今回の副島隆彦氏のブログは、とても長文なので、一気に掲載はできませんでした。gooには1万文字の制限があるので、4回に分けて掲載したいと思います。これはその2となります。
その1に続き、内容が余りに濃いため、1度読んだだけでは自分のレベルでは理解できませんでした。何度も読んで何とか概要は理解することができました。
その2のポイントはいくつもありますが、特に亀井大臣が財務官僚から埋蔵金を出させたことが、大きかったそうです。亀井大臣の恫喝が効いたようです。
また、官僚の埋蔵金の作り方も副島氏が解説されてますが、官僚にとってみれば種明かしをされてしまい、いい迷惑でしょう(笑)。
更に、今回は日本郵政の社長に斉藤次郎氏が任命されましたが、これも小沢一郎幹事長の戦略とのことです。この件は、民主党は天下りを容認したとして、5新聞+5テレビ局・ネットでも随分批判されていました。私も、何故天下りをさせるのか理解できませんでしたが、副島氏の解説を聞いて、その真の狙いが理解できました。
官僚たちの元同僚を送り込まれれば、官僚としては手の内が全てバレているので、何ら反論はできないと思います。肉を切らせて、骨を断つという小沢氏の捨て身の作戦なのだろうと思います。
ただここに来て、要の藤井財務大臣が体調不良を理由に、辞意を表明されたことは、これから財務官僚に圧力をかけて更なる埋蔵金を出させようとする戦略に、やや影を落とすことになるかも知れません。
藤井大臣は小沢氏の名参謀ですので、このサポートを受けられないのは痛いと思います。
1998年9月に、熱海の山奥で3泊4日で開催された自由党党員の合宿に参加したことがありましたが、その際にも最も解り易い講演をされておられたのが、藤井氏でした。結構複雑なことも、理論的に平易な言葉で説明していただけたので、よく理解することができました。
また、何と言っても日本を良くしたいという熱意が地味ながらも、3,000人の若い党員に伝わったことを思い出します。政権交代という大事業を成し遂げられたのも、藤井氏の力が大きかったように思います。大変残念ですが、お疲れ様と申し上げたいと思います。
尚、番外編ですが、副島氏の勝海舟への評価が面白いと思いました。
『今の主計局長の勝栄二郎(かつえいじろう。あの勝海舟=旧幕臣たちの裏切り者で、呪いの対象で、極悪人=の子孫らしい)という人物で、亀井が勝を柔らかく(でもないが)脅し挙げて、「内閣に敵対する行動を取るならば、クビを斬る」といって、勝主計局長と財務次官の丹後泰健(たんごやすたけ)に金を出させた。』
勝海舟は裏切り者で、極悪人と評してます(笑)。こんな評価をするのは副島隆彦氏だけしかいません。坂本龍馬と共に、幕臣として15代将軍徳川慶喜に大政奉還を促した、世紀の英雄というのが、日本でのごく普通の評価です。それを裏切り者だの極悪人だの言うのは副島氏だけです。
坂本龍馬がフリーメーソンだったというのは、よく聞く話しですが、勝海舟が極悪人だったというは聞いたことありません。
きっとNHK大河ドラマでは、龍馬が海舟を切りに行きながら、その国際性と器の大きさに魅せられて、龍馬が海舟に弟子入りする場面も感動的に演出されるのでしょうね。
私も学生時代は勝海舟や龍馬の本を5冊ほど読みました。男なら誰でも憧れるものですね。それを、極悪人とは(笑)。
CIAのような謀略に長けた、口が上手くてお金もいっぱいくれるフリーメーソンに海舟も龍馬も、取り込まれたのかも知れません。イシヤが資金援助をしてくれれば、徳川幕府を倒すという野望を実現できると踏んだのかもしれません。
歴史もそのほとんどが真逆ですから。最近は、司馬遼太郎の評価も怪しいと言われ始めてますね。副島隆彦氏の学問道場の弟子の方々が言われています。
そもそも、歴史では全く無名だった坂本龍馬を、「竜馬が行く」で世に出したのも司馬遼太郎ですから。これも真逆疑惑かも知れません。
-----------------------------------
(転載貼り付けはじめ)
「別会計から15兆円出せぬなら… 亀井氏財務省幹部をクビに」」
2009年12月19日 東京新聞
亀井静香金融相は18日、テレビ番組に出演し、現在進められている来年度予算編成の財源問題について「15兆円ぐらい(特別会計から)出せないなら、財務省が反鳩山政権ということ。幹部のクビをきれと平野博文(ひらのふみひろ)官房長官に伝えた」と明らかした。
亀井氏は、景気浮揚のために来年度一般会計の規模を95兆円以上とすべきが持論。実現には「特別会計から15兆円以上引っ張り出せるかどうかが勝負」と主張した。そのうえで「財務省は麻生政権下では特別会計を使ってまで、自民党を選挙で勝たせようとした」との論理を展開、特別会計からさらなる財源を工面するよう求めた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009121902000100.html
