日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

『日米「振り込め詐欺」大恐慌』と 『恐慌第2幕』  これからが本当の恐慌

2009-05-17 17:39:16 | 船井幸雄氏
 船井幸雄氏が副島隆彦氏朝倉慶氏の新著について紹介されています。ここのところ株価が上昇しているためか、マスコミは不況脱出だと言っていますが、実際はどんどん酷くなってきているようです。

<記事転載>
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 「分りやすく真実を書いた本がほとんどない」

               船井幸雄

 「いまの不況は回復しないだろう。それどころか近々ハイパーインフレが来そうだ。これは大変だ」と私は思うのですが、新聞やテレビを見ているとおおむね楽観的です。多くのエコノミストや経済評論家も、政界、官界、財界の人々も、あまり心配しているようには見えません。株価が少し上ったので、これで不況脱出だ、と思っているようです。
 「心配はしない方がよい」のは当然ですから、それはそれでいいとして、私にはこれらの人たちやマスメディアは本当のことを知らないか、言いたくないから言わないのだと思えてなりません。
 ところで、最近、2冊、真実を言っている…と思える本が出ました。
 1冊は4月30日に徳間書店から出た副島隆彦さんの新著『日米「振り込め詐欺」大恐慌』です。帯には「オバマ大統領は2年で辞任し、世界は緊急の金融統制体制(預金封鎖)に突入する。」とあります。読むと多くの疑問が解けます。
 豊富な資料に裏うちされている実に分りよい本です。ぜひ御一読をお奨めします。
 2冊めは朝倉慶著『恐慌第2幕』(5月10日 ゴマブックス刊)です。この本は私が推薦しています。実に分りやすい内容の本なのです。そして、一読しますとこれからが大変だとだれでも分ります。
 副島さんや朝倉さんは、経済を含めた社会現象予測の超プロですが、ともに天才といってよいくらい真実を上手に分りやすくとりまとめる能力に長けています。
 この2冊を読むと、現在の問題点の多くが、多分すっきりするでしょう。朝倉さんのこの本もぜひ御一読ください。
 なおつぎは『恐慌第2幕』の「まえがき」の文です。転載いたします。これは朝倉さんの本音です。                           


まえがき

 昨年12月、私の初めての本、『大恐慌入門』を出版しました。おかげ様で、大変多くの読者から反響をいただきました。続編を、と請われていたのですが、オバマ大統領の就任、年明けからの止まらない経済悪化を見るにつけ、今の状況を甘くみてはならない、そして、もっと多くの人達に、今後の極めて厳しい情勢変化を伝えていかなくてはならない、という思いを強くしました。
 「100年に一度の危機」と言われているものの、言葉だけが踊っている感じがしてなりません。状況は刻々と悪化しているのです。実際、派遣やパートなど、今すでに、職を失った人達は、今後なかなか、職を探すのは困難でしょう。そして、次はいよいよ正社員にリストラの波が迫ってきます。残念ながら、恐慌は酷くなっていく一方なのです。そして、今、この恐慌は、二つ目のステージ、いわゆる悪性インフレへとステップしようとしています。株の下げが落ち着いたと思ったら、次はもっと恐ろしい悪性インフレ、国債をはじめとする債券の暴落が迫ってきているのです。中央銀行といえども、そうなったら制御不能です。なすすべをもちません。
 世間は今、つかの間の株式の上昇に安心して、ほっとしているようです。しかし世界を見渡しても、何ひとつ本質的なものは解決されていないのです。すべては先延ばしされていますが、これから訪れるものは、人々を恐怖に陥れる想像を超えた混乱なのです。景気は良くはなりません、必需品は値段が高騰していきます。安心してはならないのです。どうしても本当のことを伝えなければ、という思いで、再びペンを取りました。

 尚、本書が出版の運びとなるまで、多くの方々に大変お世話になりました。
まず、いつも私をバックアップしていただき、指導していただいている船井グループのトップである(株)船井本社会長の船井幸雄氏に心より感謝申しあげます。同じく、(株)船井メディア社長の野々垣健五氏、常務取締役の人見ルミさんには、私の仕事を、絶えず、励まし、協力、指導していただきました。心よりお礼申しあげます(転載ここまで)。

 それにしても、なぜ多くのエコノミストや専門家たちが、副島さんや朝倉さんのように本当のことをなぜ発表しないのか、どうして楽観論を書くのかが私にはフシギです。現実は大変なのです。私でも分りすぎるくらい分ります。だからびっくりします。
 と同様にマスメディアの発表にもびっくりします。われわれは、やはり真実を的確に知らねばなりませんので、あえて3人だけ氏名をあげますと、このお二人や藤原直哉さんの発言にはぜひ注意していただきたいと思うのです。そして正しく対応いたしましょう。
                                           =以上=
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 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/funa_ima/

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