<ヤス備忘録より記事転載>
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「やはりこの夏になにかあるのか?」
なんとか今回も更新できた。いつも読んでくださる読者に感謝したい。
緊急!!
いよいよ民衆の怒りのはじまりか?
鳩山政権を巡る国内問題で忙しい日本の主要メディアではほとんど報道されていないようだが、世界中で民衆の怒りの引き金になる可能性のある事件が発生した。すでにこのブログの投稿欄でも紹介されたが、改めて解説する。
ガザ支援船の15人死亡 イスラエル軍と衝突
「【エルサレム共同】イスラエルによるパレスチナ自治区ガザの境界封鎖を突破、支援物資提供を目指した親パレスチナ活動家の国際支援船団が31日午前、拿捕を試みたイスラエル軍と地中海で衝突、軍報道官は船団側の少なくとも15人が死亡したと発表した。
中東の衛星テレビ、アルジャジーラによると、負傷者は約30人。軍報道官は船団側の17人が負傷、イスラエル兵も7人が負傷したとしている。支援船側に多数の死傷者が出たことで、イスラエルへの国際的非難が高まるのは必至だ」
船団はトルコの民間団体(NGO)によって組織された6隻からなる船団で、600人が乗船していた。イスラエルはガザの沖合20キロまでを進入禁止区域としてているが、攻撃は65キロ沖合の公海上で起こった。イスラエル海軍は航行していた船団に乗船し、自動小銃を乱射して乗員を殺害した模様。
アルジャジーラなどの報道機関が乗船
今回の事件は、1)パレスチナ紛争とは直接関係のない外国(トルコ)によって組織された団体であったこと、2)船団が600名とこれまでで最大であったこと、3)そして、事前にアルジャジーラなどの国際的な報道機関の記者が乗船しており、攻撃の模様がすべて撮影されていることなどこれまでの事件とは大きく異なる特徴がある。乗船していたアルジャジーラの記者は、「白旗を掲げているにもかかわらず容赦なく攻撃された」と攻撃された船から証言している。
イスラエル海軍の攻撃の模様は世界中のテレビ(おそらく日本は除いて)で報道され、イスラエルに対する非難が高まっている。この事件で、世界的に名の知れたパレスチナの人道活動家が負傷したことも非難を大きくさせている。
イスラエルの抗弁
なおイスラエル政府は、この船団は人道援助を目的にしたものではなく、イスラエルを攻撃する意図を持ったテロリストの船であり、攻撃は正当化されるとして民間団体を非難する声明を発表した。
世界中で高まる非難
イスラエルのこのような対応もあり、世界中でイスラエルへの非難が高まっている。
まずトルコだが、トルコ政府は当初国民の怒りを静める姿勢を取り、報道機関も冷静な対応を国民に呼びかけていた。
しかし、ほとんどのイスラム系の学校は授業と試験を中止し、学生に通りに出てイスラエルに対する抗議活動に参加するように呼びかけた。これに呼応し、イスラエル大使館前には膨大な数の民衆が集まり、投石などが行われている。
このような民衆の激しい怒りに刺激され、トルコ政府も態度を一変させ、イスラエルを厳しく非難している。
アルジャジーラ、BBCなどによると、これから数日でイスラエルに対する怒りと非難は世界的なうねりとなるだろう見られている。
今回は1)公海上で、2)人道援助物資を運ぶ民間の団体が攻撃されたことで、アメリカでも大きな抗議運動が盛り上がる可能性が指摘されている。
以上である。
これから数日間のうねりを注視したい。思っても見なかったところから民衆の怒りに火がつくのかも知れない。やはり黒点増大期か?
<転載終わり>
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イスラエルが公海上で、人道援助物資を運ぶ民間の団体を攻撃したということで、イスラム諸国から厳しい非難をされているそうです。イスラエルが民間の団体を攻撃したことで、イスラム諸国だけでなく、欧米諸国からも厳しく非難されることは必至のようです。
同じタイミングで、イスラエルはイランを攻撃するために核を搭載した潜水艦を出航させたそうです。
いよいよイスラエルが戦争の引金を引いたようです。世界の世論が今後どう推移するかも、大きな問題になると思います。
●ヤスの備忘録
http://ytaka2011.blog105.fc2.com/
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「やはりこの夏になにかあるのか?」
なんとか今回も更新できた。いつも読んでくださる読者に感謝したい。
緊急!!