「 亀井大臣「財務省・主計局長のクビを切れ」は正解 」
2009年12月21日掲載 日刊ゲンダイ
亀井静香金融相がとうとう爆発した。18日のテレビ番組で「特別会計から15兆円くらい出さないのなら、財務省は反鳩山宣言をしたのと一緒。幹部のクビを切れと、平野官房長官に伝えた」と明かしたのだ。この幹部とは、勝栄二郎主計局長のこと。亀井大臣、本気も本気だし、鳩山首相も乗り気らしい。
亀井大臣が爆発したのは、財務省の抵抗で財源が捻出できず、鳩山内閣が10年度本予算をなかなか組めないからだ。税収は予定より10兆円減の36兆円。国債発行額は「44兆円」の縛りがある。95兆円予算を組むには、どうしても15兆円程度足りないから、特別会計の埋蔵金から持ってこようとしているのに、財務省が渋って時間ばかり過ぎてしまっている。そこで亀井大臣、局長を名指しでガツンとやったのだ。
これは正解だ。ない袖を振れないならともかく、特別会計には剰余金、積立金がうなっている。「亀井大臣も言っていたが、麻生内閣が編成した09年度予算と補正予算で、財務省は特別会計から11兆円を回しています。08年度は7兆円です。当時の与謝野財務相は“埋蔵金なんて幻想だ”と言っていたが、選挙が危なくなり、補正が必要となったら、財務省はスッと差し出した。
幻想どころか、埋蔵金はいくらでもあるのです。09年度決算の推計でも、剰余金が16兆円、積立金が52兆円の70兆円弱はあります。15兆円くらい簡単に出てくる。自公政権のために出せたものを、鳩山政権で拒む理由は何もないのです」
こう語る日本金融財政研究所の菊池英博(きくちひでひろ)所長は、今月初め、官邸で鳩山首相と面会している。その感触では、首相も埋蔵金の内訳は十分に分かっているという。15兆円は捻出できると踏んで、「国債発行44兆円枠は堅持したい」との首相発言になったわけだ。
鳩山首相は決断のときだ
亀井大臣と鳩山首相は通じていて、今度の発言も単なるパフォーマンスでなく、首相と連携したものとみていい。それでも財務省が拒み続ければ、主計局長のクビは本当に飛ばされておかしくない。
「政権交代と同時に、局長以上を交代させなかったから、政治主導が進まず、相変わらずの財務省支配が続いているのです。アメリカのようにサッサと幹部官僚は総入れ替えすべきです」(エコノミスト・紺谷典子(こんやのりこ)氏)
こうした声も巷にはウズ巻いている。だれも官僚の味方などしない。勝(かつ)主計局長(昭和50年入省)は、丹呉泰健(たんごやすたけ)次官(49年)の後任が確実だが、この人事に鳩山内閣が手を突っ込んだら面白いことになる。財務省をトップとする霞が関に全面戦争の度胸はないから、震え上がる。それで初めて政治主導が定着するわけだ。一種の賭けだが、官僚の省益優先に甘い顔をして、予算編成が越年したら、内閣は一気に弱体化する。鳩山首相は腹をくくるときだ。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。今のの主計局長の勝栄二郎(かつえいじろう。あの勝海舟=旧幕臣たちの裏切り者で、呪いの対象で、極悪人=の子孫らしい)という人物で、亀井が勝を柔らかく(でもないが)脅し挙げて、「内閣に敵対する行動を取るならば、クビを斬る」といって、勝主計局長と財務次官の丹後泰健(たんごやすたけ)に金を出させた。
この勝栄二郎 と 武藤敏郎(むとうとしろう)大和総研理事長(元同省事務次官、前日銀副総裁)、坂篤郎(さかあつお)元内閣官房副長官補(元財務省主計官)の3人が、この10年の財務省の最高幹部であって、隠し金のありかを全部知っている。
坂篤郎は前の小泉政権では、官房副長官補(かんぼうふくちょうかんほ)をしていた人物で、今回は、うまいぐあいに、日本郵政株式会社の副社長の形で、斎藤次郎(さいとうじろう)社長の下につく形で、郵政改革をひっくり返す側に付いた。
小泉政権が進めた「アメリカに資金を流す(流失させる)」ことが隠された目的だった郵政民営化は、去年の12月に、押しとどめられた。
この3人にとって上司(親分子分関係、派閥)であった、斎藤次郎(通称”デンスケ”デンスケ人形そっくりだから)は、一七年前に当時の大蔵省を追われた 今回、小沢一郎の力で、日本郵政の社長に任命されて、日本の政治の前面に出てきた。斎藤次郎 は、一七年前の細川護熙政権(この時も小沢一郎が実質的に動かしていた)の時に、財務省のドンだった男だから、斎藤が小沢一郎と気脈が通じていた。
