きも出来ていました。
11:20頃にこちらを出て、バンヤンツリー・東山 京都へと向かいました。
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2025 3/8のおでかけ報告3 最終(歌舞伎座 三月大歌舞伎 通し狂言 仮名手本忠臣蔵 夜の部)

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写真は、今回のチケット 昼も夜も14列19番。
一旦退出して、お弁当を買いに行きます。
そして16時過ぎに夜の部へと舞い戻ってきました!
通し上演なので、片方だけみて帰れませんよね!
チケットを取る際も仁左衛門さんが出演される夜の部を先に購入。
それから昼の部を購入しました。
正直昼の部はもう少し前の席もありました。
しかしもう同じビューで見ようと思い、この日の14列19番の席はジャックしましたw
早速夜の部へ。
16:30~18:13 五段目、六段目
昼の部最後にお話した早野勘平(勘九郎)とおかる(七之助)のお話。
おかるの実家に潜む勘平。
おかるの父母も家族ぐるみで勘平を支援し、討ち入りのメンバーに入れるようにまずは金策します。
そのため勘平に内緒でおかるを祇園に身売りします。
そのお金を持って帰路に就くおかるの父を悪党の斧定九郎(隼人)が刺殺し財布を強奪。
そこへ狩りをしていた勘平がイノシシと間違えて斧定九郎を銃殺。
暗闇で相手もわからず動転して、薬を探した際に見つけた財布を持って帰ります。
おかるが祇園町送りになった後に勘平が家に帰って財布が見つかると、「勘平がおかるの父を殺した」と疑われます(本人も殺ったかもと思っている)。
その恥辱をそそぐべく勘平は切腹しますが、遺体改めをして無罪と判明し、討ち入りのメンバーに入れ名誉は回復するも勘平は亡くなります。
義経千本桜でもこのような同情を誘うスピンオフの義士の犠牲話が入ってきます。
江戸の庶民が好きな流れだったんでしょうね。

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写真は、叙々苑 上カルビ弁当 4,600円と叙々苑サラダ 650円。
ここでディナータイム。
昼の部終わりで事前に銀座みゆき通り店に注文していたお弁当を取りに行きました。
もう朝からずっと座っており、ちょっとは動かないとDVT(深部静脈血栓症)から肺塞栓になっちゃうのでw
昼は魚、夜はお肉。
このお弁当は2回目ですが、マジで、マジで美味しいです。
18:43~20:26 七段目 祇園一力の場
ここはメッチャ有名。
場所的にも季節的にも、南座の顔見世でやり勝ちの演目。
僕も3回目。
遊び呆けている擬態で、実は討ち入りの計画を練っている大星由良之助(仁左衛門)のお話。
一力にいるおかる(七之助)が身受けされて家に帰ろうとしますが、兄(松也)に「お前が会いたい父も勘平も亡くなっている」と聞いて卒倒するシーンがあります。
今まではあらすじだけで「そうなのか」と思っていただけでしたが、
今回は直前にそのシーンを見ているので「なるほど」と話がつながりました。
それとやはり仁左衛門さん。
80歳ですよ、80歳。
こんなカッコいい80歳います?
登場した際に仁左衛門さんと愛之助さんの人気の高さがよくわかりました。

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写真は、切腹最中 抹茶 780円。
最後の幕間もおやつタイム。
おやつも洋から和へw
現地で売っていた切腹最中の抹茶です。
抹茶は初めて戴きましたが、思っていた以上に抹茶が濃厚で美味しかったです。
20:36~21:02 十一段目
いよいよ閉めへ。
討ち入り、炭焼き小屋、引き揚げの場面。
幕が開くと師直邸の門前。
義士はアノ討ち入り装束。
仁左衛門さん、メッチャカッコいい~~~💛
引き揚げのシーンでは幕府役人の菊五郎さんに労われ、応える由良之助の仁左衛門さんが「吉良邸に討ち入ったる段・・・」と言われたのはご愛嬌w
計算したら7時間ぐらい歌舞伎観てましたw
歌舞伎の公演は大抵20:30頃に終わるのですが、今回は21時をまわりました。
新大阪行きの最終が21:24だったので、諦めて八重洲口のホテルを取ってました。
時間割が出た時、妻に「土曜日帰れへんし、泊まりやわ」と行ったら、「どこに、なにしに行くん?」と珍しく聞かれました。
「東京に歌舞伎見に」と答え、さらに説明しようとしたら、「ええわ。多分理由聞いても私には意味わからんし、それにもう絶対行くやん。行ってきて~」って言われましたw
9月は菅原伝授手習鑑、10月は義経千本桜の通し上演と歌舞伎3大演目が続きます。
ヤバイですね~~
翌朝7時の新幹線で帰洛しました。
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2025 3/8のおでかけ報告2(歌舞伎座 三月大歌舞伎 通し狂言 仮名手本忠臣蔵 昼の部)

