私のPC自作部屋

これまで作ったPCの苦労や失敗談、今取り組んでいるアイテム等を綴っていく予定です。

Asus Vivobook X202E モバイルPCのバッテリー劣化度をチェックしてみました。

2017-10-04 09:16:05 | iPad mini & ノートPC
このバッテリーを取り外した時に見たスペックは以下です。




7.4V 5136mAH、38Wh となっています。この値を念頭に置いて、チェクを行いました。


やり方ですが、コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、コマンド "powercfg/batteryreport" を実行します。




すると、バッテリ寿命レポートが C:\windows\sysytem32\battery-report.html に保存されますので、これをEdge でみてみます。(以下抜粋です)





Design Capacity が38,006 mWh となっています。バッテリーに表記されていた 38Wh と一致しています。

Full Charge Capacity が 35,061 mWh となっており、Design Capacity に対し92% となっています。
この値が意味するところは、新品時に対する現在の実績値(劣化度)を表すのか、それとも設計値に対する新品時の実力値を示すのか、よくわかりませんが、いずれにしても 92% あれば、まだまだ現役で使い続けられそうな値です。。。


その下にある、最近3日の残容量を見ると(正常に戻ったのが 2日前なので、最近2日のデータしかありませんが、、、)Max の96%充電で33,485 mWh なので、Design Capacity に対し 88% といレベルです。



次に、 ”Battery Capacity history” という項目があったのでみてみますと、





Deign Capacity に対する full Charge Capacity のデータが記録されています。 
半年前くらいまでは、Deisgn Capacity は 38.006mWh で一定(当たりまえですね。)、full Charge Capacity は 33~35 Wh とほぼ安定しています。

これに対し、直近のデータを見ると、以下のように異常な値を示していました。




バッテリーが不調になりだした 9月27日から、Design Capacity が徐々に低下してきてます。Design (=設計値)なので、これが変化することは有り得ないので、バっテリーからの信号に異常が発生したと想定できます。

10月1日は、バッテリを取り外した日なので、データが無くなっています。


10月2日に復活してからは、Deisgn Capacity が 38.006mWh と 正常値に戻り、full Charge Capacity も34,573 mWh とDeisgn Capacity の91%レベルとなっており、ほぼ正常に戻ったことが伺われます。


とすると、ここ ”Battery Capacity history” に記録されている、「full Charge Capacity」 は現在のバッテリの実力値を表し、冒頭に表記されていた「Full Charge Capacity : 35,061 mWh」は新品時の値を示している、と考えるとつじつまが合いそうです。

その考え方で、新品時 に対する現在の 劣化度を試算してみると

 34,573 ÷ 35,061 = 98.6% となり、劣化はそれほど進んでいない、とみてよさそうです。

また、上で述べたように、Design 値に対する劣化度 で見ても 91% なので いずれでみても心配はなさそうです。






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