だから、デンスケが日本郵政の社長に返り咲くことで、官僚の天下り容認だといって、アメリカの手先の新聞たちが、それ見たことかというように騒いだ。財務官僚のドンだった男を、わざわざ復帰させるということは、「天下り容認」だと批判を受けた。
が、一方では、財務官僚からすれば、かつて自分たちの古巣を追われた人物が「自分たちのお金の隠し場所(貯金箱。特別会計の源流=川上である郵貯・簡保)」の番人の役に復活してきたということは、猛烈な復讐劇であると受けられるはずだ。だから小沢一郎による斎藤次郎人事は、極意の一手であって、すばらしい手法である。
こうして藤井裕久財務大臣、斎藤次郎元財務次官を上座(かみざ)に据え付け、かつての部下達と対決させるというやり方は、格式、序列、法律上の権限 の上からの諫(いさ)め、指令 をもっともいやがる財務官僚たちに一番、効き目があるからどんどんやるべきだ。これは、財務省自体を改革することにもなるから当然やるべきことだと思う。
小沢一郎の弟子たちへの口癖だという「日本を大掃するのだ。きたないものを全て掃除するのだ」というコトバは、すばらしい。
アメリカが、日本市場を攻略するために使ったのが、竹中平蔵のような、大蔵省内のあぶれ組 だったということを考えれば、このやり方は効果を持つであろう、ということなのです。
藤井裕久財務大臣は小沢一郎につき従い、自民党、新進党、自由党とずっと闘ってきたが、去年、一度、小沢に辞任勧告を西松事件のあとおこなってはいるものの、小沢側近といえる存在で、年末にも入院したり、ひょっとすれば相当に老人化現象が進んでいると思います。藤井大臣は、主計官、すなわち、主計局の主流派閥だから、若い主計官たちの「ご養育係」でもあるのだが、今は、若い連中から、「もうこれ以上はへそくりは出せません」とやいのやいの言われて大変だろう。
主計局は、主税局(しゅぜいきょく)というもっぱら税金を国民から取り集める係や、理財局(りざいきょく)のような国有財産の管理の部局、あるいは国際金融局のようなアメリカへの貢ぎ係りの部局とも違う。財務省の本当の主流で超エリートであり、各省への予算の配分も、この主計官たちが行う。この主流派である主計局にいた者たちでなければ、現役の者たちとの会話が成立しない。話が通じないのだ。
アメリカ合衆国のエリートの間では、これをLingo(リンゴウ)と言う。プレッピイ・スクール(有名進学私立高校)出で、エリート大学を出たアメリカの国家官僚の間でも、同族の人間だけ通じる言葉を使って話している。話している内容はまったく取るに足りない世間話や下品な話なのだが、「自分と同じ特権的な部族に所属する人」としか話が通じない。そういう特殊な世界がどこの国にもある。人間というのは、そういうきたない生き物だ。
財務省の国際金融局出身では行天豊雄(ぎょうてんとよお)という人物がいる。これが藤井裕久大臣の特別顧問に迎え入れられた。
(転載貼り付けはじめ)
「通貨政策担当の財務省特別顧問に行天氏 藤井氏が信頼感」
朝日新聞 2009年9月17日
藤井裕久財務相は17日未明の就任会見で、大蔵省(現財務省)元財務官の行天豊雄・国際通貨研究所理事長(78)を通貨政策を担当する同省の特別顧問に起用する、と発表した。「日本で最も国際金融の世界で信頼がある」(藤井氏)のが起用の理由という。
行天氏は、80年代のプラザ合意やルーブル合意などの際に政府を代表する中心的な役割を担った。大蔵省では藤井氏と同期の間柄にあたり、藤井氏は会見後、米国家経済会議のサマーズ議長の名前を挙げ、「(彼らと)対等以上にものがいえるのは彼だけだ」と述べた。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。この朝日の記事で書かれているように、行天は、アメリカにお金を貢ぐ係のドンのひとりといってもよく、1986年に、国金局長のあと財務官(次官とも言われる。英語では、事務次官と並んで、vice minister 「(事務方の)副大臣」)というポストにいて、そのあと民間の銀行に入った人物だ国金局(国際金融局)出身の元官僚たちのことを「通貨マフィア」とも呼ぶが、その「大親分」は、大場智満(おおばともみち)という人物である。相当にワルい人間である。日本人で、アメリカの手先代表のひとりだ。
この大場の次が行天で、その次の財務官が内海孚(うつみまこと)だ。そして、今回、行天だけが通貨マフィアの中で、鳩山・小沢ラインに協力する姿勢を見せたわけだ。したがって、行天のさらに子分にあたる、榊原英資(さかきばらえいすけ)元財務官(まさしく、国金畑、今は、財務省国際局という。あの玉木林太郎”タマリン”が、財務官 )が、藤井裕久財務大臣の入院後、その病状次第ではその後を継ぐのではないか、ともいわれている。