いよいよ民衆の怒りのはじまりか?
鳩山政権を巡る国内問題で忙しい日本の主要メディアではほとんど報道されていないようだが、世界中で民衆の怒りの引き金になる可能性のある事件が発生した。すでにこのブログの投稿欄でも紹介されたが、改めて解説する。
ガザ支援船の15人死亡 イスラエル軍と衝突
「【エルサレム共同】イスラエルによるパレスチナ自治区ガザの境界封鎖を突破、支援物資提供を目指した親パレスチナ活動家の国際支援船団が31日午前、拿捕を試みたイスラエル軍と地中海で衝突、軍報道官は船団側の少なくとも15人が死亡したと発表した。
中東の衛星テレビ、アルジャジーラによると、負傷者は約30人。軍報道官は船団側の17人が負傷、イスラエル兵も7人が負傷したとしている。支援船側に多数の死傷者が出たことで、イスラエルへの国際的非難が高まるのは必至だ」
船団はトルコの民間団体(NGO)によって組織された6隻からなる船団で、600人が乗船していた。イスラエルはガザの沖合20キロまでを進入禁止区域としてているが、攻撃は65キロ沖合の公海上で起こった。イスラエル海軍は航行していた船団に乗船し、自動小銃を乱射して乗員を殺害した模様。
アルジャジーラなどの報道機関が乗船
今回の事件は、1)パレスチナ紛争とは直接関係のない外国(トルコ)によって組織された団体であったこと、2)船団が600名とこれまでで最大であったこと、3)そして、事前にアルジャジーラなどの国際的な報道機関の記者が乗船しており、攻撃の模様がすべて撮影されていることなどこれまでの事件とは大きく異なる特徴がある。乗船していたアルジャジーラの記者は、「白旗を掲げているにもかかわらず容赦なく攻撃された」と攻撃された船から証言している。
イスラエル海軍の攻撃の模様は世界中のテレビ(おそらく日本は除いて)で報道され、イスラエルに対する非難が高まっている。この事件で、世界的に名の知れたパレスチナの人道活動家が負傷したことも非難を大きくさせている。
イスラエルの抗弁
なおイスラエル政府は、この船団は人道援助を目的にしたものではなく、イスラエルを攻撃する意図を持ったテロリストの船であり、攻撃は正当化されるとして民間団体を非難する声明を発表した。
世界中で高まる非難
イスラエルのこのような対応もあり、世界中でイスラエルへの非難が高まっている。
まずトルコだが、トルコ政府は当初国民の怒りを静める姿勢を取り、報道機関も冷静な対応を国民に呼びかけていた。
しかし、ほとんどのイスラム系の学校は授業と試験を中止し、学生に通りに出てイスラエルに対する抗議活動に参加するように呼びかけた。これに呼応し、イスラエル大使館前には膨大な数の民衆が集まり、投石などが行われている。
このような民衆の激しい怒りに刺激され、トルコ政府も態度を一変させ、イスラエルを厳しく非難している。
アルジャジーラ、BBCなどによると、これから数日でイスラエルに対する怒りと非難は世界的なうねりとなるだろう見られている。
今回は1)公海上で、2)人道援助物資を運ぶ民間の団体が攻撃されたことで、アメリカでも大きな抗議運動が盛り上がる可能性が指摘されている。
以上である。
これから数日間のうねりを注視したい。思っても見なかったところから民衆の怒りに火がつくのかも知れない。やはり黒点増大期か?
<転載終わり>
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イスラエルが公海上で、人道援助物資を運ぶ民間の団体を攻撃したということで、イスラム諸国から厳しい非難をされているそうです。イスラエルが民間の団体を攻撃したことで、イスラム諸国だけでなく、欧米諸国からも厳しく非難されることは必至のようです。
同じタイミングで、イスラエルはイランを攻撃するために核を搭載した潜水艦を出航させたそうです。
いよいよイスラエルが戦争の引金を引いたようです。世界の世論が今後どう推移するかも、大きな問題になると思います。
●ヤスの備忘録
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