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写真は、歌舞伎座の外観。
東京駅から地下鉄で銀座へ。
まずは10時開店の銀座三越でお弁当とおやつを買います。
今回は日本橋高島屋も候補に挙がったのですが、開店が10:30。
おっ、遅い。
そして10:40頃にやって来たのが、歌舞伎座です。
今年は松竹創業百三十周年で、三月大歌舞伎は「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」でした。
非常に長いお話なので、通常は一段ずつなど部分的に上演されますが、今回は昼と夕で大事なところから一通りやってくれました。
これでも全体の1/3ぐらいらしい。
これは是非見たいと思い、3/8の町家の日をかなぐり捨ててやってきましたw
2/13に聴竹居でチケット取りしていたのはこれですw
この公演は3/4(火)~3/27(木)まで。
片や大相撲春場所は3/9(日)~3/23(日)まで。
もう僕に平日の有休を使う日数の余裕はありません(他が多すぎる)w
となると、この期間内で相撲と重複していない土日祝は・・・3/8(土)1択でしたw
1等席14列目で鑑賞。
11:00~11:47 大序。
事の始まり。
最初に口上人形による配役紹介もこの演目の特徴。
足利直義(扇雀)の前で、高師直(芝翫)と桃井(右近)が言い争います。
この時点で塩冶判官(菊之助)は仲裁役。
幕が開くとこの4人がアシンメトリーに座っているんです。
その画力よw
11:52~12:38 三段目。
簡単に言うと塩冶判官が高師直に松の間で切りつけるシーン。
高師直(芝翫)が散々に塩冶判官(菊之助)を罵倒しますが、メッチャ、メッチャ我慢するんですよ。
しかし、それでも・・・の表現ですよ。

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写真は、築地寿司岩 特選1人前 4,968円。
そしてこの幕間でランチタイム。
三越で購入した築地寿司岩の特選1人前。
さすがに全ネタ美味しい。
特にまぐろと中トロは絶品。
個人的経験では、刺身とお肉は掛けた費用に比例して美味しいものが出てきますね。
歌舞伎観劇の時は子供もいないし、ご褒美飯なので「手加減なし」ですw
13:32~14:45 四段目
ここも簡単にいうと塩冶判官(菊之助)の切腹の場面。
切腹のシーンでは客席の誰もが音もたてず、シ~~~ンと張りつめた空気が。
お客さんも一体の舞台だなと思いました。
切腹直後に駆け付けた大星由良之助はこのBプロでは松緑さん。
城の明け渡しの後、去っていく場面。
花道すぐのところで突然由良之助が嗚咽するんですよ。
口惜しさが伝わってきましたね。
グッときました。

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写真は、千疋屋総本店 銀座三越店限定 旬果ジュエリーせとか 1,080円。
せとかが美味しいというウワサは聞いていたのですが、戴く機会がありませんでした。
今回はいい機会でした。
フルーツパフェが大好きな僕にとって、銀座に来たら千疋屋はハズせないですw
超濃厚なみかん。
味に深みがありますね。
15:00~15:40 道行
ここで少し話が脇に逸れます。
塩冶家臣の早野勘平(愛之助)と腰元おかる(萬壽)は、仔細あって主君塩冶判官が大変なことになっている時に逢瀬を交わしており不在という大チョンボをします。
そこで2人で駆け落ちするシーン。
この後の五段目と六段目はこの2人のお話ですが、それは夜の部。
舞踊メインのシーンなので通常はちょっと睡魔が襲う系ですが、そこは愛之助さんと萬壽さんのスターオーラで大丈夫でした。
しかし出てきた時の雰囲気で愛之助さんが人気役者さんなのが分かりますね。
さて15:40頃に終演。
やられっぱなしの昼の部。
口惜しい気持ちのまま退出しました。
やっぱり歌舞伎はメッチャ面白いです。
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2025 3/8のおでかけ報告1(京都駅 新幹線コンコースで朝食購入)

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写真は、ジャンボポテト(上) 350円、カツミックスサンド(下) 620円とスタバのコーヒー 437円。
土曜日です。
この日は早朝から新幹線で遠征!
7時台の新幹線に乗ります。
時間の都合上、朝食は新幹線内で。
そのためにお店の開店時間、ラインナップを事前調査していたわけですw
まずは7時前から開店しているGRAND KIOSKで、志津屋のジャンボポテトを買います。
ポテサラにハムが入っており、僕のお気に入りです。
そして7時から開店する京老舗の味 舞妓、古都みやびで、とり松のばら寿司が欲しかった。
しかし当日の搬入は8時頃からと・・・。
残念。
ということでGRAND KIOSKに戻り、買い足しのカツミックスサンドです。
これを持って新幹線に乗ります。
車内でモーニング。
普段自宅で志津屋のパンを食べる機会も多くないので、朝からのプチ贅沢で大満足。
9:40頃に東京駅に到着。
ここから長い1日が始まります!
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2025 3/6の拝観報告2 最終(野村美術館 聴雨軒茶会)