だから、鳩山・小沢政権の各省官僚たちとの激しい闘争は、財務省の内部に元財務省出身者という同じ部族共同体の人間を送り込み、内部を分裂させるという手法で行われている、ということがわかる。
このようにして、亀井大臣の奮闘で、「中小企業を助ける公共事業もどんどんやるべきだ」という掛け声で、来年度の予算案は92兆円ということで「仕上がる」ことになって、まずは目出度(めでた)い。しかし、悪意に持ちて憎悪に駆られたテレビ・新聞10社は、新年になって、鳩山由紀夫首相の、年頭の国民への挨拶の番組や、記事さえ作らない。驚くべき、卑劣集団である。
マニフェストで掲げた民主党の最大の理念である、貧しい国民に直接お金を配るという政策をどうしても行わなければならない。だから、ようやくこの規模になったわけだ。これは、貧しい国民のための政党が民主党であるということだ。民主党は保守党ではない。
だから、私は、自分のあちこちの講演会では、たいていは経営者や資産家の集まりだから、「皆さんは、鳩山政権が気に入らないでしょう。しかし、皆さんの従業員が、満足に暮らせるだけの給料をもらっていないから、だから、国(政府)が、一番下の方で困っている国民にお金を直接配るしかないのです。それが、ケインズ主義の政策の、『有効需要の創造』であり、需要=消費の喚起であり、それによって、国民経済(ナショナル・エコノミー)の景気が上向くのです。 だから、今の民主党とは別に、新しい日本の保守政党が出来なければならない」ということも言っいます。
小沢一郎が率(ひき)いる日本民主党は、仕方なく貧しい層の国民と労働組合の党である。これは、ヨーロッパ型の伝統的な社会民主主義(しゃかいみんしゅしゅぎ)という、やや左(ひだり、レフト)の政治思想に基づいた政党であるから、保守党ということにはどうしてもならない。
だから、私は、みんなの党 をつくった渡部喜美(わたなべよしみ)元金融大臣や、河野太郎(こうのたろう)衆議院議員を中心にした、汚れていない世代の若い保守政治家たちで、新しい保守党を育てて作っていくべきだと思います。それが日本の経営者や資産家たちの気持ちにピッタリと合って、彼らの意思と利益をきちんと代弁できる政党になるべきだと考えている
小沢一郎は、厚かましくもというべきか、さすがだなあ、と私は思いましたが、この12月30日だったと思いますが、「自分に年齢的な余裕があれば、もう一度民主党だけでなく、自民党も育て直したい」という発言をした。それが小沢の本音だろうと私も思います。小沢一郎の人間的な大きさがよく表れています。今の自民党は、いったん潰(つぶ)すしかない。それが日本国民のためになる。
特別会計の話に戻しますが、この特会(とっかい)は歳入が、すべてで 387兆円、歳出が359兆円あるようだ。これが平成20年(2008年)の決算内容です。ということは、この差額で28兆円の剰余金というものが存在する。このうちの4兆円くらいは積立金としてストックされるが、残りの21兆円が翌年度に繰り越されるという形になっています。この特別会計は、国土交通省や厚生労働省などにも分配されて地方の各県の予算の中にも紛れ込ませてある、
これらは、帳簿上は既にいったん使ってしまったお金として処理されている。だから表に出ない。これらがあちこちの独立した勘定に、脂身のように密かに隠されているので、すでに使ったことになっているお金ですから、なかなか浮かび上がらないような仕組みになっている。財務官僚たちの隠し方の手が込んでいる。それが「国家のサイブを預かる人間たち」の腐敗した特権である。
このカラクリは非常に複雑に出来ている。「処理済みなのだけども、累積されているお金」なのです。例えば、あれこれの事業が終わり、経費が処理された残りや、巨大な公共会館などのビルなどが建ったときの保険金のようなもので、すでに償却されているのだけれども、実際にはお金が密かに余剰金や別段金の形で隠し持たれている。
それらを財務官僚たちが握りしめることで、日本の国家を動かしてきた。これは財務官僚たちの言い訳としては、アメリカから資金を貢げという脅迫が来た時のために隠しているという意味も持っている。アメリカは、事実、何か困ると、そのたびに日本をサイフ代わりに使ってカネを出させてきた。財務省は国民や政治家には何も教えないでそういう隠し金を長年持っている。
今、アメリカべったりだった、属国奴隷のようだった自民党政権が倒れた。しかも世界的な未曾有の経済危機という事態の中で、この隠し金を徹底的に表面に出していくこと、国民の福祉や生活のために使うことが大事だ。国民のお金なのだから、官僚たちの勝手にさせないで、国民のために使ってしまうのがいい。埋蔵金は、あと最低で70兆円、多ければ200兆円ぐらいある。
●副島隆彦 今日のぼやき
