私のPC自作部屋

これまで作ったPCの苦労や失敗談、今取り組んでいるアイテム等を綴っていく予定です。

Windows10 の 「Windows」フォルダーサイズについての疑問。

2017-08-30 01:00:39 | OS・ソフト
まず、ほぼ同じサイズの場合です。





サイズ:28.0GB、ディスク上のサイズ:28.0GB です。

このフォルダーが格納されているのは 240GB の SSD です。




これだけ見ていると、 「サイズ」 = 「ディスク上のサイズ」 ということで、違和感は全く無かったのですが、

別の Windows10 マシンで見てみると、以下のように、ディスク上のサイズの方が、かなり小さい値になっていました。





サイズ:17.9GB、ディスク上のサイズ:12.6GB です。

尚、このマシンでは、40GB のSSD を使用している点が異なります。




なんでこんな差が出るのか、ちょっと調べてみると、

「ディスク上のサイズ」は4KB のクラスタサイズでカウントするため、例えば実サイズが1KB であっても 4KB(クラスタサイズ)とカウントされるので、「サイズ」より「ディスク上のサイズ」の方が必ず大きくなる、という情報がありました。

確かに、データのみ格納したフォルダーではそうなっていましたが、「Windonws」フォルダー には当てはまらず、このケースでは全くその逆で、「ディスク上のサイズ」の方が30%も小さくなっており、この情報では説明が付きません。




そこで、再度 マイクロソフトのサイトで調べてみたところ、以下の情報にたどり着きました。





タイトルが「Windows 秘話:ディスク上のサイズの正体」といなっています。つまり「ディスク上のサイズ」には、秘密があるようですね。。。



ざっと読んでみると、

・アアクセス許可のないフォルダーはカウントされない?

・書き込み中のファイルは正確な値とならない。

・ディスク上のサイズでは、圧縮されたファイルのサイズは差し引かれる。


等、ありました。

つまり、、「サイズ」も「ディスク上のサイズ」も、実際のディスク空き容量のサイズを測ったものではなく『大まかな見積もりに過ぎない』
というのが結論のようです。。。


では、ディスク上のサイズを正確に知りたい場合はどうすれば良いのか? と思ったところこのページの最後に「ディスクの使用領域を適切に見るには、ディスククォータ機能を使用することをお勧めします。」とありました。
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