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写真は、玄関。
大力邸を出て、13:40頃にやってきたのが野村美術館です。
この日は閉館日ですが、聴雨軒茶会があり申し込んでいました。
1席10名で、10:00~、11:00~、13:00~、14:00~の4席。
アマ会からは
10:00 あきさらささん、。karaikaさん、京loveさん
11:00 桃ちゃん、YDさん、masaさんご夫妻、Ysさん
13:00 KEIさん、Mさん、Mzさん
14:00 桜さん、serimamaさん、Inさん、あいるさんと僕。
さらに皆さんと共通のお友達もお一人
が参加しました。
この各回10名でこの占有率の高さは偶然ではありません。
まずインスタで募集が始まってすぐに桜さんが見つけて我々に告知。
そこから各友人伝いに広まって、すぐに埋まったからです。
実際14:00の席も他の4名の方も桜さんやInさんの友人で、「誰ともつながっていない人は1人もいません」でしたw
参加費は5,000円です。
美術館の立礼席が待合。
時間になったら、美術館外の右手から裏手の茶室に回ります。
次の間の「聴雨」の扁額は橋本関雪。
床の間の和歌懐紙は貞昌 (石州)。
香合は傘型 の仁清。
釜 与次郎
棗 桐 藤村庸軒好
茶杓 金森宗和 春宵一刻
御菓子 二條若狭屋 「桜だより」 花弁がきれいで、桜餡も最高でした。
菓子器は安南(ベトナム)、マイセン、デルフト焼き。
お薄は全員お点前して下さいます。
茶碗は黄瀬戸、萩、絵唐津、虫明、志賀焼(対馬)、狂言袴、八代焼、赤膚焼、朝日焼、志戸呂焼など。
すべて手に取って拝見出来ました。
お茶席は14:55頃に終了
お茶席後は次の展覧会、「能楽の美 -能面・能装束と能楽ゆかりの茶道具-」を一足先に拝見出来ました。
15:20頃にこの日は帰宅しました。
美術館主催のお茶席は、普段はなかなか手に取れないお道具をしっかり拝見出来ます。
さらにほぼ知り合いばかりで話しあいながら拝見できるのもいいですよね。
それに今回僕が初めてお目にかかった方も、今度またどこかのお茶会でお目にかかるんですよねw
皆さんと交流を深めておきました。
そしてさらにです。
聴雨軒茶会は皆さんもうっすらご期待の今後「付帯的なイベント」もあるかもなんですw
それはまた開催があれば、報告します。
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2025 3/6のランチ報告1(大力邸)

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写真は、玄関前庭。
木曜日です。
この日、午前中は仕事。
そして午後からは有休で出かけます。
蹴上駅で下車して、南禅寺境内へ。
12:40頃、ランチにやってきたのが大力邸です。
通常なら1階のカウンター南禅でうどんを戴くところですが、
ちょうどこのタイミングで1階は改修中。
2階の大広間で戴くことになりました。
平日ですが、結構お客さんはおられました。
ほとんどが海外の方。

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写真は、黒毛和牛の小鍋すき焼き 2,700円とライス大 400円。
注文は小鍋すき焼き。
野菜などの具材は正直あまり充実はしていませんが、来てみて分かりました。
お肉に一球入魂していますねw
確かにお肉はいいお肉でしたし、具材の半分強がお肉w
海外の方に「美味しいすき焼きのお肉を食べてください」と言っているようなメニューでした。
これだけコンセプトがハッキリしていると分かりやすいです。
確かに美味しかったです。
13:30頃にこちらを出て、この日の予定に向かいました。
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2025 3/2の拝観報告4 最終(相国寺 光源院 京都非公開文化財特別公開)

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写真は、行者堂。
仁風庵を出て、徒歩で今出川通を東へ。
今出川御門で北に進み、相国寺へ。
14:20頃にやって来たのが、光源院です。
3/2~3/9限定で非公開文化財特別公開を開催されました。
皆さんご存じかと思いますが、昨年の京の冬の旅で1度公開されたのですが、諸事情で途中で休止に。
その穴埋めってわけでもないのかもしれませんが、1週間限定で公開されました。
拝観料は1,000円。
僕は幸い前回来れたので2回目です。
2回目なのになぜ来たかというと、前回の僕の拝観後に「呈茶席」が出来て、それに来れないまま特別公開が終了したからです。
なので今回は別途500円の呈茶席へ。
方丈奥につながる書院で千本玉壽軒の干菓子とお薄を戴きます。
また床の間には足利義輝の御判御教書と和歌軸が掛けられていました。
書院メインでしたが、方丈の襖絵や行者堂の仏像群も再び拝観し、14:50頃にこちらを出てこの日は帰宅しました。
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