http://www.snsi-j.jp/boyaki/diary.cgi
その1に続き、内容が余りに濃いため、1度読んだだけでは自分のレベルでは理解できませんでした。何度も読んで何とか概要は理解することができました。
その2のポイントはいくつもありますが、特に亀井大臣が財務官僚から埋蔵金を出させたことが、大きかったそうです。亀井大臣の恫喝が効いたようです。
また、官僚の埋蔵金の作り方も副島氏が解説されてますが、官僚にとってみれば種明かしをされてしまい、いい迷惑でしょう(笑)。
更に、今回は日本郵政の社長に斉藤次郎氏が任命されましたが、これも小沢一郎幹事長の戦略とのことです。この件は、民主党は天下りを容認したとして、5新聞+5テレビ局・ネットでも随分批判されていました。私も、何故天下りをさせるのか理解できませんでしたが、副島氏の解説を聞いて、その真の狙いが理解できました。
官僚たちの元同僚を送り込まれれば、官僚としては手の内が全てバレているので、何ら反論はできないと思います。肉を切らせて、骨を断つという小沢氏の捨て身の作戦なのだろうと思います。
ただここに来て、要の藤井財務大臣が体調不良を理由に、辞意を表明されたことは、これから財務官僚に圧力をかけて更なる埋蔵金を出させようとする戦略に、やや影を落とすことになるかも知れません。
藤井大臣は小沢氏の名参謀ですので、このサポートを受けられないのは痛いと思います。
1998年9月に、熱海の山奥で3泊4日で開催された自由党党員の合宿に参加したことがありましたが、その際にも最も解り易い講演をされておられたのが、藤井氏でした。結構複雑なことも、理論的に平易な言葉で説明していただけたので、よく理解することができました。
また、何と言っても日本を良くしたいという熱意が地味ながらも、3,000人の若い党員に伝わったことを思い出します。政権交代という大事業を成し遂げられたのも、藤井氏の力が大きかったように思います。大変残念ですが、お疲れ様と申し上げたいと思います。
尚、番外編ですが、副島氏の勝海舟への評価が面白いと思いました。
『今の主計局長の勝栄二郎(かつえいじろう。あの勝海舟=旧幕臣たちの裏切り者で、呪いの対象で、極悪人=の子孫らしい)という人物で、亀井が勝を柔らかく(でもないが)脅し挙げて、「内閣に敵対する行動を取るならば、クビを斬る」といって、勝主計局長と財務次官の丹後泰健(たんごやすたけ)に金を出させた。』
勝海舟は裏切り者で、極悪人と評してます(笑)。こんな評価をするのは副島隆彦氏だけしかいません。坂本龍馬と共に、幕臣として15代将軍徳川慶喜に大政奉還を促した、世紀の英雄というのが、日本でのごく普通の評価です。それを裏切り者だの極悪人だの言うのは副島氏だけです。
坂本龍馬がフリーメーソンだったというのは、よく聞く話しですが、勝海舟が極悪人だったというは聞いたことありません。
きっとNHK大河ドラマでは、龍馬が海舟を切りに行きながら、その国際性と器の大きさに魅せられて、龍馬が海舟に弟子入りする場面も感動的に演出されるのでしょうね。
私も学生時代は勝海舟や龍馬の本を5冊ほど読みました。男なら誰でも憧れるものですね。それを、極悪人とは(笑)。
CIAのような謀略に長けた、口が上手くてお金もいっぱいくれるフリーメーソンに海舟も龍馬も、取り込まれたのかも知れません。イシヤが資金援助をしてくれれば、徳川幕府を倒すという野望を実現できると踏んだのかもしれません。
歴史もそのほとんどが真逆ですから。最近は、司馬遼太郎の評価も怪しいと言われ始めてますね。副島隆彦氏の学問道場の弟子の方々が言われています。
そもそも、歴史では全く無名だった坂本龍馬を、「竜馬が行く」で世に出したのも司馬遼太郎ですから。これも真逆疑惑かも知れません。
-----------------------------------
(転載貼り付けはじめ)
「別会計から15兆円出せぬなら… 亀井氏財務省幹部をクビに」」
2009年12月19日 東京新聞
亀井静香金融相は18日、テレビ番組に出演し、現在進められている来年度予算編成の財源問題について「15兆円ぐらい(特別会計から)出せないなら、財務省が反鳩山政権ということ。幹部のクビをきれと平野博文(ひらのふみひろ)官房長官に伝えた」と明らかした。
亀井氏は、景気浮揚のために来年度一般会計の規模を95兆円以上とすべきが持論。実現には「特別会計から15兆円以上引っ張り出せるかどうかが勝負」と主張した。そのうえで「財務省は麻生政権下では特別会計を使ってまで、自民党を選挙で勝たせようとした」との論理を展開、特別会計からさらなる財源を工面するよう求めた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009121902000100.html
