伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

疲労満載のコウゾ植え

2022年03月09日 | 遠野町・地域
 1日目の昨日、作業を終えて帰宅して座った椅子で居眠りをしてしまった。
 作業の疲労感に襲われ、眠りに落ちてしまったのだ。

 午前9時集合し、深山田に新たに借りることになった畑に移動し、10時頃から作業を始めた。

 コウゾの株は、従前の畑で整備事業を請け負っている業者に依頼し、事業進捗にあわせて株を掘り起こしてもらい、現場まで運搬してもらうことになっている。10時前には中型トラック1台分の株が運び込まれていた。



 畑には、協力者に依頼して、事前にバックホーで掘ってもらった穴がある。

 傷ついたり、伸びすぎた大きな根は切断し、クワやスコップで株のサイズに合わせて穴を調整する。穴に株を入れて土を被せる。

 掘り出した株が届くまでの待ち時間があり、断続的に作業が進められたが、午後2時頃までかかって一つめの畑で作業を終了。100株程を植えたのかな。
 残った株をもって、次の有実、大平の畑と移動した。

 ここは最初から穴を掘る。直径30cm、深さ20から30cmの穴を掘る。先の畑の穴の大きさの調整もそうだったが、クワやスコップでの穴掘りがなかなかきつい。先の畑には石があり、これが穴掘りをじゃまする。掘り出された石は、こぶし大からこぶし2つ分程度のものが多かったが、最大は幅35cm、奥行20cm、厚さ10cm程。両手で抱えてもずしりと重かった。掘り出したのは私。でかさ1等賞だった。小学生なら「一番大きかったで章」をいただけたかもしれない。こちらの畑は草の根や木の根がはびこり、じゃまする。

 ゼーゼーと肩で息をしながら穴を掘り、やっとの思いで株を植え付けた。ほぼ30株を植えて、本日の作業を終了した。

 2日目、午前9時終了。廃止される畑から、新たな株が、和紙工房「学舎」にトラック1台が届いた。昨日の株よりも大きい株がごろごろしている。今日の作業は、手掘りで株の植え付けを進めるので、大きい株はなかなか大変そうだ。

 届いた株の根の剪定作業をして、軽トラックに積み込み、大平、下滝、深山田の畑をめぐり、お昼までかかって100株ほど植え付けただろうか。



 その後、学舎に戻ると新たにトラック2台の株届いていた。株が大きく個数は少ないだろうが、これも植え付けをしなければならない。

 学舎の敷地内の空いた土地に30株程植えただろうか。2日間で200数十株の植え付けができたか。

 運び込まれた株の中に見つけた。



 アニメ映画「天空の城ラピュタ」の空を飛ぶ城を想起させる形だ。
 場所を代えて、周りに写り込むものがなく、空の雲もいっしょに写せば、もっとそのイメージが鮮明になったかもしれない。

 植え付けの作業の周りにナズナが咲いていた。



 周辺にはホトケノザ、オオイヌノフグリも咲いていた。
 何かが土の上に動いた。



 ヒシバッタのようだ。

 最近、ボランティア活動後に協力隊員の誘いで菊判の和紙すきの練習している。今日も10数回すいてみた。使えそうなのは2枚ほどしかなくて、あまりにも歩留まりが低い。試行錯誤の最中だからしょうがないか。

 そういえば、練習ですいている黒皮入の和紙(というよりも白皮を節約するために黒皮の方が多いのだが)に、書道をする協力隊員が作品を書いて、簡易な掛け軸にしたという。今後、季節によって作品を作っていくという。どんな作品になるのか楽しみだ。



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