山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

銅鍋の実力テスト?

2020年10月08日 | 山菜料理
 事の始まりはマイタケ。マイタケ採りに出かける度にそれなりの収穫があるものだから、徐々に台所のスペースを圧迫し始めている。冷凍保存も着々と貯まってきたので、別の形で調理して楽しめないかと考えた。
 その結果、春の山菜とのコラボを思いついたのだ。
 何となくだけど、赤コゴミ辺りが相性良さそうな気がする。早速、乾燥保存してあった赤コゴミを戻すことにしたのだ。
 せっかく戻すんだったら、銅鍋使ってみよう。塩漬け山菜が驚異的に美しく戻ることは確かめられた。では、乾燥山菜はどうなるか。面白そうではないか。銅鍋の実力テストだ。

  ≪赤コゴミの煮物≫
 途中でマイタケの加入を諦めてしまいました。事情は後ほど。

 下ごしらえの部
 ・鍋にたっぷりの水と乾燥赤コゴミとを入れ、水に浸す。
 ・加熱し、沸騰したら火を止め、冷めるまで数時間待つ。

元の状態に戻ってきました

 ここで、実験の失敗その1に気づく。

山に生えてる赤コゴミ

 赤コゴミだと、戻しても茶色いままじゃないか。銅鍋の効果が分からん!
 ・冷めた後、水を入れ替えてアク抜きをする(赤コゴミの場合殆ど洗う程度でOK)
 ・水気を絞って寸切りにしてスタンバイ
 ここで、第2の失敗に気付く。

左が戻した赤コゴミです

 多すぎますよ。300g程ありました。・・・そうでしたね、乾燥品は戻すと10倍ぐらいに増えるんでした。この量に見合う舞茸を入れたら、すごく大量の常備菜が出来てしまう。仕上がりに自信がないのに、そんなに大量に作るわけにはいかないでしょう。
 急遽、予定を変更し、赤コゴミオンリーの山菜料理に切り替える。既に準備してあった他の素材と合流させましょう。
 ・ニンジン1/2本は千切り。油揚げ2枚(短冊)、糸コン(寸切り)は湯がいておいた。

 調理の部
 ・フライパンに油を敷いて熱し、赤コゴミ以外を入れて火を通す

 ・赤コゴミも加えてよく混ぜたら、だし汁1カップと酒醤油みりん各大さじ2を加えて、中火で炒め煮

 ・水分があらかた飛んで色づいたら出来上がり

美味しくいただけたんですけど


 当初の目的であったマイタケとのコラボは叶わず。山菜の色も、なんだかよく分からなくて、成功とは言えませんでした。
 まあ、美味しかったんだからいいってことにするしかないですかね。

 こういうこともあるさ。


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