「 亀井大臣「財務省・主計局長のクビを切れ」は正解 」
2009年12月21日掲載 日刊ゲンダイ
亀井静香金融相がとうとう爆発した。18日のテレビ番組で「特別会計から15兆円くらい出さないのなら、財務省は反鳩山宣言をしたのと一緒。幹部のクビを切れと、平野官房長官に伝えた」と明かしたのだ。この幹部とは、勝栄二郎主計局長のこと。亀井大臣、本気も本気だし、鳩山首相も乗り気らしい。
亀井大臣が爆発したのは、財務省の抵抗で財源が捻出できず、鳩山内閣が10年度本予算をなかなか組めないからだ。税収は予定より10兆円減の36兆円。国債発行額は「44兆円」の縛りがある。95兆円予算を組むには、どうしても15兆円程度足りないから、特別会計の埋蔵金から持ってこようとしているのに、財務省が渋って時間ばかり過ぎてしまっている。そこで亀井大臣、局長を名指しでガツンとやったのだ。
これは正解だ。ない袖を振れないならともかく、特別会計には剰余金、積立金がうなっている。「亀井大臣も言っていたが、麻生内閣が編成した09年度予算と補正予算で、財務省は特別会計から11兆円を回しています。08年度は7兆円です。当時の与謝野財務相は“埋蔵金なんて幻想だ”と言っていたが、選挙が危なくなり、補正が必要となったら、財務省はスッと差し出した。
幻想どころか、埋蔵金はいくらでもあるのです。09年度決算の推計でも、剰余金が16兆円、積立金が52兆円の70兆円弱はあります。15兆円くらい簡単に出てくる。自公政権のために出せたものを、鳩山政権で拒む理由は何もないのです」
こう語る日本金融財政研究所の菊池英博(きくちひでひろ)所長は、今月初め、官邸で鳩山首相と面会している。その感触では、首相も埋蔵金の内訳は十分に分かっているという。15兆円は捻出できると踏んで、「国債発行44兆円枠は堅持したい」との首相発言になったわけだ。
鳩山首相は決断のときだ
亀井大臣と鳩山首相は通じていて、今度の発言も単なるパフォーマンスでなく、首相と連携したものとみていい。それでも財務省が拒み続ければ、主計局長のクビは本当に飛ばされておかしくない。
「政権交代と同時に、局長以上を交代させなかったから、政治主導が進まず、相変わらずの財務省支配が続いているのです。アメリカのようにサッサと幹部官僚は総入れ替えすべきです」(エコノミスト・紺谷典子(こんやのりこ)氏)
こうした声も巷にはウズ巻いている。だれも官僚の味方などしない。勝(かつ)主計局長(昭和50年入省)は、丹呉泰健(たんごやすたけ)次官(49年)の後任が確実だが、この人事に鳩山内閣が手を突っ込んだら面白いことになる。財務省をトップとする霞が関に全面戦争の度胸はないから、震え上がる。それで初めて政治主導が定着するわけだ。一種の賭けだが、官僚の省益優先に甘い顔をして、予算編成が越年したら、内閣は一気に弱体化する。鳩山首相は腹をくくるときだ。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。今のの主計局長の勝栄二郎(かつえいじろう。あの勝海舟=旧幕臣たちの裏切り者で、呪いの対象で、極悪人=の子孫らしい)という人物で、亀井が勝を柔らかく(でもないが)脅し挙げて、「内閣に敵対する行動を取るならば、クビを斬る」といって、勝主計局長と財務次官の丹後泰健(たんごやすたけ)に金を出させた。
この勝栄二郎 と 武藤敏郎(むとうとしろう)大和総研理事長(元同省事務次官、前日銀副総裁)、坂篤郎(さかあつお)元内閣官房副長官補(元財務省主計官)の3人が、この10年の財務省の最高幹部であって、隠し金のありかを全部知っている。
坂篤郎は前の小泉政権では、官房副長官補(かんぼうふくちょうかんほ)をしていた人物で、今回は、うまいぐあいに、日本郵政株式会社の副社長の形で、斎藤次郎(さいとうじろう)社長の下につく形で、郵政改革をひっくり返す側に付いた。
小泉政権が進めた「アメリカに資金を流す(流失させる)」ことが隠された目的だった郵政民営化は、去年の12月に、押しとどめられた。
この3人にとって上司(親分子分関係、派閥)であった、斎藤次郎(通称”デンスケ”デンスケ人形そっくりだから)は、一七年前に当時の大蔵省を追われた 今回、小沢一郎の力で、日本郵政の社長に任命されて、日本の政治の前面に出てきた。斎藤次郎 は、一七年前の細川護熙政権(この時も小沢一郎が実質的に動かしていた)の時に、財務省のドンだった男だから、斎藤が小沢一郎と気脈が通じていた。
だから、デンスケが日本郵政の社長に返り咲くことで、官僚の天下り容認だといって、アメリカの手先の新聞たちが、それ見たことかというように騒いだ。財務官僚のドンだった男を、わざわざ復帰させるということは、「天下り容認」だと批判を受けた。
