伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

ドングリ

2021年08月14日 | 山野草・花木
 道端にはヤマザクラの他、コナラやクヌギなどが多い。秋も深まれば、枝から落ちたドングリがころころと転がっている。

 クヌギの木も、パーマをかけたような殻斗(かくと=実につくキャップのような部分)が目立ってきた。



 クリの実もだいぶ膨らんだガン字がする。



 この時期にコナラに発生した虫こぶがナラハヒラタマルタマフシだ。



 ナラハヒラタマルタマバチの卵が、このコブの中におさまっている。

 めずらしく、葉の表の真裏にもコブが付いているところもあって、興味深く眺めた。



 枝に毛玉のようなものもついていた。おそらく、クヌギエダイガフシという虫コブで、クヌギエダイガタマバチの卵が産み付けられている。



 いずれも成虫を見たことはない。というより、見たことがあるかもしれないが、特定はできないでいる。卵が孵って幼虫になって、葉っぱを食べて大きくなって、やがて成虫になる。その頃には、だいぶ涼しくなりそうだ。今、産み付けられる卵は、冬越しする親となるのだろうか。

 これらの虫コブがどう変化するのか、散歩しながら観察してみよう。


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