が、一方では、財務官僚からすれば、かつて自分たちの古巣を追われた人物が「自分たちのお金の隠し場所(貯金箱。特別会計の源流=川上である郵貯・簡保)」の番人の役に復活してきたということは、猛烈な復讐劇であると受けられるはずだ。だから小沢一郎による斎藤次郎人事は、極意の一手であって、すばらしい手法である。
こうして藤井裕久財務大臣、斎藤次郎元財務次官を上座(かみざ)に据え付け、かつての部下達と対決させるというやり方は、格式、序列、法律上の権限 の上からの諫(いさ)め、指令 をもっともいやがる財務官僚たちに一番、効き目があるからどんどんやるべきだ。これは、財務省自体を改革することにもなるから当然やるべきことだと思う。
小沢一郎の弟子たちへの口癖だという「日本を大掃するのだ。きたないものを全て掃除するのだ」というコトバは、すばらしい。
アメリカが、日本市場を攻略するために使ったのが、竹中平蔵のような、大蔵省内のあぶれ組 だったということを考えれば、このやり方は効果を持つであろう、ということなのです。
藤井裕久財務大臣は小沢一郎につき従い、自民党、新進党、自由党とずっと闘ってきたが、去年、一度、小沢に辞任勧告を西松事件のあとおこなってはいるものの、小沢側近といえる存在で、年末にも入院したり、ひょっとすれば相当に老人化現象が進んでいると思います。藤井大臣は、主計官、すなわち、主計局の主流派閥だから、若い主計官たちの「ご養育係」でもあるのだが、今は、若い連中から、「もうこれ以上はへそくりは出せません」とやいのやいの言われて大変だろう。
主計局は、主税局(しゅぜいきょく)というもっぱら税金を国民から取り集める係や、理財局(りざいきょく)のような国有財産の管理の部局、あるいは国際金融局のようなアメリカへの貢ぎ係りの部局とも違う。財務省の本当の主流で超エリートであり、各省への予算の配分も、この主計官たちが行う。この主流派である主計局にいた者たちでなければ、現役の者たちとの会話が成立しない。話が通じないのだ。
アメリカ合衆国のエリートの間では、これをLingo(リンゴウ)と言う。プレッピイ・スクール(有名進学私立高校)出で、エリート大学を出たアメリカの国家官僚の間でも、同族の人間だけ通じる言葉を使って話している。話している内容はまったく取るに足りない世間話や下品な話なのだが、「自分と同じ特権的な部族に所属する人」としか話が通じない。そういう特殊な世界がどこの国にもある。人間というのは、そういうきたない生き物だ。
財務省の国際金融局出身では行天豊雄(ぎょうてんとよお)という人物がいる。これが藤井裕久大臣の特別顧問に迎え入れられた。
(転載貼り付けはじめ)
「通貨政策担当の財務省特別顧問に行天氏 藤井氏が信頼感」
朝日新聞 2009年9月17日
藤井裕久財務相は17日未明の就任会見で、大蔵省(現財務省)元財務官の行天豊雄・国際通貨研究所理事長(78)を通貨政策を担当する同省の特別顧問に起用する、と発表した。「日本で最も国際金融の世界で信頼がある」(藤井氏)のが起用の理由という。
行天氏は、80年代のプラザ合意やルーブル合意などの際に政府を代表する中心的な役割を担った。大蔵省では藤井氏と同期の間柄にあたり、藤井氏は会見後、米国家経済会議のサマーズ議長の名前を挙げ、「(彼らと)対等以上にものがいえるのは彼だけだ」と述べた。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。この朝日の記事で書かれているように、行天は、アメリカにお金を貢ぐ係のドンのひとりといってもよく、1986年に、国金局長のあと財務官(次官とも言われる。英語では、事務次官と並んで、vice minister 「(事務方の)副大臣」)というポストにいて、そのあと民間の銀行に入った人物だ国金局(国際金融局)出身の元官僚たちのことを「通貨マフィア」とも呼ぶが、その「大親分」は、大場智満(おおばともみち)という人物である。相当にワルい人間である。日本人で、アメリカの手先代表のひとりだ。
この大場の次が行天で、その次の財務官が内海孚(うつみまこと)だ。そして、今回、行天だけが通貨マフィアの中で、鳩山・小沢ラインに協力する姿勢を見せたわけだ。したがって、行天のさらに子分にあたる、榊原英資(さかきばらえいすけ)元財務官(まさしく、国金畑、今は、財務省国際局という。あの玉木林太郎”タマリン”が、財務官 )が、藤井裕久財務大臣の入院後、その病状次第ではその後を継ぐのではないか、ともいわれている。
だから、鳩山・小沢政権の各省官僚たちとの激しい闘争は、財務省の内部に元財務省出身者という同じ部族共同体の人間を送り込み、内部を分裂させるという手法で行われている、ということがわかる。
このようにして、亀井大臣の奮闘で、「中小企業を助ける公共事業もどんどんやるべきだ」という掛け声で、来年度の予算案は92兆円ということで「仕上がる」ことになって、まずは目出度(めでた)い。しかし、悪意に持ちて憎悪に駆られたテレビ・新聞10社は、新年になって、鳩山由紀夫首相の、年頭の国民への挨拶の番組や、記事さえ作らない。驚くべき、卑劣集団である。
マニフェストで掲げた民主党の最大の理念である、貧しい国民に直接お金を配るという政策をどうしても行わなければならない。だから、ようやくこの規模になったわけだ。これは、貧しい国民のための政党が民主党であるということだ。民主党は保守党ではない。
だから、私は、自分のあちこちの講演会では、たいていは経営者や資産家の集まりだから、「皆さんは、鳩山政権が気に入らないでしょう。しかし、皆さんの従業員が、満足に暮らせるだけの給料をもらっていないから、だから、国(政府)が、一番下の方で困っている国民にお金を直接配るしかないのです。それが、ケインズ主義の政策の、『有効需要の創造』であり、需要=消費の喚起であり、それによって、国民経済(ナショナル・エコノミー)の景気が上向くのです。 だから、今の民主党とは別に、新しい日本の保守政党が出来なければならない」ということも言っいます。
小沢一郎が率(ひき)いる日本民主党は、仕方なく貧しい層の国民と労働組合の党である。これは、ヨーロッパ型の伝統的な社会民主主義(しゃかいみんしゅしゅぎ)という、やや左(ひだり、レフト)の政治思想に基づいた政党であるから、保守党ということにはどうしてもならない。
だから、私は、みんなの党 をつくった渡部喜美(わたなべよしみ)元金融大臣や、河野太郎(こうのたろう)衆議院議員を中心にした、汚れていない世代の若い保守政治家たちで、新しい保守党を育てて作っていくべきだと思います。それが日本の経営者や資産家たちの気持ちにピッタリと合って、彼らの意思と利益をきちんと代弁できる政党になるべきだと考えている
小沢一郎は、厚かましくもというべきか、さすがだなあ、と私は思いましたが、この12月30日だったと思いますが、「自分に年齢的な余裕があれば、もう一度民主党だけでなく、自民党も育て直したい」という発言をした。それが小沢の本音だろうと私も思います。小沢一郎の人間的な大きさがよく表れています。今の自民党は、いったん潰(つぶ)すしかない。それが日本国民のためになる。
特別会計の話に戻しますが、この特会(とっかい)は歳入が、すべてで 387兆円、歳出が359兆円あるようだ。これが平成20年(2008年)の決算内容です。ということは、この差額で28兆円の剰余金というものが存在する。このうちの4兆円くらいは積立金としてストックされるが、残りの21兆円が翌年度に繰り越されるという形になっています。この特別会計は、国土交通省や厚生労働省などにも分配されて地方の各県の予算の中にも紛れ込ませてある、
これらは、帳簿上は既にいったん使ってしまったお金として処理されている。だから表に出ない。これらがあちこちの独立した勘定に、脂身のように密かに隠されているので、すでに使ったことになっているお金ですから、なかなか浮かび上がらないような仕組みになっている。財務官僚たちの隠し方の手が込んでいる。それが「国家のサイブを預かる人間たち」の腐敗した特権である。
このカラクリは非常に複雑に出来ている。「処理済みなのだけども、累積されているお金」なのです。例えば、あれこれの事業が終わり、経費が処理された残りや、巨大な公共会館などのビルなどが建ったときの保険金のようなもので、すでに償却されているのだけれども、実際にはお金が密かに余剰金や別段金の形で隠し持たれている。
それらを財務官僚たちが握りしめることで、日本の国家を動かしてきた。これは財務官僚たちの言い訳としては、アメリカから資金を貢げという脅迫が来た時のために隠しているという意味も持っている。アメリカは、事実、何か困ると、そのたびに日本をサイフ代わりに使ってカネを出させてきた。財務省は国民や政治家には何も教えないでそういう隠し金を長年持っている。
今、アメリカべったりだった、属国奴隷のようだった自民党政権が倒れた。しかも世界的な未曾有の経済危機という事態の中で、この隠し金を徹底的に表面に出していくこと、国民の福祉や生活のために使うことが大事だ。国民のお金なのだから、官僚たちの勝手にさせないで、国民のために使ってしまうのがいい。埋蔵金は、あと最低で70兆円、多ければ200兆円ぐらいある。
●副島隆彦 今日のぼやき
http://www.snsi-j.jp/boyaki/diary.cgi